ブッシュクラフトナイフのおすすめ集|バトニングに最適な人気モデルを解説!
ブッシュクラフトナイフとは?
ブッシュクラフトとは、必要最低限の道具でキャンプする技術を意味し、焚き火や釣りなどもブッシュクラフトと言われています。
そんなブッシュクラフトの中で使うための道具が、ブッシュクラフトナイフ。
ブッシュクラフトナイフとは、キャンプなどのアウトドアで使用するナイフの一種で、特にバトニング(薪割り)やフェザリング(着火用に燃えやすい木に仕上げること)、料理に活用します。
アウトドアレジャーでより自然に則した暮らしを楽しみたい人には、ブッシュクラフトナイフは必需品といえるでしょう。
ブッシュクラフトナイフの選び方|購入する前に確認すべき点とは
キャンパーから人気が高いブッシュクラフトナイフ。専門性の高いアイテムなので、初めてブッシュクラフトナイフを選ぶ人は何を気をつければいいかわからないのではないでしょうか。
そこでまずは、ブッシュナイフの選び方を解説していきます。
ブッシュクラフトナイフとは、どんなポイントに気をつけてチョイスすべきアイテムなのでしょうか。
ブッシュクラフトナイフの選び方1. サイズ|初心者は刃渡り10〜15cm程度がおすすめ!
「バトニングのためにナイフを買ったのに、うまくできない。」ブッシュクラフトナイフでよくある失敗です。これを防止するには、選ぶ際にサイズを意識すること。
コンパクトなナイフは持ち運びやすくて快適ですが、小さすぎるとバトニングの際に刃が木に埋もれてしまいます。とはいえ大きすぎるナイフは扱いが困難です。
入門用なら刃渡り10~15cmの商品が無難でしょう。
実物を確認できない通販でナイフを選ぶ際は、サイズ表記をしっかり確認するように。その上で自分に合った大きさのものを買うといいでしょう。
ブッシュクラフトナイフの選び方2. 刃の厚みは3.5mm以上あると安心!
ブッシュクラフトナイフで大事なサイズは刃渡りだけではありません。
刃の厚みにも気をつけないと、バトニングで刃が木材に負けてポキッと折れてしまうかも。
ブッシュクラフトナイフの厚みは2~4mm程度がメジャーです。目安としては3.5mm以上もあれば十分に丈夫といえます。また、根本から刃先まで厚さが均一だと頑丈で折れにくいですよ。
バトニング中に刃が折れると大きな怪我にも繋がります。トラブルを未然に防ぐためにも、3.5mm以上の厚みがあるナイフを選ぶのがおすすめ。
ブッシュクラフトナイフの選び方3. 刃の形状による特徴を把握して選ぶ
ブッシュクラフトナイフはブレードの形によって種類分けされています。これをチェックしないと、うまく薪が作れない可能性が。
ブッシュクラフトナイフの形状は大きく分けて
- コンベックスグラインド
- スカンジグラインド
の2種類。どちらにも向き不向きがあり、目的に合わせた使い分けが大事です。
次の項目からそれぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
堅い木材でもバトニングがやりやすい「コンベックスグラインド」
刃がハマグリのように丸みを帯びているコンベックスグラインド。斧でもよく見られる形状です。
コンベックスグラインドの特徴は丈夫さ。滑らかな曲線を描いているため刃が引っかからず、刃こぼれしにいのがメリットです。ただし切れ味がイマイチで研ぎが大変という難点も。
刃の剛性が高いタイプですので、堅い木材で薪割りをするならコンベックスグラインドが良いでしょう。
初心者にもおすすめの「スカンジグラインド」
刃がストレートに尖っており、鋭いエッジが効いたスカンジグラインド。ブッシュクラフトが発展したスカンジナビア地方で編み出されました。
スカンジグラインドの利点は扱いやすいこと。木材によく食いこみ、繊維を押し出すように切るので薪割りに適しています。さらに刃がまっすぐなので研ぎが簡単なのも◎。
実用性とお手入れのシンプルさがウリの形状。
初めてブッシュクラフトナイフを使う初心者にぴったりといえるでしょう。
ブッシュクラフトナイフの選び方4. ナイフの構造|バトニングならシースナイフがおすすめ!
