律儀な人とはどういう意味?特徴から異性にモテる理由まで解説!
律儀な人とは、どんな人のことを指すの?
職場や趣味の集まりなどにおいて、「あの人は律儀だ」と評価されているのを聞くことがあるでしょう。
何となくイメージはつくものの、律儀な性格とはどういうものかよく分からないという人は少なくありません。
そこで今回は、律儀とはどういう意味か解説した上で、律儀な人の特徴やモテる理由、律儀であることの長所と短所についてご紹介します。
前提として「律儀」の意味とは?
律儀とは、実直で、他人に対する義理堅さを持った性格を意味します。礼儀を重んじる傾向が強く、とても真面目に物事を考えるのです。
正直で、他人に対して誠実であろうとすると同時に、損得勘定なしでしてもらったことに感謝しますし、きちんと返そうとします。
考え方が固く自分なりの信念があるため、律儀とは融通が利かないという意味合いも含んでいると言えるでしょう。
律儀な人に共通する7つの特徴
誠実で丁寧な対応をしてくれる律儀な人は、どこにいても好印象を持たれるもの。男性女性にかかわらず、律儀と評価される人には共通の特徴があります。
律儀な人にはどういった特徴があるのか、主な特徴を7つご紹介します。
特徴1. 常に謙虚な姿勢を忘れず、誰に対しても優しい
律儀と言われる人は、相手に対する気遣いを常に意識しているタイプです。相手がどう感じているかを敏感に察知して、譲ったりサポートしたい性格を持っています。
目上の人だからいい顔をして目下の人だから邪険にするなど、人によって態度を豹変させることはありません。
誰であっても平等に気を配ることが、無意識のうちにできます。
特徴2. 時間や仕事の納期など、約束はしっかりと守る
律儀な人は、交わした約束を反故にすることはまずありません。相手に対して誠実であろうとする性格なので、一度約束を交わしたらきちんと守ります。
待ち合わせをしたら時間通りに来る、仕事の納期までにしっかりと仕上げるといった行動は律儀な人にとっては当然のことで、うやむやにしたりごまかしたりすることはないでしょう。
特徴3. 周囲の人へきちんと感謝の気持ちを伝えている
どんな小さなことでも、何かをしてもらったらきちんとお礼をするのが律儀な人の大きな特徴です。
例えば、仕事が終わって帰ろうとしたら急に雨が降ってきて、て職場の人に傘を借りた場合、傘を返す時にお礼を言うのはもちろん、後日「あの時はありがとう」などと言いながらちょっとしたお菓子を渡したりします。
言葉だけでなく行動でも感謝の気持ちを伝えるので、誠実さが相手にも伝わりやすいでしょう。
特徴4. 誠実な性格で周囲から信頼されている
律儀な人は、いつも実直に行動する特徴があります。
職場であれば、自分がいるチームの成績が上がるように事務作業など自分ができることをコツコツとしますし、趣味の集まりであれば、全員で楽しめるようその場にいる人にまんべんなく話しかけたりする性格です。
自分よりも周囲を優先して行動するため、「あの人は頼りになるね」などと信頼されやすいでしょう。
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特徴5. 挨拶など、礼儀作法がしっかりしている
律儀と言われる人は、男性女性にかかわらずマナーが身についています。挨拶や身だしなみなど、礼儀作法をきちんと守るため、真面目な印象がとても強いです。
「おはようございます」「お疲れさまです」といった挨拶は自分からしますし、清潔感のある服装や髪型をしていますから信頼感があります。
食事に行った時も、TPOに合わせたマナーで誠実に対応するため、大人の余裕や安定感を感じさせるでしょう。
特徴6. 物腰が柔らかく、人の話を親身に聞いてくれる
男性でも女性でも、律儀な人は気遣いができる印象を与えます。
落ち込んでいる人を見ると「どうしたの?」と話しかけて悩みを聞いてあげたり、相談を受けると「それは大変だったね」などと共感しながら親身になってアドバイスをする優しい性格です。
やわらかい物腰で接するので、周囲からすると信頼できる人だと感じるでしょう。
特徴7. 些細な口約束もしっかり果たすなど、義理堅い一面がある
律儀な人は、相手に対して不誠実な対応はまずしません。
どんなに小さな、立ち話でしたような口約束であっても、律儀な人にとっては守らなければいけないことという認識なのです。
「そんなこと覚えていたんだ」と相手に言われるようなことでも、ごまかしたりせずにきちんと約束を果たします。
何かを依頼した側からすると、必ずきちんと対応してくれるので安心して任せられるでしょう。
律儀な男女はモテる!異性が惹かれる主な理由とは?
