「頑張れ」は逆効果?NGワード?代わりに使える相手を励ます言葉10選
「頑張れ!」と言われたらどう思うの?
頑張れという言葉は、誰かを励ましたり応援したりする意味で使われるので、決してマイナスのイメージを持たない人が多いですよね。
でも、一部の人にとってはプラスの言葉として受け取ってもらえないこともあります。
頑張れと言われることで「今も頑張っているのにこれ以上、頑張れないよ」とプレッシャーを感じる人、「私が頑張っていないように見えるのかな?」と、嫌悪感を覚える人もいることを覚えておきましょう。
「頑張れ」の代わりに使える励ましの言葉・フレーズ11選
人によっては言われたくない言葉になってしまう「頑張れ」。
それでも誰かを心から応援したい時や気持ちに寄り添いたい時には、励ましの言葉を伝えたいですよね。
ここからは、頑張れの代わりに使えそうな言葉を紹介します。
ぜひ言い換えて、大切な人への声かけに使ってみてくださいね。
励ましの言葉1.「応援してるよ」
「応援してるよ」という言葉は、そっと見守っているようなニュアンスの言葉です。
頑張れのように相手にプレッシャーを与えることはないけれど、「あなたを見ているよ」「心は寄り添っているよ」と相手に受け取ってもらえます。
言われた相手も「見ていてくれてるんだな。」と心が温かくなるような言葉なので、励ましにぴったりです。
励ましの言葉2.「リラックスしてね」
相手にリラックスして実力を出して欲しいという気持ちで、つい「頑張れ」を使いがちです。
相手が緊張している時に「頑張れ」を言ってしまうと、逆効果になる可能性もあるので、他の言葉に置き換えるのがおすすめ。例えば、大きな大会やその人にとって大切な人生の節目には、頑張れよりも「リラックスしてね」の方がふさわしく、相手にも励ましの気持ちが伝わるでしょう。
優しい声かけで相手は気持ちが落ち着き、リラックスして行動できるようになり、きっといつもの実力を発揮できますよ。
励ましの言葉3.「〇〇なら大丈夫だよ」
「本当にちゃんとできるのだろうか」と、自分の実力に不安を感じてしまうことがありますよね。
自分で自分を信じられなくなってしまった時に、「〇〇なら大丈夫だよ」と声をかけられたら、きっと今までの自分をまた信じられるようになるはず。
「頑張れ」と不安を感じている相手を追い詰めるようなこともなく、自然と心理的な支えになれる言葉です。
励ましの言葉4.「肩の力を抜いてね」
いろいろと頑張りすぎてしまっている人がいます。毎日仕事や家事に追われ、必死に生きている人は既に頑張っているのですから、「頑張れ」の言葉は逆効果になりかねません。
一生懸命、あらゆることに手を抜かないような頑張り屋さんには「肩の力を抜いてね」と、優しく声かけをしましょう。
「あなたの頑張りはちゃんと分かっているよ」という意味も感じ取れる言葉なので、きっと相手も認めてもらえたと嬉しく思ってくれますよ。
励ましの言葉5.「いつも味方だよ」
誰かがいつもそばにいてくるのは、不安な時も頑張らなくてはいけない時も、安心感を与えてくれますよね。
「いつも味方だよ」のひと言は、相手の気持ちに寄り添うだけではなく、心理的にどこか応援の気持ちも伝わるフレーズです。
自分にはいつも味方がいると思うと、とても心強いもの。いつも以上に頑張れる励みにもなります。
励ましの言葉6.「無理しないようにね」
相手が今までずっと頑張ってきたことを分かっているなら、ここで「頑張れ」で相手を追い詰めたくはありません。
「無理しないようにね」は、体を気遣う意味もある言葉。相手のことを心配しながらも、応援している思いも届けることができるでしょう。
相手も「自分が頑張っているのを分かってくれているんだな」と受け取り、逆に頑張ろうと意欲が湧いてきますよ。
励ましの言葉7.「〇〇ならできる」
例えば、試験当日や大切な仕事の日など、己を信じてあとは実力を出し切るだけという時は、「頑張れ」のひと言では緊張させてしまうかもしれません。
相手の力を信じている、本人にも自分の実力をちゃんと信じて欲しいという気持ちで「〇〇ならできる」と声かけしてみましょう。
「あなたならできる」と暗示をかけてあげれば、きっと失敗なく力を出し切れるはずですよ。
励ましの言葉8.「辛くなったら逃げてもいいんだよ」
嫌いなことでも頑張らなくてはいけない場面はありますが、やはり無理していると心が悲鳴をあげてしまいますよね。
嫌いなことを無理して頑張っている人に言う「頑張れ」は、逆効果になってしまうでしょう。「辛くなったら逃げてもいいんだよ」という言葉の逃げ道が、相手には手助けになることがあるのです。
逃げ道があると分かれば、「もう少し頑張ってみるか」と思えるかもしれません。相手を追い込む言葉は言わないようにしてくださいね。
励ましの言葉9.「元気出しなよ」
元気がない人には、元気がない理由があるはず。
落ち込むことがあったり、嫌なことがあったりして、とても頑張れない状況の人に「頑張れ」は言うべきではありません。そんな時には「元気だしなよ」のひと言がおすすめ。
何があったのかと元気がない理由を尋ねるよりも、単純に元気になって欲しい気持ちを伝える方が、相手の心にスーッと染みますよ。
励ましの言葉10.「気楽にいこう」
頑張らなくてはいけない場面では、誰もが緊張してガチガチになってしまいます。体も心もかたくなってしまうといつもの実力が出せない心配がありますから、ほっとさせるひと言で応援しましょう。
緊張している人を応援したいなら、「気楽に行こう」はぴったりの言葉。リラックスを促す意味にもなりますし、そっと相手の心に寄り添うこともできます。
相手にも応援の気持ちが伝わるので、きっと実力を出し切ってくれるはずです。
励ましの言葉11.「ベストを尽くしてね」
「今日で仕事の結果が分かる」「合否が決まる」のように、笑っても泣いても最後の時は、相手には力を出し切ってもらいたいですよね。でも「全力で頑張れ」は、とても力強い応援に聞こえますが、人によっては嫌いな言い方かもしれません。
あまりキツい応援はしたくないなら、「ベストを尽くしてね」は優しく伝わる言葉ですが、「全力で頑張れ」の代わりになります。
相手が今持っている力を出し切ろうと応援しながら、「あなたの実力を信じているよ」といったニュアンスを含んだ意味にも受け取ってもらえますよ。
相手を励ましたい時は「頑張れ」の代わりに素敵な言葉を伝えてあげて。
「頑張れ」は、相手を応援したい、励ましたい気持ちから発する言葉ですが、相手の心理によっては負担をかけてしまいます。でも、気持ちを伝えるなら言葉でちゃんと表現したいですよね。
今回は「頑張れ」の代わりに使えるフレーズを理由と共に詳しく紹介しました。
大切な誰かに声をかけたい、寄り添いたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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