自己顕示欲とはどんな意味?承認欲求が人一倍強い人の心理と特徴を解説
男女関係なく、自己顕示欲が強い人っていますよね。
自分をアピールして周囲に認めてもらいたいという自己顕示欲は、誰にでもあるもの。
でも、それがあまりにも強すぎる人と一緒にいると、イライラしてきたり、ウザいと感じてしまったりしますよね。
そんな自己顕示欲が強い人と上手く付き合って行くために、自己顕示欲が強い人の心理や特徴などを深掘りしていきましょう。
また、上手く付き合って行くための対処法まで伝授するので、周りに自己顕示欲が強い人がいる方は参考にしてくださいね。
自己顕示欲とは?自己顕示欲の意味を分かりやすく解説!
自己顕示欲とは、自分の周囲の人に、自分の存在を目立たせたい、または強くアピールしたいという欲求のことを言います。
さらに、実際の自分以上に見せたいという欲求という意味でも使われる言葉でもあります。
自己顕示欲の強い人の心理4つ
ここからは自己顕示欲が強い人には、どういった心理があるのか、自己顕示欲が強い人の特徴的な心理を4つほどご紹介していきます。
自分の周りにいる自己顕示欲が強い人、さらに自分自身とも比較しながら見ていってくださいね。
心理1. 承認欲求が人一倍強い
自己顕示欲が強い人は、周りの人間や他者に認めてもらいたいという、承認欲求が深層心理に隠れている人が多いです。
周りから褒めてもらいたいという気持ち、いわゆる承認欲求が人一倍強すぎる人は、周囲に自分を良く見せて認められたい、尊敬されたいと強く願ってしまうので、自分をアピールする自己顕示欲まで強くなってしまうのですね。
心理2. 寂しがりやでかまって欲しい
必要以上の自慢話をしてみたり、他の人より目立つようなファッションをしてみたりと、自己顕示欲が強い人はいつも他人の注目を集めたがります。
そんな行動を裏返してみると、目立つことにより誰かに構って欲しい、いつも自分を見ていて欲しいという気持ちが隠れていること分かります。
自己顕示欲が強い人は、人の輪の中にいないと不安で、常に誰かに側にいて欲しい、かまってちゃんタイプが多いのです。
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心理3. 人の目を気にしてしまう
自己顕示欲が強い人は、他人に認めてもらいたいという欲求がとても強いため、他人が自分をどう思っているのかということが気になってしまいます。
SNSなどで顔出しをすることは平気で、自分アピールが強いのですが、他の人がそんな自分をどう見ているのかという、人の目も異常に気にしてしまうのです。
なので自分の投稿に対する返信やコメントは、くまなくチェックしてしまうタイプが多いです。
心理4. 自信がなく、周囲から認められたい
一見すると自信家に見えるのですが、自己顕示欲が強い人は実は全く逆で、自分に自信がない人が多いです。
自分に自信がないからこそ、自分を実際の自分よりも良く見せたいと思ってしまいますし、承認欲求が強くなり必要以上に自分をアピールしてしまうのですね。
自分を自分でアピールしないと、他人からは認めてもらえないと思っているのです。
自己顕示欲が強くなる3つの原因
自己顕示欲が強い人の心理を、4つご紹介してきました。
心理をみてみると、なぜそんな心理になってしまうのかが気になってきますよね。
ここからは、自己顕示欲が強くなってしまう原因について見てみましょう。
原因1. 仕事や恋愛が上手くいっていない
仕事が上手くいっている人は、上司や同僚から信頼されている、または顧客や取引先などとの関係も円滑にいっていますよね。
そのために、周囲から「すごい」と褒められたり、顧客から「ありがとう」と感謝されたりと、自己顕示欲が満たされています。
同様に恋愛が順調な人は、彼氏から大切にされていることを実感できているため、自分を認めてもらえているという実感を持つことができ、自己顕示欲を強く満たしたいとは思わないものなのです。
原因2. 自分の理想とのギャップに自信を失っている
誰もが「こうなりたい」という、漠然とした理想の自分を持っていると思います。
