【男女の出会いにイノベーションを】渋谷女子50人に連絡先を配ってみた
僕の名前は花道。
人の2倍の顔面積を誇っている一般人だ。
そんな僕が社長から突然呼び出されたある日の朝。
社長「花道くん、『全く新しいイノベーティブな男女の出会い』ってないものかね。そう、iPhoneみたいなね。」
花道「といいますと・・・どういうことでしょうか?」
社長「男女の出会いを増やすのって社会的意義があるじゃない。お付き合いや結婚に繋がるでしょ。」
花道「そうですね。」
社長「ただナンパはハードルが高い、出会い系とかは抵抗感がある、合コンはなんかこわい、街コンは色んな人と話すの疲れそう、みたいに既存の方法じゃあ出会えない人って結構多いと思うんだよね。」
花道「なるほど。」
社長「そこでさ、花道くん。なんか未だかつてない方法で女性と出会えたりできないかな?ちょっと考えてみてよ。」
花道「え…いやなんですけど。」
社長「考えてみてよ。」
花道「はい。」
というわけで、「全く新しい男女の出会い方を作れ」という指令で企画を作ることになりました。
こんなクソ企画に協力してくれる人はおらず、社内に取り残された僕。
う〜ん
なんかあるかな〜
男女の出会いを作る方法か〜(安心してください。履いてますよ。)
は!
思いついてしまった圧倒的施策
「ひたすらLINE IDを書いた紙を渋谷で配り続ける」なんてどうだろうか。
ティッシュ配りみたいなノリで。
1人くらい連絡してくれる人いないだろうか…!そこから運命の出会いみたいなこと起こったりしないだろうか…!
そう、名付けて「ギップ(GIVE PRIVACY)」
「やりましょう。」
そこで今回用意したのはこの紙
50枚あります。
中には僕のメッセージとLINE IDが書いてあります。
「しかし、まてよ…実際の流れを想像してみよう。ギップをして紙を渡せたとして、意外と女の子は興味本位でLINE IDを入力して検索をするところまではやってくれると思うんだよね。だけど友だち追加まではやらないはず。なぜなら個人情報を得体の知れない男に渡すのは嫌だから。ここを突破するための工夫をしないといけない…」
「そうだ!プロフィールとLINEの名前を面白くすればいいんだ!女の子が僕のIDを友だち追加欄に入力した後、ついついクリックしたくなるような面白いものに!」
そこで作ったプロフィールがこちら。
LINE IDを入力すると女の子の眼前にはこんな画像が出てきます。
修造先生
これは連絡来るでしょ。
思わず「修造わろたwwお兄さんおもしろいねww」みたいな連絡来ると思うんですよね。
戦略的には軽いノリで連絡を返してくれそうな人を中心に紙を配ろうと思う。ギャルかな…。反応率が高いところに網を張るのはマーケティングのキホン!渋谷・原宿あたりかな…!
天才的施策…!これはいけるはずだゼェ…!わくわくするゼェ…!
ぞっ
安心した僕の背筋を襲う圧倒的悪寒
ざわ…ざわ…
「ちょっと待て…俺は大きな思い違いをしているかもしれない…。そもそも紙なんてもらう人がいるのか…?冷静に考えて嫌がられるかもしれない。もっと人に喜んでもらう方法を考えなければ…!」
「そうだ!!アメだ!!紙をアメと一緒に渡したら喜んでもらってくれるんじゃないか!!」
買ってきました!
結果が全て!これは浪費ではない!戦略的投資!結果が出ればアメくらいのお金なんて秒速回収!
さあ…いくか…!
俺は世の中の出会いの概念を変える…!
渋谷に移動するぜ!!
やってきたぜ、渋谷。
ギップ王に俺はなる!(ドン!)
ヤルゾォォオオオオ!!!!
「はな…さーん…」
花道「ん…なんだあれ… 」
「花道さーん!」
「ハァッハアッ…!噂で聞きました!紙配るんですよね?あの、街で許可なしで紙を配るのは犯罪です。道路管理者や警察の許可をとらないといけません!」
「えっ」
「え、えええええーーー!!!は…犯罪だったーーー!あぶねぇーーー!」
警察に許可をもらいにいこう!
花道「すみません。」
警察「はい、どうされました?」
花道「広告じゃないんですけど、渋谷で紙を配りたくて。」
警察「何を配るんですか?」
花道「いやあの、僕の連絡先なんですけど」
警察「は?」
花道「女性との出会いを増やしたくて、僕の連絡先を配ってみようと思ったんです。」
警察「ちょっと意味が分からないので、やめてもらっていいですか。」
企画終了
燃えたよ…
まっ白に…燃えつきた…
まっ白な灰に…
結論
ナンパや街コン・合コンなど、世の中にある男女の出会いは法に触れない素晴らしい出会い方です。
もっと女の子に出会いを増やしたい…と思うそこのあなた、新しい方法などないです。おとなしく出かけよう!僕みたいになるぞ!
“イノベーティブ”の次は“クリエイティブ”で▼
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