腫れ物扱いされる人の特徴。性格や行動から自己診断してみよう!
腫れ物扱いとは?どんな意味で使われるの?
「皮膚にできた腫れ物は、触ると余計に悪化するので、そのままそっとしておいた方が良い」とよく聞きますよね。
腫れ物扱いされる人とは、触らない方がいい腫れ物を人に置き換えた言葉になります。
「関わらない方がいい」「ほっといた方がいい」と思われるような人を指すので、「腫れ物扱い」という言葉自体、良い意味では使われません。
腫れ物扱いされる人の特徴|性格や行動から自己診断してみよう!
「どんな人が腫れ物と診断されるの?」
「腫れ物扱いされる人の特徴を知りたい!」
職場や家庭内で、周りから敬遠されたりしていないか心配になりますよね。
腫れ物扱いされる人に、共通点はあるのでしょうか。
ここでは晴れ物扱いされる人の特徴をいくつか紹介していきます。
それぞれの特徴をチェックして、自己診断できるようになりましょう。
- 癇癪を起こしがち
- イライラするとものに当たる
- 怒ると口調が荒くなる
- ちょっとしたことで泣き出す
- 思ったことを口にしてしまう
- 理不尽なことばかり言う
- 後ろ盾を持っている
- すぐに人の揚げ足を取る
- 世代の違いを認められない
- 「いい人」でいようとする
- プライドが高すぎて面倒臭い
特徴1. 癇癪を起こしがち
ストレス耐性が低く、限界を超えるとすぐに感情を爆発させてしまう人っていますよね。
例えば、
- レストランで頼んだ注文が遅いと店員を呼びだして怒る
- 運転中に前の車が遅かったりするとすぐに暴言を吐く
といったように、「我慢できない!」「イライラする!」といった心理状態になりやすいです。
周囲の人達からすると、トラブルに巻き込まれそうに感じるので、遠ざけたくなってしまいます。
特徴2. イライラするとものに当たる
次のように、ものへ当たって破壊させてしまう行動は、周囲に不快な思いをさせてしまいます。
- ゲームに負けるとコントローラーを投げつける
- 壁を殴って穴を開けた
自己中心的な性格で、自分のイライラが発散できれば、ものに当たって破壊することを躊躇しません。
周りからは「あいつキレるとすぐもの壊すからな」と警戒されて、腫れ物扱いされるでしょう。
特徴3. 怒ると口調が荒くなる
街中や職場で急にガラの悪い口調になる方々もいるでしょう。
例えば、
- 自分が気に入らない人をすぐ「てめぇ!」と叫ぶ
- 顔を真っ赤にして大声で罵声を浴びせる
など、頭に血が昇ると何も考えられなくなり、口が悪くなってしまうのです。
冷静さを失った乱暴な言動に、周囲は恐怖を感じるため、なるべく関わりたくないと感じてしまいます。
特徴4. ちょっとしたことで泣き出す
いつまで経っても、くよくよと泣き続ける人っていますよね。
例えば、
- 上司から満足のいく評価をもらえず、会社のトイレに泣いたまま引きこもる。
- ちょっと注意しただけで、目がうるうるし始める。
といったような人です。
共通点としてメンタルが脆く、嫌なことや不安なことがあると、なかなか立ち直れません。
そんな人を毎回慰めたり、庇ったりする側の人からすると、「正直しんどいな」と感じて離れていくでしょう。
特徴5. 誰が相手でも思ったことを口にしてしまう
自分の立場を考えずに自由な発言をする傾向が強い人も「え?非常識すぎる」と、腫れ物扱いされやすいでしょう。
例えば、
- 嫌な上司から理不尽な無茶難題を強いられても「私こんな事するために入社した訳じゃないので」と平気で断ってしまう。
というように、正義感が強く、会社の上司や目上の先輩に対しても、自分の意見を貫き通します。
間違った内容でなかったとしても、周囲からは「私まで目をつけられて、評価が下がるじゃない」と感じて敬遠されるでしょう。
特徴6. 理不尽なことばかり言う
会社の上司から、納得できないような説教をくらうことってありますよね。
例えば、
- 昨日と今日で言っていることが真逆
- 気合いと根性さえあればどうにかなると思いがち
など、プライドが高いため、その日の気分や立場によって、ころころと発言内容が変わります。
反論しようとしても、そもそもが理にかなっていないので、「こんな人に何を言っても無駄だ」と思われ、腫れ物扱いされるでしょう。
特徴7. 後ろ盾を持っている
主張する際に自分以外の人の力を全面的に押してくる人。
例えば、相手の親が社長の場合、
「うちの親父に頼めば、どうにでもなるけどね」
などと、自分自身に強みがないので、バックに絶対的な存在がいることを全面的にアピールしてきます。
