倦怠期の上手な乗り越え方とは?マンネリ化した時の注意点も解説!
倦怠期を乗り越えたいカップルへ。
夫婦の間では倦怠期という言葉がよく使われますが、実は恋人同士の間でも倦怠期があるのです。
倦怠期を回避するには、一体何が原因で起こるのかを知る必要があります。そこで今回は倦怠期とはどのくらい続き、どんな特徴があり、乗り越えるにはどうすればいいのかなどについて考えてみます。
倦怠期を恐れることなく、いつまでもお互いを必要としていたいカップルや夫婦はぜひ参考にしてください。
大前提として「倦怠期」の意味とは?
付き合い始めた時はお互いに新鮮で刺激的ですが、慣れてくるとドキドキ感が薄れて冷めてくるのが倦怠期です。
倦怠期は誰にもやってくるといわれますが、ここでは付き合い始めてどのくらいで起こるのか、いつまで続くのかについて取り上げます。
特に注目してほしいのが倦怠期の特徴について。特徴がわかれば対処法もわかってくるでしょう。
1. 「倦怠期」とは大体付き合ってどれくらいの時期に来る?
倦怠期を感じ始める時期は、カップルや夫婦によって異なります。一般的に多いのが付き合い始めて3ヶ月目の時期。お互いの考え方や趣味や人生観などの違いがわかってくる頃ですね。
次に多いのが付き合い始めて半年目の時期で、ケンカに発展することも。なぜかというと3カ月目でお互いがマンネリ感を抱き、その後も我慢を続けるので不満が爆発するのでしょう。ちなみに夫婦の場合は3年目といわれています。
2. 倦怠期はどれくらいの期間続くの?
倦怠期が続く期間がはっきりわかれば、対処の仕方もあります。残念ながらカップルや夫婦によって、倦怠期が続く期間は違うのが本当のところ。カップルの場合、例えば1カ月で終わることもあれば、1年以上続くケースもあるとか。
大事なことは倦怠期が終わるのを待つのではなく、男性と女性がお互いに努力してなるべく早くマンネリから抜け出すことでしょう。
3. 「倦怠期」の主な特徴とは
男性と女性がお互いに努力して倦怠期を終わらせるためには、倦怠期の特徴について知っておく必要がありますよ。特徴を理解しておけば倦怠期の乗り越え方も見えてくるはずです。
果たして倦怠期にはどのような特徴があるのか、具体的にわかりやすく紹介します。もし当てはまる特徴があれば、すぐに対処法を実践してくださいね。
特徴① 恋人に対して、興味や関心がなくなる
恋をすると寝ても覚めても彼氏や彼女のことばかり頭に浮かぶと言います。2人が出会って恋に落ちた当初はこのようにラブラブな状態になりますが、3カ月とか半年ぐらい経過して倦怠期になると、彼氏や彼女に対しての関心が低くなりがちに。
なぜかというと、出会った当初の新鮮さがなくなってマンネリになるから。お互いのことがわかってきて興味や関心が薄れるので、倦怠期の特徴の1つといえます。
特徴② 連絡頻度が急激に減少する
恋に落ちると毎日でもデートしたくなりますね。会えなくても頻繁にメールやLINEで連絡を取り合うものです。
ところが倦怠期になると、連絡を取り合う頻度が少なくなるという特徴が。
倦怠期はお互いに飽きがきている状態なので、恋愛当初ほど会いたい気持ちが薄れます。会いたい気持ちがなくなるので、積極的に連絡し合う必要性もなくなるのでしょうね。
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特徴③ デートの回数も減る
倦怠期になると以前ほどデートもしませんし、男性や女性の関心は他に向きがちです。なぜかというと、彼氏も彼女もお互いに知り尽くしてしまうから。
このような状態でデートに誘われると、面倒くさいと思うようになります。誘う方も半ば義理で声をかけているので、次第に面倒に思うでしょう。
もしデートの回数が減ってきたら、倦怠期の特徴だなと察してくださいね。
特徴④ 一緒に居てもキュンとしたり、ときめいたりしない
恋する男性と女性が待ち合わせをした場合、彼氏や彼女が1分でも遅れると「どうしたんだろう?」と心配になるのは相手に対する愛情があるから。
ところが付き合って3ヶ月ぐらい経つと、1分でも遅れたら「何やってんだ?」と不満な気持ちが先に立ちます。相手に対する愛情が薄れて、会うことに胸がキュンとしたりときめきがないのです。
特徴⑤ 相手の些細な言葉にイラッとしてしまう
愛し合っているカップルは一緒にいるだけで楽しく、ちょっとしたケンカをした後でも愛おしさが募るもの。
ところが倦怠期に入ったカップルは相手の些細な言葉にイラッとして、気まずい空気になります。いっそケンカになればまだ恋の情熱が残っているといえますが、イラッとした空気だけが2人の間に漂うのです。この嫌な空気感も倦怠期の特徴でしょう。
