【男女共通】よそよそしい人の心理とは?他人行儀な態度の原因/距離の縮め方を解説
男性女性問わず、よそよそしい態度を取る人っていますよね。
「あの人って、なんだかよそよそしいよね。」なんて言い方をよく聞きますよね。この「よそよそしい」って、具体的にはどういう状態の事を言うのでしょうか?
今回は、「よそよそしい」という言葉の意味から、よそよそしい振る舞いをする女性や男性の心理、特徴などを詳しく解説していきます。
また、よそよそしい態度をしてしまう理由や、よそよそしい人との上手な付き合い方もご紹介します。
よそよそしい態度を取る人との付き合い方に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
そもそも「よそよそしい」の意味とは?
見知らぬ他人に対する態度と、仲の良い友達に対する態度が違うのは、ごく当たり前の事ですよね。
「よそよそしい」とは、仲が良いはずなのに、まるで見知らぬ他人に接しているような態度でいる状態を意味しています。いわゆる「他人行儀」という態度を指します。
会ったらいつも大声で笑いあったりふざけあうような仲だったのに、どんなに面白い話をしてみても、愛想笑いしか返してこなかったり、冗談にも「え、あ、そうですね〜。」などと流すような態度を急にとられると、誰でも戸惑ってしまいますよね。
この、親しみが見られない態度が「よそよそしい態度」になるのです。
どんな気持ちなの?よそよそしい態度を取る男女の心理
親しい人によそよそしい態度をとる人って、一体何を考えているのでしょうか?
よそよそしい人は、何の考えもなしによそよそしい態度をしているわけではありません。
まずは、よそよそしい態度を取る人の心理をチェックしてみましょう。
心理1. 相手のことが苦手
仲の良い相手とだったらリラックスしてお喋りできますが、自分が苦手な相手の場合はどうしても緊張してしまいますよね。
「本当はこの人苦手だから、関わりたくないんだけどなぁ。でも、仕事だし。とりあえず、当たり障りない感じでいるか。」
などと、できれば関わりたくないけど、仕事や付き合いの関係でどうしても関わらなくてはならない場合、必要以上に近づきたくないために他人行儀なよそよそしい態度になってしまいます。
心理2. 人と接したくない
もともと他人とのコミュニケーションが苦手な人の場合、相手が誰であろうと、できるだけ人の接触を避けようとします。
なぜなら、他人と関わるとそれだけで、ストレスを感じてしまうから。
そのため、できるだけ他人が自分に近づいてくるのは避けるために、あえてよそよそしい態度をとって他人を遠ざけようとするのです。
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心理3. 自分の予定を優先させたい
やらなくてはならない事が溜まっている時は、他の人とのお喋りよりも、自分の予定を優先させたくなるもの。
そのため、いつもは愛想良くお喋りしている同僚や友人であっても、どうしてもよそよそしくなってしまいます。
この場合、常時よそよそしいわけではないので、急によそよそしくなった理由について心配する必要もありません。
心理4. 緊張している
人見知りさんに多いのが、緊張して態度がよそよそしくなってしまうパターン。
初めて会う人にはどう接したら良いのか分からず、気がつけばよそよそしい態度になってしまっているのです。
これは、悪意があるわけではないので、仲良くなると「あのよそよそしい態度は何だったの?」というぐらい、フレンドリーになる場合があります。
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心理5. 相手のことを好きだからこそ、嫌われたくない
好きな人ができると、その人に自分がどう思われているのか、とっても気になってしまいますよね。
自分の気持ちに気がつくまでは親しくお喋りできていても、一旦、恋心に火がついてしまうと、自分の発言や行動で相手に気持ちが伝わってしまうのではないか、変な事をして嫌われてしまうのではないかと、必要以上に臆病になってしまうのです。