サイズや形状をチェックしても安心しないように。ブッシュクラフトナイフを選ぶ際は、ナイフの構造にも気を配らないとバトニング中に刃が折れるなんてトラブルが起きることも。
ブッシュクラフトナイフには、丈夫な「シース」と折りたたみ式で携帯に便利な「フォールディング」があります。
シースタイプの中には、ハンドルで刃を挟んでさらに剛性を上げたフルタング構造のアイテムも。バトニングは見た目よりハードな作業ですので、丈夫で木材の強度に負けないシースナイフがおすすめですよ。
ブッシュクラフトナイフの選び方5. 素材をチェック|メンテナンスが楽なステンレスor切れ味が良いカーボン
サイズや形状、構造を吟味しても「思っていたより切れない」「すぐ錆びてだめになる」といった失敗はありえます。これを避けるには、素材にもこだわってみてください。
ブッシュクラフトナイフの素材でメジャーなのは「ステンレス」と「カーボン」の2つ。
ステンレス
錆びにくくメンテが簡単だが、切れ味はそこそこカーボン
よく切れるけど、手入れを怠るとすぐ錆びてしまう
どちらも一長一短ですので、メンテの難易度や求める切れ味をよく考えてから選ぶと良いでしょう。
ブッシュクラフトナイフのおすすめ10選|アウトドアで大活躍のブッシュクラフトナイフを紹介
薪割りに料理にキャンプで便利なブッシュクラフトナイフ。国内外問わず様々なメーカーが売りだしているため、どれを買えばいいかわからない人もいるはず。
そこでここからは、人気の高いおすすめブッシュクラフトナイフを厳選してご紹介します。
ぜひ自分に合ったブッシュクラフトナイフを選ぶ参考にしてくださいね。
ブッシュクラフトナイフのおすすめ1. APECTY シースナイフ
- フルタング構造で刃が固定されており、力加減が楽で使いやすい
- 滑り止めハンドルがついているのでグリップ力が高く、手が滑らない
- ブレードに黒化処理を施しているので、錆びにくく長持ちしやすい
初心者にとってまず気になるのは、ナイフを上手に扱えるかどうかですよね。せっかくブッシュクラフトナイフを買ってみても、本番でうまく使えなかったら目も当てられません。
APECTYの『シースナイフ』は、ブレードをハンドルで挟みこんだフルタング構造のナイフ。刃がしっかり固定されて力を入れやすいため、切れ味が鋭くスムーズに作業できますよ。
初めての薪割りはなにかと勝手がわからないもの。そんな時でも、自分に合った力加減で使いこなせるナイフが欲しい人にぴったりですね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:90 (mm) / 3 (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:ステンレススチール
- 構造:フルタング
ブッシュクラフトナイフのおすすめ2. MOSSY OAK ナイフ シースナイフ
- Amazonで高評価レビューが多い商品で、定番アイテムが欲しい人にぴったり
- ブレードをグリップで挟んだフルタング構造のため、頑丈で壊れにくい
- 収納用シースはベルトにつけられるので、持ち運びやすく負担にならない
ブッシュクラフトナイフと一口にいってもその種類は多種多様です。「無難に使えそうな定番のブッシュクラフトナイフってないの?」そう考える人もいるはず。
MOSSY OAKの『シースナイフ』は、Amazonでレビュー数、評価値ともに非常に高い人気アイテムです。ステンレス製なので扱いやすく、ベルトにつけられるシースで持ち運びが便利なのも◎。
加えて、約2,000円と安いのも良いですね。バトニングで使いやすくて、この値段ならコスパが高いと評判。
クセが少ないナイフですので、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えてくれるアイテムです。ブッシュクラフトナイフ選びで失敗したくない人におすすめ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:100 (mm) / 3.2 (mm)
- 形状:ドロップポイント
- 素材:ステンレス鋼
- 構造:フルタング
ブッシュクラフトナイフのおすすめ3. モーラナイフ MORAKNIV ブッシュクラフト サバイバル オレンジ 12051
- シースにファイヤースターターがついており、ナイフで着火したい人に人気
- 刃を研げるダイヤモンドシャープナーがついてくるので、研石を用意する必要がない
- 丈夫なステンレススチールで切れ味がよく、バトニングがスムーズにおこなえる
原始的な火打ちでの着火はキャンパーの憧れです。ブッシュクラフトナイフでスマートに火を起こせたら素敵ですよね。
モーラナイフの『MORAKNIV』は、シースにファイヤースターターがついた商品。ファイヤースターターをナイフと擦り合わせることで火花を散らせますので、紙や麻に飛ばせば誰でも簡単に着火ができる優れものです。