その理想としている自分と、現実の自分との間に大きなギャップがあるとしたら、自分に対する自信まで失ってしまうのではないでしょうか。
自分への自信のなさから、必要以上に自分をアピールする、自己顕示欲の強さへとつながってしまうのです。
原因3. 両親からの愛情が少なかった”毒親育ち”で、愛に飢えている
子供の頃に親の愛情を受けずに育った子は、大人になって承認欲求が強くなると言われています。
特に何をしても褒めない毒親から育てられると、大人になってから
「認められたい、褒められたい」
と、強く願うようになってしまうのです。
幼少期、愛に飢えた状態が影響をして、周囲から褒めてもらいたいという思いが強くなってしまい、自己顕示欲が強くなることもあります。
自己顕示欲の強い人の16個の特徴を解説
自己顕示欲が強い人の心理、そして原因についてをみてきました。
ただ目立ちたい人という印象が強い印象だった人も、実は複雑な心理を抱いている可能性があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ここからは、自己顕示欲が強い人の特徴を、様々な角度から詳しくご紹介していきます。
自己顕示欲の強い人の「性格」の特徴
まず見て行く特徴は、自己顕示欲が強い人に見られる性格についてです。
自己顕示欲が強い人ならではの性格の特徴がいくつかあります。
自分の周りの自己顕示欲が強い人や、自分自身などに当てはめながら見てみてくださいね。
性格① 負けず嫌いで一番にならないと気がすまない
自己顕示欲が強い人は、自分が注目の的になっていないと嫌なので、二番手でいる自分が許せません。常に一番でいないと気が済まない性格です。
周りから「すごいね」や「さすがだね」といった、褒め言葉をもらえるのが快感なので、二番になると非常に悔しがるのです。
自分以外の人が一番になり、自分よりも注目されるのが、何よりも許せないのですね。
性格② 自己中心的で協調性がない
とにかく目立ちたい、中心にいないと気が済まないので、他人の気持ちなどをあまり考える余裕がありません。
誰かが話しているのを平気で中断させてしまい、自分の話に持っていく、なんてことも平気でしてしまいます。
ダラダラと自分の自慢話を聞かせるということも、日常茶飯事。空気を読むことが苦手で、自分が目立っていればそれで良い、という性格です。
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性格③ すぐに他人と比較してしまう
自分が一番になるため、注目を集めるために、他の人はどうなのかということにも敏感。
他人と自分を比較して、自分の方が上か、自分の方が目立っているかどうかを常に気にしています。
人の気持ちには鈍感なのですが、他人と自分のことはいつも比較してしまいます。他人と比較しなければ自分で自分の価値に気づけないというのも、自己顕示欲が強い人の性格の特徴なのです。
性格④ 目立ちたがり屋で常にコミュニティの中心にいようとする
自己顕示欲が強い人の一番の特徴が、常に自分が輪の中心にいたいという欲求の強さです。
何かの代表になりたがったり、役員になりたがったりと、リーダー役を買って出るのも、自己顕示欲が強い人に多くみられます。
数人グループで会話をしていても、他人の話を平気で横取りしますし、他人の話を聞いていないことも多いです。
性格⑤ 見栄っ張りで自分を大きく見せようとする
目立つため、誰かに褒められるためには、自分を実際よりも良く見せようとしてしまうのも、自己顕示欲が強い人の性格です。
出来ないことを「出来る」と言ってしまったり、知らないことを「知っている」と言ってしまったり。ある意味、虚言癖がある人も多いのが、自己顕示欲が強い人の特徴でもあります。
誰よりもすごい人間にみられたいと思うあまり、見栄を張り大きく見せようとしてしまうのですね。
自己顕示欲の強い人の「行動や言動」の特徴
自己顕示欲の強い人の性格の特徴が分かった上で、次に行動や言動の特徴を見てみましょう。
性格と共に見ることで、なぜそういった行動や言動をするのかも、なんとなく理解できてくるはず。
こちらも自分や周りの人と、比較しながら確認してみましょう。