その結果、相手と必要以上に距離をとる好き避けをするようになります。それが、「なんだか、最近よそよそしいよね。」などと言われるようになってしまいます。
【男女共通】よそよそしい人の態度の特徴とは
よそよそしい態度をとる人は、女性でも男性でも同じような特徴があります。
続いては、女性にも男性にも共通するよそよそしい人にありがちな態度の特徴について、詳しくチェックしていきましょう。
態度1. すぐに話を切り上げる
誰にだって優先事項はありますよね。そして、できれば優先度の低い事より高い事の方に時間も手間もかけたいもの。
あなたが誰かに話しかけた時すぐに話を切り上げられてしまったら、それは、その人にとってお喋りよりも優先しなくてはならない事があったから。
「ごめん。その話後で聞くわ。もう行かなきゃ。」などと、素っ気ないぐらいよそよそしい態度になっても仕方がないかもしれません。
態度2. 積極的に人と関わろうとせず、遠ざけようとする
できれば他人と関わりたくない、一人でいる方が落ち着くタイプの人の場合、他人を遠ざけたくてあえてよそよそしく振る舞う場合があります。
常に一定の距離を保った他人行儀な態度でいれば、大抵の人は必要以上に接触しようとしてこない事をよく分かっているのです。
このタイプの人は、相手が初対面であろうと長年の友達であろうと同じようによそよそしい態度で接します。
態度3. 会話中に笑顔を出さず、不機嫌そうな表情をする
自然な笑顔がこぼれるのは、相手に対して大なり小なり好感を持っている証拠。しかし、その相手に対して苦手意識がある場合、自然な笑顔はまずでてきません。
せいぜい、ぎこちないお愛想笑いが何回かでてくるだけ。むしろ、不機嫌そうな表情の方が自然とでてしまいます。
この不機嫌そうな表情が、相手に「なんだか、よそよそしい人だな。」という印象を与えるのです。
態度4. 警戒心が強い
過去に仲良くしていた人に裏切られた経験などをしていると、自然と他人に対して警戒心が強くなってしまいます。
「この人、やたらとフレンドリーだけど大丈夫?あの笑顔、なんだか怪しくない?」
などと、自分の中の警戒信号が鳴り響いているので、どうしてもよそよそしい態度で相手と距離をとろうとするのです。
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態度5. 会話中に目を合わせようとしない
授業中に先生にあてられたくなくて、ずっと目を逸らしていた経験ってありませんか?
会話の最中に、目を合わせようとしない行為は、「こっちに話を振らないでほしいな」という気持ちの表れ。
そして、その態度が他人からは「目を合わせようとしないなんて、すごくよそよそしい人だな。」という印象になるのです。
態度6. 後ろめたい気持ちがある
人には言えない秘密を抱えていると、いつかその秘密がバレるのではないかと、どうしても挙動不審になってしまいます。
そして、その後ろめたい気持ちと秘密が、自分の言動からバレるのを防ぐためにできるだけ距離をとろうと、やたらよそよそしい行為になってしまうのです。
その結果、「あいつ、昨日からなんだかよそよそしくないか?」などと、周囲に思われてしまいます。
態度7. 必要最小限の会話しかしない
他人と関わるという事は、自分の都合ばかりを常に優先する事ができないという事。それが嫌な人は、女性であろうと男性であろうと、常に必要最低限の会話のみで他人と極力と関わらないようにします。
なぜなら、自分の時間は自分で最大限に使いたいから。他人と関わる事で発生する、いわゆる「付き合い」をできるだけなくしたいのです。
そのため、会話は必要最低限、無愛想なぐらいよそよそしいという行為で、相手が近づいてくるのを防いでいます。
男女が異性によそよそしくなる理由って?
女性同士や男性同士など、同性の友人知人とはフレンドリーにお喋りするのに、異性が相手になると途端によそよそしくなる人っていますよね。
同性と異性とで、態度を変えるのは一体なぜなのでしょうか?
