知らないと怖い「離婚とお金」の話。小室哲哉・KEIKO夫妻の泥沼離婚、動いた慰謝料はいくら?
こんにちは。離婚専門ライターの丸井と申します。
この連載では、誰もが知っている有名芸能人の離婚や浮気などの問題を通して、離婚にまつわるお金の動きを弁護士先生と協力して解説していきます。
多くの日本人はもっと離婚について詳しくなるべき
あなたは何組に1組のカップルが離婚するか知っていますか?
その数、なんと3組に1組。
そして離婚率はいまも増加傾向にあります。
そんな事実があるにも関わらず、離婚に潜むお金のリスクはあまりにも知られていません。
特に男性はお金を支払う可能性が高いので、離婚した時のお金のリスクには詳しくなっておくべきです。
今回の離婚分析は、YouTuber弁護士で有名な岡野タケシ弁護士に監修や解説もお願いしています。
Youtuberラファエルさんの弁護士としても有名な方ですね。
タケシ先生
よろしくお願いします!
ではさっそく、芸能人の事例を元に離婚について理解を深めていきましょう。
第2回の離婚分析の題材にさせていただくのは、誰もが知る音楽プロデューサー「小室哲哉」さんと、人気音楽グループglobeのヴォーカリスト「KEIKO」さん。
2021年2月末に2人の約3年にもおよぶ離婚闘争にようやく決着がつきました。
もともと2人は、離婚する際のお金問題で関係をこじらせていました。
具体的には、KEIKOさんが「生活費を払ってほしい」と言ったところ、小室哲哉さんは1億の収入があると言われているにも関わらず、KEIKOさんに「年収は600万円しかない」と主張。そして提示した生活費は月額8万。
タケシ先生
これは、KEIKOさんも簡単に納得できるはずもありませんよね。
両者の話が噛み合わず、離婚するまでに3年もの時間がかかってしまいました。
小室哲哉さんの主張は適切だったのか?この間にどのようなやり取りが繰り広げられたのか?またどのようにお金が動いたのか?をこちらの2人のケースを分析し、離婚とお金の問題について理解を深めていけたらと思います。
小室哲哉さんの資産状況が複雑なので、3つのパターンを想定します。
小室哲哉さんについて調べてみましたが、「借金があるのでは?」など不確かな情報が多かったので、今回は3つのパターンを想定して、離婚にまつわるお金の問題について知識を深めていけたらと思います。
パターン① KEIKOさんの主張が正しいケース
・小室哲哉さんの年収は1億円
・KEIKOさんは病気のため収入は0円
・結婚後2人で作った資産(貯金や株など)は3億円
タケシ先生
結婚後2人で作った資産とは、ほぼ小室さんが稼いでいるとしても、2人で作った資産ということになります。
パターン② 小室哲也さんの主張が正しいケース
・小室哲哉さんの年収は600万円
・KEIKOさんは病気のため収入は0円
・結婚後2人で作った資産(貯金や株など)は2,000万円
パターン③ 小室哲哉さんの収入がパターン②よりも多く、かつKEIKOさんも少額稼いでいる場合
・小室哲哉さんの年収は2,000万円
・KEIKOさんは印税で年収400万円
・結婚後2人で作った資産(貯金や株など)は5,000万円
タケシ先生
今回は芸能人の離婚問題から、離婚の仕組みを学ぶことが目的なので、情報の正確性は保証しておりません。
離婚にまつわるお金の問題を完全理解しよう!
この続きを読めば、離婚にまつわるお金の問題が完全に理解できます。
・もし自分が離婚したらいくら払わないといけないのだろう?
・小室哲哉さんはKEIKOさんにいくら払ったと予測されるのだろう?
と離婚とお金について知りたい方は、ぜひこの続きをご覧になって下さい。
今回の争点となるのは『財産分与』と『婚姻費用(コンピ)』
さて、お金の問題でもめていた2人ですが、そもそも
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