実直で信頼できる言動が多いので、律儀な人は異性からモテることが多いです。恋愛関係においては、互いを尊重して誠実に接することが上手くいくコツでもあります。
律儀な人に惹かれるのはなぜか、律儀な人がモテる理由を5つご紹介します。
モテる理由1. 真面目で誠実なため、恋愛でも一途に思ってくれそうだから
律儀な人は、男性でも女性でも曲がったことが嫌いです。ごまかしたり嘘をついたりすることがそもそもできないため、自然な形で相手を大切にします。
誠実でいようとする気持ちが強く、浮気などで相手を裏切ることもありませんから、恋人になる異性は安心して恋愛を楽しめるでしょう。
一途に自分のことを思ってくれる安心感があるため、モテると言えます。
モテる理由2. 献身的に支えてくれるから
一度相手のことを好きになると、自分を犠牲にしてでも支えたいと思うのが律儀な人の特徴です。
自分も忙しいにもかかわらず「体調は大丈夫?」などと気遣ってくれたり、仕事で難しい対応を迫られている時には「〇〇さんならきっとできるよ」と励ましてくれたり、そっと支えてくれる優しさがあります。
自分よりも相手のことを優先して考えてくれるので、異性からすると魅力を感じやすいでしょう。
モテる理由3. 礼儀正しく、感謝をきちんと伝えてくれるから
律儀な人は、男女にかかわらずいつも礼儀正しい対応をします。大したことではなくても、「ありがとう、助かったよ」とお礼をしっかり言うことを忘れません。
してもらって当然といった気持ちがないため、何かをしてもらうと必ずお返ししようとするのです。
しかも感謝の気持ちを自然に表現するため、異性にモテるだけでなく同性からも信頼されます。
モテる理由4. 自分の友達や親など、身の回りの人とも円満な関係を築いてくれそうだから
相手が誰であっても、常識的で誠実な対応ができるのが律儀な人の特徴です。
人によって態度を変えたり、感情的になってぞんざいな対応をしたりといったことがなく、常に安定感のある丁寧な対応をしてくれます。
こうした実直な姿勢は信頼感が高いため、自分だけでなく友達や親に対しても礼儀正しく、円満に付き合ってくれるだろうと感じさせるでしょう。
モテる理由5. 結婚を意識する場合、礼儀やマナーのある常識人が理想だから
恋愛関係になって付き合うことになると、年齢によっては結婚を意識することも少なくありません。
結婚となると、本人同士だけがよければいいというわけにはいかず、お互いの親や親せきなど多くの人が関わる問題になります。そうなると、礼儀正しく丁寧な対応ができる人でないと信頼して家庭を築くことは難しいもの。
もともと誠実でマナーが身についている律儀な人が相手なら、地に足のついた生活が過ごせそうだと思えるので、結婚相手として考えやすいでしょう。
律儀な人の長所や短所とは
誠実で真面目な印象から、律儀な人は好意を持たれることが多いです。ただし、真面目すぎて敬遠されることも珍しくありません。
律儀な人が持っている長所と短所とはそれぞれどんなものなのか、長所と短所をそれぞれ見ていきましょう。
律儀な人に共通する3つの長所
社会人として安定感のある雰囲気は、律儀な人の大きな特徴です。職場でもプライベートでも、安心して付き合えると感じる人は多いでしょう。
男性女性にかかわらず、律儀な人に共通している長所を3つご紹介します。
長所1. 職場で信頼を得やすいため、出世や昇進しやすい
律儀さのある人は、仕事に対して非常に真面目です。
上司から指示されて仕事をしたり、同僚と一緒に仕事を進める際に、自分がやるべき業務はきちんと行います。
内容だけでなく納期もしっかり守るため、周囲から絶大な信頼を得やすく、「あの人なら任せられる」と昇進を打診されたり、抜擢されて出世しやすいと言えるでしょう。
