水泳で得られる良い効果|泳ぐことでどんな良いメリットがある?
水泳にしかないメリット|トレーニング初心者におすすめな理由とは?
トレーニング初心者のうちは何が自分に合っているかわからず、無闇にいろいろなトレーニングに手を出してしまいがち。結果として上手くいかず悩んでいる方も少なくないと思います。
しかし、水泳は特にトレーニング初心者におすすめと言われています。
ここでは水泳にしかないメリットを具体的に解説していきます。これから運動を頑張ってみようと思う初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
水泳のメリット1. 筋肉や関節への刺激が少ないため、怪我をしにくい
筋肥大を目指すには、筋肉に高負荷をかけて刺激を与えることが大切。
しかし、初心者のうちはまだ体力が十分でないので、筋肉や関節が負荷についていけないことも。鍛えたい思いが強くなるほど無理をして怪我してしまうことも少なくありません。
水泳は優しく全身を鍛えられるトレーニングです。
水の抵抗を利用するから体の動かし方次第で自在に負荷をかけることができ、衝撃も吸収してくれるので、怪我の心配をしないで取り組めます。
まだ自分の体にちょうどいいトレーニング負荷が把握できていない初心者には特におすすめ。水泳の適度な刺激で安全に体を鍛えましょう。
水泳のメリット2. トレーニングを楽しく続けられる
トレーニングで大切なのは習慣化して長く続けること。自分にとってモチベーションを維持できるトレーニングが理想的です。
しかし、ジムでの筋トレなどはどうしても作業的になってしまい、トレーニングを初めたばかりの方だと「辛いだけ」「つまらない」と感じてしまうかもしれません。
水泳は水中で歩いたり泳いだり、自分のレベルに応じて自由なスタイルでトレーニングできるので、モチベーションを維持し楽しみながら取り組める点において優秀。
筋トレが面白くなくて長続きしないという方は、水泳から取り組んでみてくださいね。
水泳のメリット3. 怪我をしている時のリハビリに最適
怪我や故障からの回復を目指すときに、リハビリするのが怖いという方は少なくないと思います。高負荷の筋トレやランニングにいきなり取り組んでは、再発する可能性も高くなることでしょう。
その点、水泳は浮力によって体が支えられ、水がクッションの役割を果たして過度な衝撃を避けてくれるので、故障した部位に負担をかけずにリハビリできます。
しっかり治したい時期だからこそ無理は禁物。水泳なら患部をいたわりながら少しずつ鍛えていくことができるので、リハビリの際にはぜひ取り入れてみてください。
水泳のメリット4. 全身の筋肉をバランスよく刺激できる
ジムで器具を使ったトレーニングをすると、どうしても特定部位ばかり鍛えられがち。時間に余裕のない方にとって、複数の筋トレメニューを組み合わせて全身を鍛えるのはなかなか難しいことですよね。
水泳では、空気密度の約800倍と言われている水の抵抗が体全体に作用するので、短時間でも充実した全身トレーニングになります。
また、ビート板などを使って上半身だけ、下半身だけを集中的に鍛えられ、簡単に特定部位の強化も可能です。
トレーニングに時間を割けない方にとって水泳は最適な運動。ちょっとした時間で全身を鍛えちゃいましょう。
水泳のメリット5. 他スポーツのパフォーマンス向上にも相性が良い
様々なスポーツに取り組んでいる人で、鍛えているのにいまいちパフォーマンスが上がらないと悩んでいる方はいませんか。
水泳は他のスポーツでパフォーマンスを向上させるためのトレーニングとしても役立つ競技です。心肺機能が強化されるのでスタミナアップに効果的で、ある調査結果でも水泳をトレーニングメニューに加えたアスリートの89%がパフォーマンス向上を実感したと答えています。
同じ有酸素運動であるランニングやロードバイクなど、持久力が要求される競技のアスリートの日常トレーニングとしておすすめ。水泳でさらなるパフォーマンスアップを目指しましょう。
水泳の効果一覧|泳ぐことでどんな良い変化が表れるの?
