「いい人止まり」のフツメン男子が、恋愛経験多めの”微モテ女”と付き合うまでの実話
いい意味で単純な男性にとって、複雑すぎる女子の女ゴコロは理解不能でしょう。
もう付き合ってるだろ、と思うくらい仲が良かったあの子は、なぜ結局付き合ってくれなかったのか……?
デート中によく笑ってくれて、手ごたえあったのに、デート後、LINEが既読スルーされた……。
と思いきや、コロナ禍で出会った可愛い子がデートの誘いに乗ってくれたり、イケなそうと思っていた女の子をなぜか持ち帰れたり。
恋愛では、男性には理解できないことがたくさん起こります。でも、ちゃんと理解しないと、失敗も成功も次に活きる教訓として残りません。
次々と移り変わる“女ゴコロ”は、女の口でしか語られないもの。難解すぎる。
こんにちは。パパ活も水商売もやったことない普通の恋愛ライター・ミクニシオリです。
学生時代に学んだ心理学を活かした一般人取材を得意とし、ライター活動をはじめて4年目。
特に女性に関しては、婚活戦士からホス狂い系メンヘラ、高齢処女、1000人斬りのAV女優まで、さまざまな女性の生き様、心情、人生観をヒアリングしてきました。
だからこそ、私には分かる。
ビッチからピュアまで、世の中のいろんなタイプの女子の気持ちが分かるんです。
ここから私が教えるのは、分かりやすいモテテクではありません。
ワンナイトラブを繰り返したいだけなら、小手先だけのテクニックで有効かもしれないけど、やっぱり、本命の相手だとそうはいかない。
大切なのはモテテクじゃなくて、“女ゴコロ”。
出会いたて、付き合いたては小手先のモテテクでも乗り切れるかもしれない。でも、それだけじゃあ長続きする恋愛には発展しません。
最初に背伸びしすぎるとハードルが上がった状態で交際することになりますし、ボロが見えると減点されていってしまいます。
そして「付き合ってみたら、なんか違かった」と2ヶ月でソッコー別れる羽目になるワケ。
女ゴコロを理解すると、彼女はできます。
みんな理解せずに行動するから、好きだった彼女が知らんうちにメンヘラになったり、初対面では好感触だったのに3回目のデートが終わった頃にはLINEが返ってこなくなったりする。
「女ゴコロなんて一生よくわからん」と思っている男性も、安心してください。
一般女性がガチで恋に落ちちゃった瞬間や100年の恋も冷めた瞬間を、具体的なエピソードで明かします。
複雑な女ゴコロを一緒に理解していきましょう。
恋愛経験豊富な28歳女子が、マッチングアプリで”フツメン”と付き合った話
今回のエピソードは私、ミクニの体験談です。
これまで付き合った彼氏の数は10人程度。
爆モテするほど美人ではない自負がありますが、まあそれなりに恋愛経験を積んできている、よくいる”微モテ女”だと思ってもらえれば分かりやすいです。
そんな私の、最初ナシだった男性が急に”アリ”に変わっちゃった経験談をお送りします。
コロナ禍のマッチングアプリで出会ったAさん(東京都・28歳)は、身長が165cmないくらいで、パンサーの向井さんにワンパン入れたような顔をしていました。
まあ、生理的に無理と思うほどでもなく、いわゆるフツメンに分類される男性です。
まず、女性は外見に高すぎるハードルを設定しない人が多いです。外見に対しては「こういうタイプじゃないと無理」ではなく「これ以下は無理」と考えています。
それが、女性が男性に求める“清潔感”の正体だったりします。顔がすごくかっこいいかどうかより、髪がきちんとセットされているか、太りすぎていないか、とか……。
そういう最低限のハードルを当たり前にこなしていることの方が重要です。
外見が自分の理想ではなくても、清潔感さえ保てていればストライクゾーンに入るという女性は多いもの。
Aさんも清潔感は問題なかったため、一応外見のハードルはクリアできている状態でした。
あとはどれだけ、内面や会話で追加点を上げてくれるのかにかかってきます。
イケメンよりもフツメンのほうが、女性の心をほぐせる
とはいえ、マッチングアプリや友だちの紹介などの縁のうす〜い出会いだと、ここから先が難しかったりします。
共通の知り合いも少なかったりいなかったりで「超会話盛り上がる」ということはなかなか起こりません。
しかも、ここでいう「会話が盛り上がる」って、男性が飲み会でよくやる、お話上手くんの演説フィーバーみたいなのとも違かったりします。
20代後半以上の妙齢女性なら、語ってくれる内容が面白いかどうかより、気持ちよく会話のキャッチボールができるかどうかを重視していることの方が多いのです。
