伝説のおすすめ邦楽ロックバンド。日本のロック四天王を見よ。
邦楽界を揺らした最後のロック。
ロックンロール、みなさんはこの言葉を聴くと、真っ先にギターを持ち、派手な衣装でシャウトし、まるで暴れているかのようにステージを巡る人々を考えると思います。はい、間違いなくロックンローラーです。言わずもがな、栄えている一つの音楽的ジャンルです。
今でこそメジャーですが、ロックは昔は誰も知らないような音楽でした。実はその礎(いしずえ)を築いた伝説のロックバンド達によって日本にロックが生まれていったのです。男なら、伝説を知るべし。そこで、今日はその伝説である4つのロックバンドを紹介します。彼らを知らずして邦ロックを語るのはアルファベットも知らないのに英書を読むようなもの!
1. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
まず、紹介するのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)です。通称「ミッシェル」。
ボーカルのチバ ユウスケ、ギターのアベ フトシ、ベースのウエノ コウジ、ドラムスのクハラ カズユキの4人で構成された邦楽ロックバンドです。演奏中はほぼトレードマークのモッズスーツ姿であることで有名です。パンクロックや英国ロック、ガレージロックから影響を受けたとみられるそのサウンドは、4人の絶妙な演奏のもと私たちの耳を虜にします。特にしゃがれたハスキーボイスのボーカル、チバと、ギターの鬼であるアベは有名です。しかしアベは2009年に他界。
結果的に、ミッシェルは名実ともに伝説のロックバンドとなりました。1991年に結成され、2003年に解散。日本が世界に誇るロックバンドです。代表曲は多数、特に、『世界の終わり』、『バードメン』、『G.W.D』、『ゲット・アップ・ルーシー』です。個人的なおすすめは『エレクトリック・サーカス』、『ジプシー・サンディー』。ぜひ一度聞いてみてください。
2. BLANKEY JET CITY
続いてご紹介するのはBLANKEY JET CITY、通称「ブランキー」。ギターボーカル、浅井健一(ベンジー)とベースの照井利幸、ドラムスの中村達也のスリーピースバンドです。1990年に「三宅裕司のいかすバンド天国」という音楽番組でデビュー、2000年に解散。
スリーピースとは思えない迫力とメンバーそれぞれの個性がぶつかった演奏は鳥肌が立ちます。ボーカル、ベンジーのカリスマ性は凄まじく、元東京事変の椎名林檎は彼の大ファンとして有名です。詩やプロモーションビデオには度々バイクが登場し、ドライブにぴったりなナンバーが多いです。
有名な曲に「ガソリンの揺れ方」、「赤いタンバリン」、「ぺピン」、「ダンデライオン」、「ロメオ」。そして、個人的なおススメは「SEA SIDE JET CITY」。日本音楽シーンの中での一つ伝説として名高いブランキー。そして、青臭くてちょっとダサい。でもそこが最高にかっこいい、それがブランキーです。
3. THE BLUE HEARTS(ザ ブルーハーツ)
上に挙げたミッシェル、ブランキーよりも社会的認知はあるのではないでしょうか。人に元気やプラスの感情を与え続ける最高にアツいバンド、THE BLUE HEARTS(ザ ブルーハーツ)です。
1985年結成、1995年に解散しました。ボーカル(主に)、甲本ヒロト。ギター(主に)、真島昌利(マーシー)。ベース、河口純之助。ドラムス、梶原徹也。ミッシェル、ブランキーより早くにデビューした彼らは第二次バンドブームと呼ばれるを形成し、ユニコーン、THE BOOMとともに「バンド御三家」の一つとしても位置づけられます。
初期のブルーハーツにはメッセージ性の強い曲が多数存在します。とにかくアツくて、勇気を出すための耳から入るタイプの処方箋といえます。有名な曲に、「人にやさしく」、「リンダリンダ」、「TRAIN-TRAIN」、「情熱のばら」、「1000のタンバリン」。個人的なおススメは「夜の盗賊団」、「月の爆撃機」。尚、甲本ヒロトとマーシーはその後、THE HIGH LOWSを経て、現在はザ・クロマニヨンズとして活動している。
4. THE YELLOW MONKEY
最後はTHE YELLOW MONKEY。通称、イエモン。1998年に結成、2001年に活動停止後、2004年に解散しました。
私は今回紹介したバンドの中で個人的に一番好きなバンドです。ボーカル、吉井和哉。ギター、菊池英昭。ベース、廣瀬洋一。ドラムス、菊池英二。全員長身で端正な顔立ちと中世的なメイクやファッション、振る舞い。イギリスでデヴィッド・ボウイなどが成したグラムロックを奉じたバンドです。そして奥ゆかしく心の底に触れてくるような心理にメロディーと歌詞が特徴です。
私自身、一体何度イエモンに救われたのかわからないほど。彼らの音楽は人生を教えてくれる。エレガントとアツさをここまで同時に抱き合わせたバンドはないでしょう。代表曲は、「バラ色の日々」、「LOVE COMMUNICATION」、「JAM」、「楽園」、「LOVE LOVE SHOW」、「嘆くなり我が夜のFANTASY」。特に「楽園」はもう耳から読むバイブルだ。おススメは「プライマル」。一曲としてハズレはない、最高のバンドです。
日本人たるもの、日本のロック四天王は必ず押さえておけ。
日本最期のロック四天王の紹介でした。ホンモノはここに、伝説はここにある。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル)の伝説のギタリスト、アベ フトシ。伝説がもうこの世にいないことは大変に悲しいことです。しかし、私たちは彼らに会うことができる。それも簡単に。オーディオにディスクをいれて再生ボタンを押した途端、伝説は何度でも踊ります。伝説は消えません。
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