キャンプのだいご味である焚火。
「ライターやボンベで火をつけたらせっかくの風情が台無しだ。」そう考える人にぴったりなアイテムですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:109 (mm) / 3.2 (mm)
- 形状:ドロップポイント
- 素材:ステンレススチール
- 構造:シース
ブッシュクラフトナイフのおすすめ4. モーラ・ナイフ Mora knife Bushcraft Black
- カーボン製なので新品でも切れ味がよく、研ぎ方がわからない初心者にぴったり
- ステンレスと比べて丈夫なので、ドンドン使っても長持ちしやすい
- 持ち手部分がラバーで作られているため滑りにくく、使いやすさ抜群
アウトドアに便利なブッシュクラフトナイフですが、そのほとんどが買ってすぐは使えません。研石などで刃を研ぐ必要があり、やり方がわからない人は買いづらいですよね。
モーラ・ナイフの『Bushcraft Black』はカーボン製のブッシュクラフトナイフです。新品の状態でも切れ味が非常に良く、研がずにそのままバトニングに使えます。
ナイフを研ぐのは初心者にとってハードルが高いもの。研ぎ方がわからない人は、入門用として『Bushcraft Black』がおすすめですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:109 (mm) / 3.2 (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:カーボン
- 構造:シース
ブッシュクラフトナイフのおすすめ5.NedFoss サバイバルナイフ
- 頑丈なハイカーボンスチールで作ったナイフなので、切れ味抜群
- 刃の形状がスカンジグラインドなので薪を細くしやすく、バトニングにうってつけ
- 右利き左利きどちらでも使いやすいフィンガーグルーブ付き
ナイフに求める性能はやっぱり切れ味。切れにくいナイフで何度もチャレンジして、作業がちっとも進まないとイライラしてしまいます。
NedFossの『サバイバルナイフ』は、刃をハイカーボンスチールで仕上げたフルタング構造のブッシュクラフトナイフ。通常のカーボンナイフより頑丈で切れやすく、太い薪にもしっかり食いこみます。
切れ味抜群と口コミでは高評価で、キャンパーから非常に良い評判を集めていますよ。
「バトニングを楽にこなしたい」「料理の食材切りをスムーズに!」そういった希望をお持ちの方は、切れ味が鋭いこちらのアイテムがぴったりです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:146 (mm) / ー (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:ハイカーボンスチール
- 構造:フルタング
ブッシュクラフトナイフのおすすめ6. MOSSY OAK シースナイフ
- デザイン性が高いおしゃれなナイフなので、他人に見られるキャンプでも使いやすい
- 指をかけられる滑り止めハンドルなので、手が滑るトラブルが起きにくい
- 刃が厚さ3.5mmと肉厚なので刃研ぎがしやすく、手入れが簡単
ブッシュクラフトナイフは使いやすさが重要ですが、デザインの良さも気になるところ。おしゃれなナイフだと大変な薪割りや料理にも楽しく取り組めそうですよね。
MOSSY OAKの『シースナイフ』は、見た目のカッコよさを重視したナイフ。グリップ部分がシックな木材で高級感があります。グリップエンドの紐穴も鋭い形状がスタイリッシュでカッコイイですよ。
みんなで楽しむ機会も多いアウトドアレジャー。「友達に見られるからカッコよさにこだわりたい!」そんな人からの人気が高いアイテムですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:115 (mm) / 35 (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:ステンレス
- 構造:シース
ブッシュクラフトナイフのおすすめ7. MOSSY OAK シースナイフ
- 2000円程度とブッシュクラフトナイフとしてはかなり安いので、予算を抑えたい人に人気
- フルタング構造で長持ちしやすいので、コスパが高めでお得
- ベルトにつけられる収納用シースがついてくるので、持ち運びが楽ちん
新しいアイテムを選ぶ上でどうしても気になるのがコスパですよね。「安い上に長持ちするブッシュクラフトナイフが欲しいな」そう考える人もいるのではないでしょうか。