行動や言動① 自慢話が多い
自分を良く見せたいという欲求が異常に強いので、自慢話も多いです。周りから「すごいね」と言われることで、周囲に認められたと感じてしまうのですね。
他人の自慢話ほどつまらない話はありませんから、聞いている周りから呆れられてしまうことも。それでも本人はお構いなしで、延々と自慢話を続けるということもザラです。
自分では周りに認められたと思い、そんな自分に満足しているのです。
行動や言動② 嘘をついたり、虚言癖がある
「いかに自分をすごい人間に見せるか」ということに、強い情熱を持っているため、時に嘘をついたりすることも平気でしてしまいます。
自己顕示欲が強い人は、自分の非力を認めたり、知識不足を認めたりすることが出来ないので、出来る自分、知っている自分を偽ることも。
また、注目を集めるために話を少し大げさにしたり、盛ったりすることもあるのです。
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行動や言動③ 「俺だったら」「私は」などとすぐに自分の話題に持っていく
自己顕示欲が強い人は、他人の話の腰を折ることも日常茶飯事。誰かの話を聞いていても、すぐに自分の話に持ってきてしまい、人の話でも平気で横取りしてしまいます。
自分の話を聞いてもらいたい欲求がとても強く、話の中心にいないと気が済まないのです。
その分、人の話はあまり聞いていないとも言えるかもしれませんね。
行動や言動④ 人によって態度がコロコロ変わる
自己顕示欲が強い人は、権威のある人、実力者などには弱い傾向があります。
なぜなら、偉い人、有名人などに取り入ることで仲良くし、まるで自分がその力を持っているかのように振る舞うためです。
自己顕示欲が強い人は、「こんなすごい人と知り合いなんだ」と自慢をしたりして、人の権力を自分の権力であるかのような行動を平然とやってしまいます。
行動や言動⑤ 他人からの意見を素直に聞き入れない
自己顕示欲が強い人は、あまりに「他人に認められたい」「褒められたい」という思いが強すぎるため、自己中になっています。
自己愛が強いとも言えるため、常に自分は正しいと思っている傾向が。他人から指摘された言葉を聞き入れるようなことは、あまりありません。
その場の空気を読むのも苦手なので、人の気持ちを察することもできず、耳を傾けることも出来ないのです。
行動や言動⑥ 髪色や服装が個性的だったり、派手
人から注目を集めたい、誰よりも目立ちたいという性格なので、髪型や服装などが個性的な人が多いです。
髪型をコロコロ変えたり、SNSやインスタなどでも個性的なもの、派手なファッションなどを披露してみたりして、みんなから注目されることで自己顕示欲が満たしているのですね。
自分が他人からどう見られるのかということを、異常なほど気にしてしまうことがあります。
自己顕示欲の強い人の「SNS」の特徴
自己顕示欲が強い人の、性格や行動などの特徴をご紹介してきました。
「ここはあの人に当てはまるな」など、気になる点があったのではないでしょうか。
ここからは、自己顕示欲が強い人がやりがちなSNSでの特徴をご紹介していきます。
SNS① Twitterやインスタなどの投稿が多い
自己アピールが大好きな自己顕示欲が強い人にとって、SNSというのはとても有益なツール。
Twitterやインスタなどは、自己アピールをする場としては、うってつけの場でもあるため、投稿は頻繁なのが特徴です。
マメに投稿をすることで「私を忘れないで」のアピールの意味も込めれていると言えます。誰かに常に見ていてもらいたいという欲求があるので、SNS投稿もこまめになってしまうのですね。
SNS② 自撮り写真や自分が写っている写真の投稿が多い
自己顕示欲が強い人は、自分が大好きな人でもあります。
そのため、SNSなどで顔出しすることに抵抗がなく、自らすすんで自撮り写真などを投稿することが多いです。ナルシストな部分が強いため、自撮り写真で自分を見てもらいたいのですね。
そして、周りがちょっと引いてしまうような自撮り写真でも、平気で投稿していたりします。