ここからは、異性に対してだけよそよそしくなってしまう理由についてチェックしていきましょう。
理由1. 相手のことを嫌いになってしまったから
大人になると、誰かの事を嫌いになったからといって、わざわざ「あなたの事嫌いになりました!」なんて伝えません。
でも、嫌いになる前と同じようにフレンドリーに接し続ける事もあまりしませんよね。
この間まで仲良くしていた異性から、最近よそよそしくされる事が多いようなら、それは、その異性がなんらかの理由であなたの事を嫌いになったからかもしれません。
理由2. 異性のことを信用できないから
昔、異性からセクハラや執拗な嫌がらせをされたことがあったり、元彼や元カノに裏切られたことがあったりすると、異性に対して自然と警戒してしまうようになります。
そのうえ、今の異性の友達や恋人に怪しいところがなくても、過去を引きずって完全に信用できなくなってしまうのです。
その結果、異性に対してよそよそしく振る舞うようになります。
理由3. 仕事が忙しく、心に余裕がないから
自分が仕事に追われている時には、仕事以外の予定は出来るだけ入れたくないもの。デートや合コンが楽しめるのは、心に余裕があってこその事。
異性に会うためのおしゃれも、心と時間に余裕がないとできませんよね。
そのため、仕事が詰まっている時は、異性の相手をする余裕すらなくなり、自然とよそよそしくなってしまうのです。
理由4. 行動や言動に引いてしまったから
清楚でふんわりとした愛らしい雰囲気なのに、口を開けば任侠映画も真っ青なドスの利いたセリフばかり飛び出してくるような女性だったら、100年の恋も光の速さで冷めてしまいそうですよね。
そして、異性の行動や言動に幻滅したからといって、それをわざわざ本人に伝える事はほとんどしません。
ただ、自分の中で「はい、終了!次!」と幕引きして、それ以上親しくならないようにするために、わざとよそよそしく接して距離を取ろうとするのです。
理由5. 好きで、接することが恥ずかしいから
その異性の事が好きすぎて、どう接していいのか分からなくなってしまい、気がつけばいつも以上によそよそしい人になってしまう「好き避け」。
好きな気持ちが相手にバレないようにと気をまわしすぎて、簡単な受け答えでも、やけに無愛想になってしまったり、極端にぎこちなくなってしまったりするのです。
この「好き避け」は好きな気持ちが大きければ大きいほど、よそよそしさもアップしていきます。
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よそよそしい態度をする人が出す好きな人への脈ありサイン
好きな人に「好きなの!」と、素直に気持ちを伝えられたのは、どれぐらい昔の事でしょうか?
様々な経験を重ねれば重ねるほど、好きな人に対して素直な気持ちをぶつけるのが難しくなっていきますよね。好きな人に素直に自分の気持ちを伝えられない人の中には、好きだからこそぎこちなくよそよそしくなってしまう人達もいます。
好きな人に対してよそよそしい態度をとってしまう人達が出す、精一杯の脈ありサインについてチェックしてみましょう。
脈ありサイン1. 視界に入ろうとする
職場などでトイレに行く時、明らかに遠回りなのにあなたの目の前を通って行く人いませんか?
そして、あなたの目の前になると微妙に挙動不審となり、やたらと周囲を見渡している人がいたら、それは脈ありサインの可能性大!
好きな人とフレンドリーに話すのなんてハードルが高すぎて出来ないけど、せめて、出来るだけ好きな人の視界に入って自分の存在をアピールしたいという切ない脈ありサインなのです。
脈ありサイン2. 他の異性と接した後に、よそよそしくされる
はっきりとヤキモチを焼いている事は伝えたくないけど、「実は怒ってるんだよ!」という隠しきれない嫉妬の感情がやたらとよそよそしく接する事で現れるパターンです。
前から気になってる部下の女性が、同期の男性と仲良さそうに喋ってるのを見てしまい、「何話してるの?どんな関係なの?」と気になってイライラしてしまい、その嫉妬心から部下の女性にキツく接したり、必要以上に無愛想によそよそしく接したりしてしまうのです。
もし、周囲にあなたが異性と話をした後でだけ、よそよそしい態度になる人がいたら、そのよそよそしさは嫉妬から来るもの、脈ありサインの可能性大ですよ。
脈ありサイン3. 普段はよそよそしくても、二人っきりだと話しかけてくる
大勢の人が周囲にいる職場や飲み会などの場では、まるで他人に接するかのようなよそよそしさなのに、帰り道に二人っきりになった途端に、そばに寄ってきてアレコレ話しかける人っていますよね。
それ、その人なりの脈ありサインです。言い換えれば、ツンデレさんです。
好きな人には自分の気持ちを伝えたいけど、その気持ちが他の人にバレるのは絶対に避けたいため、態度がコロコロ変わってしまうのです。
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脈ありサイン4. 対面だとよそよそしい態度を取るが、LINEだと優しい
直接会っている時は、なんだかよそよそしい態度なので、好意を持たれているとはなかなか気がつきません。
しかし、LINEでは、「あのよそよそしさは一体何だったの?」というほど、優しい気遣いがある場合、脈ありの可能性大。
LINEではテキストのやりとりなので、直接会った時のような緊張感はありません。
さらに、送る内容も何度も作り直しできるので、好きな人を気遣う内容のテキストも作れるのです。
職場などでよそよそしくする人の上手な対処法。他人行儀な人にはどう接する?