そんな人とは、何を話そうとも逆らえないので、みんな大人しくスルーするでしょう。
特徴8. すぐに人の揚げ足を取る
討論中、以下のような経験をしたことがある人も多いはず。
- あなたが投稿した過去のSNSでの発言をしつこく取り上げてくる
- 昔の失敗談を今になって再度掘り返してくる
など、常にマウントを取りたいが故に、討論相手の粗を探して周囲の印象を下げようとします。
言われる側は、いい気持ちにならないため、揚げ足とる人にはなるべく近づかないでしょう。
特徴9. 世代の違いを認められない
昔と今で、育った環境や教育方針が変わっているので、世代別で考え方に変化が生じるのは当然。
- 現代音楽や流行ファッションを受け入れられない
- 「昔は当たり前だったのに今はおかしい…」などと文句ばかり
このような方々は、考え方や価値観がその当時のままであり、時代に合わせて会話することができません。
「自分の固定概念を崩さない人にいくら言ったところで…」と、相手にする事さえバカらしくなるのです。
特徴10. 誰に対しても「いい人」でいようとする
いわゆる、八方美人な性格。
- 誰の意見にも賛成する
- 人前に合わせて平気で嘘をついたり他人のせいにしがち
このように、周りにいい顔する習慣あるため、なかなか本心を出さない傾向があります。
あなた自身、八方美人な正体に気づくと「何が本音なの?」と苦手に感じてしまうかもしれません。
しかし、周りからは嫌われていないので、自分だけ悪者にならぬよう丁寧に腫れ物扱いをするのです。
特徴11. プライドが高すぎて面倒臭い
自分の非を認めない人っていますよね。
- 自分の思い通りにならないとムスッとしてしまう
- 失敗した原因は自分でなく周りのせいにしたがる
というように、自分の名誉や立場を守るため「私は絶対に間違ったことを言っていない」といった心理が強いのです。
問い詰めても必死に否定するだけなので、周りから「面倒臭い」と思われがちになります。
腫れ物扱いされる理由|避けられてしまう原因とは?
「あの人と関わりたくないな…」
「なぜ避けてしまうのか理由を知りたい!」
腫れ物扱いされる人とは、自然と距離を置きたくなるものです。
周囲はなぜ腫れ物扱いしてしまうのでしょうか。
ここからは腫れ物扱いされる理由を4つ紹介していきます。
理由を深掘りし、避けられる原因を明確にしてきましょう。
理由1. 被害を受けたくないから
下手に近づいて視界に入ってしまうと、ターゲットにされたり暴言をくらったりと、相手から攻撃を受けやすいでしょう。
回避できるなら、なるべく避けて被害は最小限に抑えたいところ。
例えば、
- 同じ車両で暴れている人がいたので、隣の車両へ移動した
- 上司の機嫌が明らかに悪いので報告は明日に回して、早めに退社する
といったように、「近づいたら危ない」という心理が自然と行動として表れるので、付かず離れずの距離を保つのです。
理由2. 面倒ごとに巻き込まれたくないから
長時間相手を慰めていると、こちらも精神体力ともに疲れるし、時間が奪われてしまいますよね。
例えば、仕事で疲れて早く家に帰りたいのに、知人から「彼氏の愚痴を聞いてほしい!」等のLINEが送られてきたとします。
このような場合、つい既読スルーしたくなりますよね。
「面倒なことに時間を費やしたくない!」という気持ちが勝り、見て見ぬフリをしがちになるものです。
理由3. 同類だと思われたくないから
距離を縮めすぎると、周囲から「あの人も同じ仲間だ」という印象を与えてしまいます。
自分までも腫れ物扱いされる立場にならないように、なるべく避ける行動をとるでしょう。
- 腫物扱いされる人と帰宅時間が重なり、一緒に帰ろうと誘われそうなので、わざと時間をずらした。
- 昼食時に隣同士空いている席に座ると腫物扱いされるが隣に来て、同類と思われてしまうから、あえて一人分の席しか選ばない。
このように同類だと思われたくないので、警戒する心理が働き、適度な距離で関わるようになるのです。
理由4. 心から信用できないから
裏がありそうな人に自分の本心を話してしまうと、周囲に言いふらしたり、弱みを握られたりするので、警戒する必要があります。
「この人に愚痴を言ったら、この後本人へ伝える可能性がある」
「相談にのると見せかけて何か見返りを求めているのでは?」
といったような心理でいるため、挨拶や返事など最低限のコミュニケーションしかとらないのです。
腫れ物扱いされた時の対処法|嫌われ者から抜け出す方法を解説!