SNS③ 投稿に対して頻繁に、コメントをしてくる
自分が他人にどう見られているのかが気になるので、他人のことも人一倍気にしています。そのため、人のSNSも良く確認していますし、コメントも頻繁にします。
もちろん自分の投稿に対するコメント返しも、すぐにするのも自己顕示欲の強い人の特徴です。
また、投稿にコメントしたり、コメント返しをすることでどんどん友達を広げることも、自己顕示欲が強い人にとっては、自己アピールになるのです。
SNS④ 投稿で忙しいアピールをする
自分がいかに忙しく過ごしているかのアピールも、自己顕示欲が強い人にはありがち。いわゆるリア充アピールが多いのです。
「こんなに仕事が大変なんだ」ということや「友達がこんなにたくさんいるんだ」ということをアピールして、他人からすごいと思われたい、羨ましがられたい、と思っています。
周りがリア充投稿にウンザリしていても、本人は気づかずに投稿し続けたりしていることも。
SNS⑤ ネガティブだったり、意味深な投稿をする
自己顕示欲が強い人は、寂しがり屋。人から注目されるため、時には周りが心配してしまうようなネガティブな発言をしたり、意味深なポエムのような投稿をしたりします。
かまってちゃんなので、「どうしたの?」と、誰かに心配してもらいたいのですね。
ありきたりなSNS投稿をしても誰にも反応してもらえないので、あえてネガティブ発言をしてしまいます。
悪いことばかりじゃない?自己顕示欲が強い人のメリット/デメリット
自己顕示欲が強い人の心理や性格、行動などの特徴を見てきましたが、なんとなくマイナスなイメージが強いかもしれませんね。
でも、自己顕示欲とは悪いことばかりではありません。
ここからは、自己顕示欲が強い人のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
自己顕示欲が強い人の3つのメリット
まず見て行くのは、メリットについてです。
自己顕示欲が強いとデメリットの方が多い気がしますが、見方によってはメリットになることも多くあります。
メリットを知ることで、今までとは違った見方が出来るようになるかもしれませんよ。
メリット1. 自己主張が強いので出世しやすい
自己顕示欲が強い人は、自分を常にアピールしたい願望が強い人です。なので、仕事の場においては上司など、上の立場の人へのアピールも上手。
顔を覚えてもらえるなど自己主張が功を奏して、出世街道を進むこともあります。
また、自分を良く見せるための努力は惜しまずにするので、それも出世にはプラスに働くでしょう。
メリット2. 流行に敏感なのでおしゃれ
自己顕示欲が強い人は、髪型やファッションでも人より目立ちたいので、流行などを先取りする人が多いです。
そのため流行にとっても敏感で、流行り物チェックは怠りません。
周囲の人よりもおしゃれな人が多く、最先端ファッションに身を包んでいるので、おしゃれ好きの間では一目置いていると言う人もいるのではないでしょうか。
メリット3. 目立つためにその場を盛り上げる
周りから注目をされることが快感なので、自己顕示欲が強い人は、大勢の中にいてもその力を発揮します。
中心になるために、その場を盛り上げたり、みんなを楽しませたりする能力に優れている人もいるのです。
その場のいる人が、みな楽しい気分になれるのでしたら、自己顕示欲が強い人の特徴も、プラスに働きますよね。
自己顕示欲が強い人の3つのデメリット
自己顕示欲には、プラスとなるメリットがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
次に見て行くのは、マイナスとなるデメリットについてです。
自己顕示欲を理解するためには、デメリットも理解しておきましょう。
デメリット1. 人間関係のトラブルが多い
自己顕示欲が強い人は、目立ちたいがために空気を読めないので、周囲にうまく溶け込めず、人間関係でトラブルを抱えてしまうことが多いです。
周りから「ウザいな」と思われていても、自分のことしか考えていないため自分を貫き通してしまい、反感を買ってしまうのです。
また、自分にプラスになることしか頭にないことも、トラブルの原因になってしまいます。
