だらしない人の心理&特徴。ズボラな性格になる原因や直す方法を紹介!
だらしない自分を変えたい人へ
身なりや素行・言動などで周囲からも「面倒くさがり」と認識されるだらしない人。
「もっと行動力のある自分に変わりたい」とは思うものの、ズボラを改善できずに悩む方もいるでしょう。
そこで今回は、だらしない人の心理や特徴を解説するとともに、原因と克服方法などを解説します。少しでもテキパキ動ける人に転換していける方法とは、どんなものなのでしょうか。
そもそも「だらしない」の意味とは
だらしないとは、自分を律する力が不足している状態を指しています。客観的に整っている状態ではないという意味があり、「これでよし」とする基準が著しく低い状態です。
だらしない人は自分に甘く、けじめのない環境を自分で変えられません。何事にも無気力で、生活習慣や金銭感覚だけでなく、身なり、異性関係、時間などにおいてもルーズな人です。
内心ではどう思ってる?だらしない人の心理とは
周囲から見ても、なんとも残念な印象が多いだらしない人。周囲からどう思われるかなど、気にもしていないような雰囲気さえ感じますが、どういった心理があるのでしょうか。まずは、だらしない人の心理を解説します。
だらしない人の心理1. 面倒事にはなるべく関わりたくない
だらしない人は大雑把な性格をしていることが多いです。マメではないため、結果がでるまでの過程が面倒だと思っていて、すぐに結果を出したがる傾向があります。
他の人との基準や感覚が違うことを自覚しているケースも多いです。周囲と合わない考え方や感覚で疲弊したくないと考えているため、人と関わることも面倒だと思っています。
だらしない人の心理2. 後でやろうと思って忘れてしまう
余裕がなく、いつも慌ただしく過ごしている人も、だらしない印象をもたれやすいです。処理能力の速さにだけは自信をもっているため、自分のキャパを超えても「やる気があればできる」と考えています。
しかし、計画性がないことが原因で、仕事や頼み事をされて「後でやろう」と思っても結局忘れてしまい、最終的にだらしない印象を抱かれやすいです。
だらしない人の心理3. 自分の好きなこと以外はやる気が起きない
性格的に自己中心的な人は、好き嫌いによってフットワークの軽さに大きな幅があります。そのため、嫌いなことにぶつかると気力が失せ、だらしない人にみえることも多いです。
だらしない人は、結果だけを重視する人にも多く「自分より得意な人がしたほうが絶対にいい」とも考えていて、自分の好き(得意)な事以外には無関心な傾向があります。
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どんな人なの?だらしないと言われる人の共通点や特徴集
見た目や言動からも無気力さが伝わってしまい、時には周囲の足並みまで乱してしまうことのあるだらしのない人。素行や思考には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
続いては、だらしないと言われる人の共通点や特徴をご紹介します。
だらしない人の特徴1. 掃除が苦手で部屋を片付けられない
ズボラな人は、やる気が湧いてくるまで行動できません。「今日じゃなくてもいい」「まだ大丈夫」と極限になるまで自分を甘やかします。そのため、カバンの中やデスク周りがぐちゃぐちゃで、部屋も汚い人が多いです。
無駄な動きを嫌い、手の届く範囲に何でもある状態を好むことも。掃除が苦手なばかりか、面倒くさがりという特徴があり、なかなか部屋を片付けられません。
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だらしない人の特徴2. 約束を平気で破る
普段からだらしのない人は、マイペースな性格です。会議や待ち合わせに遅れることも当たり前のように平然とするため、周囲からは信頼されず、特に仕事面では評価されません。言い訳もしませんが反省もしないのです。
一度許してもらえた相手には「この人は怒らない」「私のペースを乱さない人」という認識をもち、約束をことごとく破るのが、だらしない人に多い特徴ですよ。
だらしない人の特徴3. 身だしなみに無頓着で清潔感がない
ズボラなイメージが拭えない人は、男性も女性もファッションにこだわりがありません。ゴミ捨てやコンビニに行くときも部屋着のままでも平気で、自分を客観視できないため、髪形でさえボサボサなことも。
「私のことは誰も見てないし」が口癖で、服にシワや毛玉がついていても、女性ならメイクがよれていても気にしません。清潔感がない人は、だらしなく見えてしまうのです。
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だらしない人の特徴4. 浪費癖があり、お金の使い方が荒い
同じ収入を得ていても計画性があり、日々お金を増やすことに努力を欠かさない人は、無駄のない生活を送っています。逆にだらしないと、あればあるだけ無計画に使いきってしまい、常にお金に困ってしまうのです。