水泳のメリットは分かりましたが、積極的に取り組むことでどのような変化が体に起きるのでしょうか。
水泳は筋トレ効果によるスポーツのパフォーマンスアップだけでなく、日常生活でも役立つことがたくさんあります。
ここでは、水泳によって得られる効果を具体的にご紹介していきます**。
水泳の効果1. ダイエットに最適で痩せやすい
「最近体がたるんできて何とかしたい」という方には、有酸素運動である水泳のダイエット効果は見逃せない要素ではないでしょうか。
水中では普段あまり使わない筋肉も積極的に動かすこととなり、全身をフルに使った運動で効率よく痩せられます。
水泳はエネルギー消費量の多いスポーツと言われており、ウォーキング約40分で100キロカロリーを消費する人が水泳を行えば、同じカロリー数を約3分で消費してしまうそうです。
初心者にも取り組みやすいので、痩せたいけれどランニングのような運動は苦手という方はぜひお試しください。
【参考記事】水泳によるダイエット効果が出る時間と頻度とは?▽
水泳の効果2. 全身の筋力アップ
仕事が忙しくてトレーニングに割ける時間が少なく、「いろいろ取り組まなくても全身に効く良いトレーニングはないかな?」と探している方はいませんか。
水泳は全身の筋力アップが期待できる理想的なトレーニングです。
水の抵抗や水圧を負荷として利用するので、泳いだり水中で歩いたりするだけで、日常生活であまり使用しない部位も含めて体中の筋肉を同時に鍛えられます。
ジムの筋トレのように部位単位で鍛えていく必要がないので時短トレーニングとして最適。ちょっとした時間を利用して全身をマッシュアップしたいならおすすめです。
【参考記事】水泳で筋トレ効果を高めるコツとは?▽
水泳の効果3. 適度に体が刺激されてリラックスする
気分が落ち着かなくて日頃からイライラしがちな方にも、水泳は良い効果をもたらしてくれる運動になります。
泳いで全身を使えば気分がスッキリしてストレス解消になりますし、浮いて水面でゆらゆら漂っているだけでも余分な体の力が抜けてリラックスできますよ。
心の健康にも働きかけてくれるのは水中でトレーニングする水泳ならではの利点。ちょっと気持ちをリフレッシュしたい方は、ぜひ水泳に取り組んでみてくださいね。
水泳の効果4. 筋肉の柔軟性が上がり、肩こりや腰痛が改善する
肩こりや腰痛に悩まされている方は、筋肉がこわばってしまっているかもしれませんね。
固くなってしまった筋肉を柔らかくしたい時にも水泳は効果的です。
背中や下半身にある抗重力筋が固くなって血流を悪くしていることが、肩こりや腰痛になる要因の一つ。
水中では浮力が働くので、日常生活で体重がかかって緊張状態にあった抗重力筋がリラックスした状態に変化。それまで抗重力筋に締め付けられていた血管も開くことになるので、血行が改善され、肩こりや腰痛で悩まされることが格段に減るでしょう。
マッサージをしても肩こりや腰痛が改善してくれなかったという方は、ぜひ水泳を試してみてくださいね。
水泳の効果5. 脳の活性化
最近になって記憶力が落ちてきたと悩んでいる方はいませんか。加齢に伴う記憶力減退は仕方がないことではありますが、何か対策があるならやってみたいですよね。
水泳は脳を活性化させることでも知られています。
泳ぐ時はリズミカルかつ異なる動作で腕と足を使いますが、これこそが脳活性化の鍵。マイオカインと呼ばれる”若返りホルモン”の分泌を促し、頭をスッキリさせてくれます。
水泳の効果6. 下半身の血流を促進して、冷え性を改善する
手足の冷えやむくみに悩まされる女性は多く、夏場でも辛い思いをしている方もいるでしょう。
冷えやむくみの原因は血流の悪さ。ふくらはぎ周辺の筋肉が衰えてしまっているので、足元の血液やリンパを十分に上半身へ戻すことができず、滞留してしまうことで起こります。
水泳をすると水圧によるマッサージ効果で、滞留した血液やリンパを押し流してくれます。血の巡りが良くなるので、冷えやむくみを改善します。
温めたり手で揉んだりしても効果が実感できず諦めていた方は、ぜひ水泳の改善効果を体験してみてくださいね。
水泳の効果7. 心肺機能が強くなる
水泳は、泳ぐときに息継ぎをしたり水圧で胸が圧迫されたりするので、横隔膜を中心とする呼吸筋群が強くなることも特徴。
心肺機能が向上するので酸素を摂取する能力が高くなり、持久力のある疲れにくい体になりますよ。
同じく心肺機能を向上させるランニングと比較して、トレーニング中のキツさがそこmでないのも魅力。タフで健康な体になりたいなら水泳に取り組んでみてくださいね。
水泳を楽しみながら、効率よく体を鍛えましょう!
体を鍛えたいけれど、キツい筋トレは苦手という方はけっこういます。楽しみながら体力がつくトレーニングがあればいいですよね。
そんな理想を叶えてくれるのがスイミング。全身を鍛えられるだけでなく、ダイエットや健康増進にも役立ちます。男性や女性、若者や高齢者といった区別なく取り組めるのも魅力です。
今回の記事で興味が湧いた方は、早速水泳に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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