デメリット2. 話を聞かないので、悪い部分が改善されにくい
自分が一番、自分だけが可愛い自己顕示欲が強い人は、他人の意見などを聞き入れないのも特徴。
そのため、「そこは直した方が良いよ」といった友人などのアドバイスにも、耳を傾けません。
自分のダメな部分や人から嫌われている部分に気づくことができないので、いつまでも変わることがないのは、大きなデメリットも一つです。
デメリット3. お金の遣い方が荒い
実際の自分よりも、より良い自分に見せたいという願望が強いため、お金も見栄を張るためならどんどん使ってしまいます。
髪型もしょっちゅう変えるため美容院代もかかりますし、ファッションにかける情熱もすごいです。
女性ならブランド物で揃えてみたり、男性なら高級時計を身につけてみたり。見栄っ張りなので、お金の使い方も荒い人が多いのです。
自己顕示欲が強い人への7つの対処法
自己顕示欲が強い人の様々な特徴、メリットデメリットをご紹介してきました。
ここからは、周りにいる自己顕示欲が強い人とはどういった付き合い方をしたら良いのかという対処法を、具体的にご紹介していきます。
職場や恋愛など、自己顕示欲が強い人との付き合い方に、ぜひ役立ててくださいね。
対処法1. 自己顕示欲は全ての人間が持っている事を理解する
あまりに自分を主張してくる人は、つい「面倒な人だな」と思ってしまいがちですが、対処法として、まずは自分を誰かに認めてもらいたいという自己顕示欲は、誰もが持っている欲であることを理解してみてください。
誰もが他人に自分の存在を認めてもらいたいと思うものですし、褒めてもらいたいという思いを持っています。
自己顕示欲が強い人の思いを理解することで、今までとは見方が変わり、付き合いやすくなるはずです。
対処法2. 適度に相打ちをうち聞き流す
自己顕示欲が強い人は、話の中心にいることが大好きなので、聞き役になってくれることはあまりありません。
話を聞いてもらうことが大好きなので、面倒ですがこちらが聞き役に徹してあげることも対処法として有効です。
関心のある風を装いつつ、相槌を打ちながら話を聞いてあげれば、相手の自己顕示欲は満足してくれるでしょう。
対処法3. たくさん褒めて自信をつけてもらう
ご紹介したように、自己顕示欲が強い人は自分大好きですが、自分には自信がないのが特徴です。なので、近くにいる人が自己顕示欲が強い人であれば、自信を持ってもらうために、褒めてあげるのも良い方法。
今まで褒めてもらえなかったことが、その人の自己顕示欲を強くしてしまっていることが考えられます。
思いを満たしてあげるように、良いところをたくさん褒めてあげて、自信を持ってもらいましょう。
対処法4. プライドを傷つけないような言い方で指摘してあげる
自己顕示欲が強い人は、認めてもらいたいという承認欲求が強いため、何かを指摘されると自分が否定されたと感じてしまうことも。
そのため、悪い部分を指摘しても改善するどころか、反発されてしまう可能性が高いのです。
悪いところを指摘するなら、褒めた後に優しく注意をしてみるなど、相手のプライドを傷つけないように、そっと指摘してあげてください。
対処法5. どんどんおだてて、頼りにする
自己顕示欲が強い人は、周りから認められると嬉しいので、持ち上げたり頼りにしたりすると、みんなが嫌がることでも積極的にやるなどの行動を見せることがあります。
自分を良く見せたいという思いも強いので、カッコつけるために汚れ役を引き受けるような、人の良い一面もあります。
言葉は悪いですが、うまく乗せると実は扱いやすい人でもあるのです。
対処法6. 反面教師にして、自己反省のきっかけにする
付き合いすら嫌になるほどの自己顕示欲の強い人は、無理に近づいたり仲良くなったりしようとはせず、反面教師として活用してしまいましょう。
周りから嫌われるような人にならないための反面教師にして、自分を見つめ直すきっかけにするのです。
その人の行動一つ一つを自分と照らし合わせてみて、同じような行動を取らないように気をつけましょう。
対処法7. 距離を置いて、関わらないようにする