「みんなから距離を置かれているかもしれない…」
「腫れ物扱いされた時って対処法あるの?」
診断して、腫れ物扱いされているとわかったら、どう行動して良いかわからないですよね。
ここからは、腫れ物扱いされた時の対処法を5つ紹介していきます。
対処法をそれぞれチェックして、嫌われ者から上手く抜け出しましょう。
対処法1. 自分からは関わりに行かない
周囲の人間は、あなたと関わりたくないと感じているため、あなた自身から関わろうとしたところで、ウザがられるだけです。
じっとして、時間で解決させた方が賢明と言えますよ。
次のような行動を心がけましょう。
- 食事や休憩時間中は誰かと話したりせずに大人しくしてる
- 返事や挨拶など必要最低限のコミュニケーションしかとらない
「そういえばこの間さ…」「昨日のテレビ見た?」など話したい話題があっても抑えて、基本一人で過ごすようにするのが賢明です。
対処法2. 仕事で成果を出して認めてもらう
自分の良さを口で全面的にアピールしたところで、信じてもらえないので効果はありません。
仕事で成長を見せることで、「こいつ変わったな」と周囲が認め始めると、徐々に接し方もマシになるでしょう。
- 仕事場では報連相をしっかり意識する
- 納期や仕事の質はきちんと言われたこと守る
このようなことを意識して仕事に取り組みましょうね。
ただし成果が出たからといって調子に乗ると、再度ウザがられるので注意です。
対処法3. 小さな気配りを心がける
自分から積極的に気が使えるようになると、周囲からの印象も変わってくるでしょう。
今まで周りへの気配りができていなかった分、周囲に負担をかけてしまっていたのです。
相手を思いやる行動をとれば、相手も以前より接しやすくなるはずですよ。
次のようにして気配りを心がけましょう。
- 掃除やゴミ捨てなど進んで行う
- 自分の仕事が先に片付いたら、周囲の残件を手伝う
「しょうがないからイヤイヤやってます」というような態度で行ってしまうと、印象を悪化させてしまうので、低姿勢で引き受けましょうね。
対処法4. 論理的に会話する
感情に任せた発言は、筋が通っていないので、「この人じゃ話が通用しない」と諦められてします。
倫理的に話をすることで説得力が増し、さらに自分が間違っている点も認めざる得ないので、相手にも嫌な印象を与えません。
- 相手に伝えたい内容を事前に整理しておく
- 「いつ」「誰」「なぜ」を意識する
このような会話を意識してみましょうね。
「自分は好きじゃない」「なんとなく思った」などの主観的な感情を入れると説得力がなくなるので控えましょう。
対処法5. へりくだった態度で接する
ムスっとした態度や上から目線の態度を続けてしまっては、いつまで経っても腫れ物扱いのままですよ。
へりくだった態度をすることで、「最近この人、丸くなったな」と思ってもらえます。
例えば、
- 口の広角を上げて表情をやわらかくする
- 「さん付け」や「です」「ます」などの敬語を意識する
といった方法で、相手を敬う態度に変えましょう。
「お前」や「やっとけよ」といった、相手を不快にさせる言動は厳禁です。
腫れ物扱いされる人への接し方|腫れ物の上手な扱い方とは?