長所2. 同性、異性どちらからも好かれる
律儀な人は、誰に対してもフランクに接します。
特定の人だけに優しくしたり、上司など目上の人だけ丁寧に接して部下など目下の人には厳しくしたりといったことはしません。
相手に合わせた礼儀作法を守りながらも、謙虚に平等に接するので、同性はもちろん異性からも「あの人は誰に対しても丁寧だよね」と評価され、モテることが多いでしょう。
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長所3. いざという時に周囲に助けてくれる人が多い
周囲に対して実直でいつも誠実な姿勢なので、律儀な人は高い信頼を得ています。見返りを求めることなく、謙虚な姿勢で対応することは、律儀な人にとっては自然なことですが、周囲からすると「いつも助けてもらっていてありがたい」と思える存在です。
そのため、いざ本人が仕事で失敗したり、何か嫌なことをされて落ち込んだりした時は、手を差し伸べてくれる人がたくさんいます。
普段の丁寧な行いが、多くの人徳を集めていると言えるでしょう。
律儀な人に共通する3つの短所
実直で誠実な印象が強い律儀な人は、安心して仕事を任せられる一方で、堅苦しさを感じさせます。
時には真面目過ぎて融通が利かず、人間関係を狭めている可能性もあるでしょう。男性女性に共通した律儀な人の短所を3つご紹介します。
短所1. 自分に厳しすぎて自己嫌悪に陥りやすい
律儀な人は、基本的に完璧主義者です。他人に対しては丁寧で優しいですが、自分に対してはとても厳しく、融通が利きません。
遅刻はしない、資料は期日までにきちんと提出するなど仕事に関してきっちりしていたいが故に、計画通りにいかなかったり予想に反して失敗したりすると、「どうしてできなかったのだろう」と大きく落ち込むのです。
短所2. 真面目すぎて人に頼ったり、甘えたりできない
自分を厳しく律する傾向が強い律儀な人は、人から優しくされると困惑します。
例えば、デートで相手が「おごるよ」と食事代を出してくれようとしても、「ありがとう」とすぐ受け入れることができません。
相手に悪いという気持ちがあるため、「いいよ、半分出すから」と頑なに割り勘を主張して微妙な空気にさせてしまうことも。
実直で悪いことではありませんが、相手の好意を断る結果になり、関係を深める機会を失う可能性があります。
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短所3. 礼儀やマナーが丁寧すぎて、堅苦しい人だと勘違いされる
律儀な人は、男性女性にかかわらず礼儀正しく謙虚です。会話での言葉遣いは丁寧ですし、食事中のマナーもきちんとしています。
しかし、何度か会っても一向に堅苦しさが抜けず、ざっくばらんな雰囲気にならないため、仕事上の関係なら問題ありませんが異性との関係は深まりにくいです。
「いい人だけど面白みがない」などと言われることもあるでしょう。
律儀な人の性格を知って、上手にコミュニケーションを取りましょう。
一緒に仕事をする仲間の中に律儀な人がいると、確実に仕事が進んでいくので頼もしい存在と感じます。
誠実で優しいですから異性からもモテることが多く、周囲から好印象を持たれていることが多いもの。融通が利かず堅苦しい面もありますが、友人や恋人、同僚として心から信頼できる人と言えます。
この記事を参考に、律儀な人の長所と短所をつかんで、より良い人間関係を築くヒントにしてみてくださいね。
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