好意を持たれているようにも感じない、職場の同僚や友人などからよそよそしくされる場合、一体どのように接するのが良いのでしょうか?
正直、初対面でもない相手から常によそよそしくされると、あまり気分の良いものでもありませんよね。
ここでは、理由は分からないけどよそよそしくされた場合、よそよそしくしてくる人への上手な対処法についてチェックしていきましょう。
対処法1. 無理やり距離感を縮めようとしない
よそよそしくされるという事は、その相手は、あなたと仲良くなろうという気がない可能性大。
無理に相手との距離感を縮めようと、あれこれ気遣うのはおすすめしません。
1回2回程度の気遣いで心を開いてくれるのであれば苦労はしませんが、会う度に毎回わざとよそよそしくされるのに、負けじと気遣いをしていては自分がストレスを溜めてしまいますよ。
対処法2. こういう人だ!と割り切る
「もう何度も会っているのに、未だによそよそしくされるの!」などと腹を立てても時間の無駄。あなたによそよそしくしてしまう理由は、その人にしか分かりません。
無理に距離を詰めようとせず、「この人はよそよそしい人」と割り切ってしまうことも大切です。
その人の気分が変われば、よそよそしい態度が改善させるかもしれませんよ。期待せず、気長に待ってみましょう。
対処法3. 普段通りに接する
仕事上の付き合いだけなど、深く関わらなくても大丈夫な相手の場合は、相手のよそよそしい態度を改善しようなどとは思わず、淡々といつも通りに接するようにしましょう。
相手がよそよそしいからと、自分も無理によそよそしくする必要もありません。いつもと同じように接して、相手のよそよそしさについて深く考えるのはやめるのがおすすめ。
文字通り「当たり障りのない関係」を続けていきましょう。
好きな異性がよそよそしい場合に距離を縮める方法
自分が好きな相手や恋人の態度がよそよそしい場合、一体どのように振る舞ったら、2人の距離を縮める事ができるのでしょうか?
最後に、よそよそしい態度をとる意中の人や恋人と上手に距離を縮める方法をチェックしていきましょう。
距離の縮め方1. 自分から接していく
相手のよそよそしさが好き避けによるものだった場合、相手のよそよそしさが改善されるのを待っていても時間がどんどん過ぎていくだけ。
「あの人、なんだかいつもよそよそしいけど、もっと仲良くなりたい!」
などと思うのであれば、自分から接触していくようにしましょう。といっても、一気に距離を縮めると相手は脱兎の如く逃げてしまうだけ。少しずつ少しずつ時間をかけてじっくり距離を縮めていきましょう。
距離の縮め方2. 価値観や考え方に同調してあげる
例え、よそよそしい態度ばかりとる相手でも、自分の価値観やモノの考え方に共感してくれる人があらわれたら、自然と親近感が湧いてくるもの。
少しずついろんな話をするようにして、どんな事を考えているのか聞き出していきましょう。
共感したり同調する時のポイントは、むやみに「分かりますよ。」などとは言わない事。距離を縮めたいがゆえの薄っぺらな同意は、すぐに見抜かれてしまいます。
相手の話に同意するのであれば、じっくり話を聞いたうえで、自分なりの意見も言いつつ同意しましょう。
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距離の縮め方3. 自分のことを開示していく
よそよそしい人は、他人に対して警戒心が非常に強い場合があります。
そのため、相手の事がよく分からないうちは、どんなに話しかけてもフレンドリーにはなってくれません。
まずは、あなた自身の事を積極的に話すようにしましょう。
あなたが自分に近づいてきたのは利用するためではなく、本当に仲良くなりたいからだと伝われば、よそよそしい態度も和らいでいくはずですよ。
よそよそしい人とは距離感を大切にしていきましょう。
よそよそしい人と仲良くなりたいと思っても、そう簡単に仲良くはなれません。
また、そのよそよそしさが好き避けであった場合、脈ありサインもなかなか分かりづらいので、好意に気がつくのも時間がかかりがち。
周りにいつもよそよそしい態度をとる人がいる場合、そのよそよそしさがどこから来るものなのか、まずはじっくり観察してみるようにしましょう。
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