自己顕示欲の強さにイライラしてしまい、付き合っているだけで疲れてしまうような場合は、もうその人とはそっと距離を置き壁を作って付き合いましょう。
ある一定の距離以上は近づけない、こちらからも近づかないようにして、無理して付き合うのはやめてしまうのも、対処法の一つです。
無理して仲良くしてもストレスが溜まるだけですし、イヤイヤ付き合っても、お互いに良い思いはしないものです。
自分も心当たりがある?自己顕示欲の抑える方法や克服法5つ
自己顕示欲は誰もにあるものですが、他の人よりも強いかも?と、もしかしたら自分に当てはまる点が多いと思った方もいるのではないでしょうか。
ここからは、自分の自己顕示欲を抑えるための方法をご紹介していきます。
より良い人間関係を築くため、ぜひ参考にしてくださいね。
抑える方法1. 自己顕示欲の原因を探る
自己顕示欲が強くなった原因が自分で理解できれば、原因を取り除くことができますし、きっと自己顕示欲を抑えることも簡単ですよ。
子供の頃の自分を振り返ってみたりして、自分の自己顕示欲がなぜ強くなってしまったのかを、自分自身で深掘りしてみましょう。
なぜ目立ちたいのか、目立つことによって何が満たされるのか。なぜ自分は周りに認められたいと思うのか。自分の心の声を聞くために、ノートなどに書き留めてみてください。
抑える方法2. 地道な努力をして、成功体験を増やす
自己顕示欲が強い人の多くが、自分に自信がありません。もっと自分で自分を誇れる人間になれるよう、成功体験を増やしてみてください。
自分で興味があることや、やってみたいと思っていたこと、今の仕事など、どんなことでも構いませんので、自分で努力をして成功を勝ち取るという体験をしてみましょう。
成功体験が増えることで、自信を持つことができ、自己顕示欲も落ち着いてくるはずです。
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抑える方法3. 自分の事を褒める習慣をつくる
誰かに褒めてもらうことに情熱を傾けるのではなく、自分で自分を褒めることを習慣にするのも、効果があります。
「今日は仕事を頑張ったね」や「美味しいご飯を作れたね」など、どんな些細なことでも良いので、自分で自分を「良くやった」と褒めてあげるのを習慣にするのです。
自分で自分に暗示をかけるように、毎日心で自分を褒め続けていると、少しずつ自信が持てるようになりますよ。
抑える方法4. 没頭できる趣味を作り、争いを忘れる
自己顕示欲が強くなってしまうのは、それだけ暇だからとも言えますよね。
趣味などに没頭して時間が無くなれば、余計なことを考える暇が無くなるので、自己顕示欲も抑えることができます。
時間が無くなれば、周りの人より目立ちたいとか、他よりも優っていなければ気が済まないといったことが、どうでも良くなってしまうので、自己顕示欲を自然に抑えることができるでしょう。
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抑える方法5. SNSを見る時間を減らし、人を比べる事をやめる
自己顕示欲が強い人は、毎日他人のSNSをチェックすることを欠かせません。でも、他人の投稿を見ることで、知らず知らず自分と比較しているということに気づきましょう。
自分と他人とを比較してしまうので、自己顕示欲がムクムクと抑えられなくなってしまうのです。
他人の投稿を目にしなければ、自己顕示欲に刺激を与えることが無くなるので、抑えることができるでしょう。
自己顕示欲が強い人は自分に合った解決策を試してみて。
自己顕示欲が強い人は、ちょっと付き合いづらい人でもありますが、ご紹介した心理や特徴、性格を知ることで、少しは理解できたのではないでしょうか。
自己顕示欲が強い人と上手に付き合うために、ぜひ役立ててくださいね。
また、自分の自己顕示欲の強さに悩んでいる方は、自己顕示欲の強さをマイナスとして捉えるのではなく、自分の性格の一部として受け止めて、プラスに改善して行ってくださいね。
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