家計簿をつけることも面倒くさがることが多く、お金を計画的に使えない人も、だらしない印象を抱かれやすいでしょう。
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だらしない人の特徴5. 掃除や洗濯など、家事が得意じゃない
ズボラだと思われてしまう人の中には、単に自他ともに認める不器用な人もいます。頑張るけれど上手にできないため、周囲は嫌な雰囲気にならず、手を差し伸べる場合もあるでしょう。
夫が変わって掃除や洗濯などの家事をすることもありますが、世間体では、身の回りのことをきちんと出来ない人というイメージがあり、だらしない印象をもたれやすいです。
だらしない人の特徴6. 自分の欲に素直で忍耐力がない
だらしない人は、意志が弱いため、本能的に動いてしまう傾向がみられます。改善したい気持ちはあるのになかなか改善できず、自分で制御できないため夫や友人などに、厳しく管理してほしいと熱望する人も多いです。
ダイエットしようと思っても、「明日からにする」と自分を甘やかし、すぐ高カロリー食をとるなど、忍耐力がなく欲望にすぐ負けてしまいます。
だらしない人の特徴7. いい加減な性格で言動や行動がコロコロ変わりやすい
行き当たりばったりで過ごしている人は、深く物事を考えずに発言や行動をしてしまうため、周囲からは「浅はかな人」というイメージが強くなります。
その場限りの思考で、「たぶん」「おそらく」などと信憑性のない話ばかりする人も多いでしょう。また、自分で言ったことを忘れるなど、いい加減な部分が多く見受けられます。
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だらしない人の特徴8. 時間にルーズで遅刻が多い
だらしない人は、基本的な生活習慣が乱れている人が多いです。仕事の忙しさや育児や家事に追われ余裕がもてず、相手に合わせた行動ができません。
起床時間や睡眠時間もずれ込んでいることが多く、時間にルーズになってしまう人もいるでしょう。しかし、社会ではどんな背景があっても「計画性がない」と判断され、時間にルーズな人もだらしない印象を持たれやすいです。
何がきっかけ?だらしなくなる原因とは
誰しも生まれつき「だらしない人」ではないはずです。では、いつどんなことがきっかけでズボラな性格やだらしない行動が目立ってしまうのでしょうか。
ここでは、だらしなくなる原因が何なのかについてご紹介しましょう。
だらしなくなる原因1. 嫌なことを全部後回しにして逃げているから
嫌なことを全部後回しにして、すべきことを避けている人は逃げ癖がついています。そのため、何をやっても自己肯定感が増えず、諦めモードになってしまうのです。
「後でやろう」と自分に甘いことを言っているうちに時間は過ぎ、結局何もできない自分が嫌になるのでしょう。自暴自棄になり、だらしなさが増す原因になることもあります。
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だらしなくなる原因2. 相手の立場になって物事を考えられていないから
だらしない人は、相手の気持ちを思いやる余裕がなく、いつも自分本位で行動してしまいます。
人を信用できない人に多く見られる傾向があり、1人でいろいろなことを抱え込んでいて、心に余裕が持てないのです。
「どうせ俺なんて」などと自分を低く評価しすぎることも多く、だらしないことを叱る前に内面的なケアを必要としている人もいます。
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だらしなくなる原因3. 自己中心的で時間や規則に縛られるのが苦手だから
だらしのない人は楽観的でマイペースなため、自由になりたい欲求が強すぎる傾向があります。人の意見と自分の意見が交わらなくても平気な性格なので、周囲に感化されて改善することも少ないでしょう。
「ダラダラする時間の長さだって俺が決めるよ」といった頑固な気質も持っています。とにかく自分以外の人から言動や行動、時間の自由を奪われるのが嫌なのです。
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だらしなくなる原因4. 楽観的で危機感を感じていないから
ズボラな人は「どうにかなるさ」と、何事に対しても楽観的。「遅刻したらどうなる?」「約束を破ったらどうなる?」など、だらしないことで引き起こるデメリットや問題に気づけていません。
同じことを何度も繰り返し失敗しているケースも多いのですが、なんとなく切り抜けられている状態が続いて危機感も感じていないのでしょう。
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だらしない人と周囲から思われるデメリットは何?