その男性ももれなく、超会話が盛り上がる、という感じでもありませんでした。
でも「簡単に揺れ動いちゃう女ゴコロ」のおかげで、私はその男性と付き合うことになるのです。
外見が好みではなかったおかげで、「イケメンといる」という緊張感は私の心にありませんでした。
自分の外見に自信満々という子でなければ、普通で親しみやすいくらいの外見の男性との方が緊張せず話ができるという女性は多いものです。
自分や相手の恋愛遍歴の話や好きなタイプなど、私も特に気を遣わず思ったことを話しました。
だからこそ、初対面でも自分のペースで会話することができましたし、仲良くなるのは早かったような気がします。
これは経験則なのですが、いわゆるイケメンに分類される人ほど、会話のキャッチボールが苦手な人がけっこう多いです。
たぶん普段「自分から話を上手に聞こう」なんて考えなくとも、女性の方から寄ってきてくれるからなのでしょう。なので、会話のスムーズさという意味でフツメンに軍配が上がるのは珍しくありません。
ただ、このパターンの場合「結局友だち止まり」になってしまうことも多いのですが……
ここからは、お相手男性の無意識の快進撃で、いい人止まりにならずスピード交際に至ったのです。
結婚願望の強い女は「誠実かどうか」をしっかり見ている
とはいってもAさんは、なにか特別なモテテクを披露したわけではありませんでした。
こちらの予定に合わせてデートを組んでくれたり、デートプランを率先して考えてくれたり、おいしいごはんを探しておいてくれたり……
そういう地道なアプローチを受けた時に「ああ、長く付き合えるのって、こういう人なんだろうな」という安心感がありました。
結婚願望のある女性の場合、アラサーにさしかかると自身の恋愛観を見直すタイミングがやってきます。
これまでそこそこモテてきた、という女性でも「追う恋愛はもう疲れた」「私を好きになってくれる人がいい」と堅実に考え始めたりするようになります。
だから、初対面で出会った特にタイプでもない男性が自分のためを思って、付き合ってもいないうちに尽くすように振る舞ってくれることが嬉しかったのでした。
小手先のモテテクではなくシンプルに私を思って接してくれているように見える態度。
この姿勢が、アラサー女性にとっては「この人、私のことを幸せにしてくれる人かも」という強みに見えたのです。
「女なんて、尽くしてやったところで結局振り回されるだけ」と考えている男性もいるでしょう。たしかに一生、そうやって生きていく女性もいます。
でも、恋愛経験がしっかりあって、かつ結婚願望もある女性は「今まで振り回される刺激的な恋愛ばかりしてきたけど、そういうのもうコリゴリ」と思っていたりするのです。少なくとも私の場合、28歳時点でそう考えていました。
それなりの外見でコミュ力も普通にある女の子に、マッチングアプリやナンパで出会ったと仮定します。すると、そういう女の子は本に載っているようなレベルのモテテクを披露され尽くしている可能性があります。
東京でそこそこ恋愛してきただけの”微モテ”の私ですら、男性が「これ言ったら嬉しいんだろ」という顔をしているのに気づくことも多いです。
だからこそ、こじらせて見えないフツメンの愚直な姿勢が私の中でとても希少価値が高く思えたのです。
スマート風な男に慣れている微モテ〜モテ女に対しては、あえてスマート風に気取らない方が、他の男性との差別化になることもあるということです。
「いい人止まり」にならない男性の言動
Aさんの愚直な姿勢は計算ではなかったと思いますが、デートの場所や内容も私に合わせてくれました。その結果、恋愛的に大きな魅力を感じなくともなんとなく交流が続きました。
この時点で「いい人だし、付き合ったら幸せになりそう」とは思いながらも、決め手に欠けるという状態でした。
“3回目のデートで告白”というのは初対面からの交際だとよくあること。Aさんもちょうど3回目のデートで告白してくれました。
けれど、どこまで行っても決め手に欠けていたので、返事は言い淀んでしまいました。
「いい人止まり」の男性がよく陥ってしまう落とし穴。
自分に都合よく振る舞ってくれる人のことを“いい人”と思っても、“恋愛的にいい人”なのかよく分からなくなる……女性にとってよくあることです。
しかし……
Aさんは、“ある言動”で「いい人止まり」から抜け出します。それは……
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