MOSSY OAKの『シースナイフ』は、2000円台と安い値段で購入可能なブッシュクラフトナイフです。フルタング構造なので耐久性が高く、キャンプから釣りまで様々なアウトドアで使いこめます。
2000円台と比較的安く、耐久性も高いお得なナイフです。長持ちでコスパに優れるブッシュクラフトナイフを手に入れたい人におすすめ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:135 (mm) / 35 (mm)
- 形状:コンベックスグラインド
- 素材:ステンレス
- 構造:フルタング
ブッシュクラフトナイフのおすすめ8. MOKI(モキ) MK-610J フォールディングナイフ きたきつね かりん MK-610J
- 岐阜県の老舗メーカーが贈る日本製ナイフなので、質が高く安心感がある
- 片手で扱いやすく、折りたたんで持ち運びも簡単なフォールディングタイプ
- 切れ味とデザインのバランスが良く、両方に高いクオリティを求める人におすすめ
ブッシュクラフトナイフは海外メーカーが主流のアイテムです。海外メーカーは安い商品が多い一方、粗悪な素材を使っている場合も。そのため海外メーカー自体を避けたい人も少なくありません。
モキの『MK-610J フォールディングナイフ』は、岐阜県のメーカーが売りだす日本製のナイフ。木製グリップを稀少な花梨の瘤木で作るなど、厳選素材のみで製造。無駄のないデザインと鋭い切れ味を両立しました。
「海外メーカーは怖いから、安心できそうな日本製が良いな。」そんな人からの人気が高い逸品ですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:63 (mm) / 23 (mm)
- 形状:ドロップポイント
- 素材:ステンレス鋼
- 構造:フォールディング
ブッシュクラフトナイフのおすすめ9. NEDFOSS フルタングナイフ
- 錆びにくいステンレス素材を使っているので、湿気に強く雨天や河川での作業にぴったり
- ハンドル部分が軽くて丈夫なので取り回しがよく、初心者の入門用に最適
- 収納用のシースはベルトに付けられるので、携帯しやすくキャンプで便利
ナイフの天敵である錆。切れ味が落ちるだけでなく、耐久性も大きく下がってしまう厄介なトラブルです。「ちょっと使っただけなのに、錆びついて切れなくなった!」こんなの嫌ですよね。
NEDFOSSの『フルタングナイフ』は、ステンレスの中でも特に錆びにくい「8Cr13Mov」を使ったナイフです。刃がしなやかで耐久性があるので、キャンプから家庭の調理まで幅広く扱えるマルチさも◎。
濡れても錆びず長持ちしやすいブッシュクラフトナイフです。河川などの水辺や湿気の多い場所での作業を考えている人にうってつけ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:100 (mm) / ー (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:8Cr13Mov(ステンレス)
- 構造:シース
ブッシュクラフトナイフのおすすめ10. Umi(ウミ) フォールディングナイフ
- シースナイフと比べて小ぶりで軽く、刃物が苦手な人でも扱いやすい
- 折りたためるフォールディングタイプなので、持ち運びが簡単
- 2000円で買えるので、安いブッシュクラフトナイフを探している人にうってつけ
薪割りから料理まで幅広く使えるシースナイフ。ですが、サイズが大きく重量感もあるため、恐怖から使用をためらう人もいるのではないでしょうか。
ウミの『フォールディングナイフ』は、刃渡りが90mm程度の小ぶりなフォールディングナイフです。重さも130gと非常に軽く、折りたたみ式なので、使わない時は刃をハンドルにしまえます。
軽くて小さいので、刃物の恐怖感を減らしやすいアイテムとなっています。「刃物が苦手だけど、キャンプで使わなきゃいけない」そんな人はこちらを試してみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 刃渡り / 厚さ:90 (mm) / 3 (mm)
- 形状:スカンジグラインド
- 素材:ステンレス鋼
- 構造:フォールディング
バトニングやフェザリングなどを楽しむために、お気に入りのブッシュクラフトナイフを持っておこう!
キャンプでコンロやチャッカマンを使うのも悪くありませんが、どうしても風情が失われてしまいます。
ブッシュクラフトナイフを活用すれば薪を割って焚火ができます。原始的な手法で火を起こせば、大自然に囲まれたアウトドアの醍醐味をより楽しめるようになります。
ぜひ自分に合ったブッシュクラフトナイフを駆使して、素敵なブッシュクラフトを満喫してくださいね。
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