最低限の身だしなみや行動で、周囲から冷たい視線を避けたいと思うのが一般的な考えのはず。危機感がなく、大きなデメリットがあることを知らないと、印象の悪化は加速します。
ここからは、だらしない人と周囲から思われるデメリットについてご紹介しましょう。
デメリット1. 周囲の人に信頼してもらえない
約束を破ったり、忘れやすかったりすると、周囲からは「またか」「あいつに言っても無駄だな」という印象が強くなります。
一般的には、たった1回でも信用を無くしてしまう行為なのにも関わらず、だらしない人は何度も繰り返してしまうのです。
次第に周囲からの信用はなくなってしまい、誰もまともに相手にしてくれる人がいなくなる可能性もあるでしょう。
デメリット2. 何度も同じミスを繰り返す
ズボラな人は嫌なことを全部後回しにする分、最終的に毎回苦労をしがちです。周囲の人は嫌なことを最初に片付けてしまうので、「自分だけ苦労している」と感じやすいこともあるでしょう。
また、行き当たりばったりで仕事も生活もこなすために、同じミスを繰り返すことも少なくありません。周囲からは真剣さが欠けているという印象をもたれてしまいます。
デメリット3. 友達や恋人に迷惑をかけてしまう
男性でも女性でも、友人や恋人と会う時には時間を守り、約束も守ることが一般的。だらしない性格の人は、自己中心的な振る舞いや約束を破ってドタキャンなどをするため、相手に不快な思いをさせることも多くなります。
相手は「適当なやつ」「身勝手なやつ」という思いがつのっていき、関係性は悪化していくことにもなりかねません。
直すには?だらしない部分を改善して克服する方法
既に自分にも「だらしない部分がある」と自覚している人は、どのようにズボラな自分を改善していけばいいのでしょうか。
直す気持ちがあれば、必ず克服したいと思いますよね。ここからは、だらしない部分を改善して克服する方法をご紹介します。
克服方法1. きちんと計画を立ててから、行動へと移す
今頭に浮かんだことを言葉や行動に移してしまう無計画さは、先々の予測不可能な事態に対応できないことが多いです。
楽観的に考えていると人生を狂わせることにもなるため、しっかりした計画が必要でしょう。
計画をたてることで、忘れたり、失敗したりするリスクを軽減できます。どんな物事にも「備え」が必要であることを知って計画して行動するようにします。
克服方法2. 面倒事や大変な事から先に済ませる
改善方法の1つには、面倒なことを優先順位の先頭にもってくることが挙げられます。優先順位が高いものから済ませることで、未達でもダメージを最小限にできるからです。
だらしなさを直すためには、最初の重い腰をグッと上げてしまえば、後がラクになるケースがほとんど。面倒がらずに最初の一歩を踏み出して、直す努力を重ねましょう。
克服方法3. 部屋やデスク周りなど、身の回りは日頃から整理整頓する
整理整頓ができていると、周囲に「きちんとした人」と思われやすいです。自分の周囲の環境を常に整理整頓しているため、ズボラな印象をもたれません。
特に男性は、細かいところまで目を配り整頓できるようになると、仕事の評価も上がりやすいでしょう。環境はその人の思考や考えに近いともいわれます。整頓されていると「頭の中もスッキリしている」という印象を与えられますよ。
克服方法4. 服装や髪型など、身だしなみにはきちんと気を配る
第一印象の見た目は、高い割合でその人の人物像を作るともいわれています。清潔感のある身だしなみを心がけるだけで、誠実な印象を相手に与えられるのです。
いくら性格が良くても、見た目がだらしなければ好きな人のことも射止められないかもしれません。そう考えれば、服装や髪型などの身だしなみを整える意味も十分にあるでしょう。
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克服方法5. 約束や時間は必ず守るよう徹底する
約束を破ると一瞬で周囲の信用や信頼を失い、だらしないと思われてしまいます。相手を嫌な気持ちや悲しい気持ちにさせ、お互いの距離をどんどん遠ざけてしまうでしょう。
会議の時間や取引先との待ち合わせ、デートの待ち合わせなどにも遅れることなく出向き、約束や時間を守るように徹底しましょう。小さな積み重ねが信用を作っていくのです。
だらしない性格を改善していきましょう。
だらしないという印象は、どう転がしてもいい印象にはなりません。しかし、面倒だと思うところまでは多くの人が同じように感じていること。1歩を踏み出せば、誰でもだらしない印象を払拭することができます。
そのためには、今よりももう少しだけ、自分を律する気持ちをもって行動してみることが大切です。諦めずに繰り返して自分を磨いていきましょう。
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