「あの人しつこいからあまり関わりたくないな…」
「腫れ物を上手に扱う方法ってないのかな?」
話しかけられても、完全に無視する訳にもいかないし、どう接して良いか悩んでしますよね。
ここからは腫れ物扱いされる人への接し方を5つ紹介していきます。
接し方を理解して、上手に付き合っていきましょう。
接し方1. できるだけ二人きりにならないように気を付ける
1対1で接してしまうと、イライラによる被害などを全て一人で請負うことになるため、ダメージもそれなりに大きいです。
複数人で接すれば、その分負担も拡散されるので、集中攻撃を受けるリスクは少なくなります。
そこで、次のように接していきましょう。
- 「ごめん、今度みんながいる時に来れるかな?」と言って、その場を離脱
- 目があったら、近くの複数グループの輪に入る
そうすることで、二人きりの状況を極力回避することが可能になりますよ。
接し方2. 笑顔で接する
腫れ物の扱い方として有効なのが、相手の気分を害さないことであるため、接する際は笑顔を意識してくださいね。
あなたが笑顔でいると、向こうからの印象も良くなり、良好な関係をつくりやすくなりますよ。
- 表情をやわらかくしニッコリ顔を常に意識する
- 目を見て相槌をとりながら話を聞く姿勢をつくる
このようにして、相手を迎え入れましょう。
「うわ、来たよ」といった感情が表情に表れないように注意が必要です。
接し方3. 相手の失敗を責めすぎない
イライラしてしまったり、泣き出してしまったりと、自分の感情をコントロールすることを苦手としています。
相手が失敗してしまっても目を瞑ったり、優しい言葉でアドバイスを送るなどして、メンタルを傷つけないようにしましょう。
例えば、
- 「最初だからしょうがない、次から気をつけて」などと特別に許す
- 「今度からこういうやり方で行こう」と対策を提案する
といった感じでやり過ごせば、何事もなく平和に終わらせることができますよ。
結果はどうあれ、ソフトな言葉遣いを意識してくださいね。
接し方4. 業務外で会話をしてみる
シャイな性格で自分の考えや潜在能力をうまく現場で発揮できないことが原因で、周りから腫れ物扱いされるケースもあります。
職場の雰囲気が相手をダメにさせている可能性もあるので、ここは一旦会社から抜け出して彼の話を聞いてみるのも手です。
- 仕事終わりに飲みへ誘ってみる
- 休日の過ごし方や、趣味の話をしてプライベートを探ってみる
以上のように接することで、意外に普通の人だとわかるかもしれません。
普段聞けない話を引き出したいので、仕事の話はなるべく避けましょう。
接し方5. 危ない雰囲気を感じたら近寄らない
腫れ物扱いされる人は、我慢できなくなると、何をしでかすかわかりません。
「今日機嫌悪いな」「今日やけに物静だな」と感じたら、近づかないことが一番です。
次のような仕草は、何か感情が乱れている際の表れ。
- いつもより独り言が多い
- 貧乏ゆすりが激しい
- 舌打ちが多い
- 口数が少なく、単純な返事しか返さない
といったポイントをチェックすることで、危ない日を見極めることが可能です。
「可哀想だから声をかけてみよう」という情は禁物ですよ。
腫れ物扱いされる人の特徴を踏まえて、人生の役に立ててみて。
腫れ物扱いされる人は、周囲から敬遠されるいくつかの共通点があります。
職場や家庭内での何気ない行動が避ける原因を作ってしまうのです。
本記事を読んで「自分は職場や家庭で腫れ物扱いされてるかもしれない…」と思った方も多いのではないでしょうか。
周りはなぜ避けるのか、どう見られるのかを一歩引いて見つめ直してみましょう。
みんなが気を遣うことなく、ありのまま楽しい日常が送れると良いですね。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!