特徴⑥ 同棲している場合、ほとんど会話がなくなる
ラブラブの時は一晩会えないだけで切なくなりますが、同棲していると一緒にいる時間が長くなるので倦怠期の訪れも早まる傾向に。まして夫婦になると倦怠期は避けられません。
同棲状態や夫婦関係で倦怠期が訪れると、ほとんど会話がなくなります。なぜなら一緒に暮らしているので新鮮な話題がなくなり、一緒にいることが辛くなりがちです。
同棲しているカップルは、会話が少なくなってきたら倦怠期の特徴だと思ってください。
特徴⑦ 恋人よりも自分の用事や友達との予定を優先するようになる
出会った頃はアツアツで毎日でも会いたいと恋い焦がれます。でも3カ月や半年後には、彼氏や彼女とのデートよりも他の用事や友達との予定を優先させるようになりがち。
明らかに倦怠期の特徴ですが、自然な流れともいえますよ。人にはそれぞれやりたいことや目標があるでしょうから、いくら恋愛していても熱が冷めてくれば優先順位は変わるといえます。他の特徴と併せて、倦怠期の特徴を見抜いてくださいね。
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倦怠期の乗り越え方や過ごし方とは
どんなにラブラブの彼氏と彼女でも倦怠期はやってきます。また、倦怠期には特徴があることもわかりました。大事なのはいかにして倦怠期を乗り越え、過ごすかということ。
ここでは倦怠期の乗り越え方と過ごし方についてアドバイスしていきます。
乗り越え方1. 二人で共通の趣味を始めてみる
カップルそれぞれに対しての関心が冷めてしまうのが倦怠期ですから、乗り越えるためにはお互いの関心を高める過ごし方が必要です。
例えば、2人で共通の趣味を始めるという方法。同じ趣味という目標を持てば、お互いの気持ちを近づけることができるでしょう。
趣味を中心にして2人の話し合いが増えますし、それまでとは違うお互いの魅力に気づかされますよ。
乗り越え方2. 喧嘩が多い場合は、一度距離を置いてみる
倦怠期にはお互いの些細なことが気になって、喧嘩が増えるカップルが出てきます。
喧嘩が多いカップルで気をつけたいのは悪循環。というのは、お互いに何とかしようと努力すればするほど喧嘩になってしまう傾向が強いのです。
悪循環を断ち切るためには、話し合いをして1度距離を置いてみましょう。距離を置くことで冷静になれますし、改めて相手の良さに気づくこともありますよ。
乗り越え方3. 友達カップルを誘って、ダブルデートに出かけてみる
倦怠期の特徴の1つは、カップルがお互いに新鮮さを感じなくなってしまうこと。原因は3カ月なり半年なりの間、お互いだけを見つめ合ってきたからでしょう。
そんな時は、友達カップルとダブルデートをしてみる方法があります。いつも2人きりのデートが4人になるだけでも新鮮ですし、他のカップルを間近に知ることによって自分達には気づかなかった新たな魅力を再発見できるでしょう。
乗り越え方4. 相手にもう一度好いてもらえるよう、自分磨きに注力してみる
ものごとがうまく行かなくなった時、何が悪いのか反省すると答えが見つかることはよくあります。
倦怠期に陥ってお互いに気持ちが通じ合わなくなったら、相手を責める前に自分の至らなかった点を反省してみてください。
反省して自分の欠点がわかったら、もう一度相手に好かれるように自分磨きをすると意外と簡単に倦怠期を乗り越えられますよ。
乗り越え方5. 遠出したり、行ったことない場所へ足を運んだり、初めてのデートをしてみる
関係が行き詰まったら、原点に戻ってみるというのも1つの乗り越え方です。倦怠期になると連絡のやりとりが減り、デートも面倒になります。
放置しておくと別れに繋がることもあるので、原点に戻ってもう一度初めてのデートを計画してください。
ポイントは今まで行ったことがない場所を選ぶこと。例えば、初めての海外デートなどはおすすめですよ。カップルにとって初めての経験は新鮮で、ドキドキ感を取り戻せるでしょう。
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乗り越え方6. 付き合い当初の思い出話に花を咲かせてみる
付き合ってから3ヶ月ないし半年ぐらい経つと、お互いに慣れが出てきて新鮮さがなくなり倦怠期に入ります。ほとんどのカップルが経験することと受け入れるのも乗り越え方の1つですよ。
ただ受け入れるのではなく、2人でこれまでのことを思い出しながら話し合いを持ってください。思い出話に花を咲かせると、懐かしさと同時に付き合い始めた頃の新鮮な感覚が蘇ってくるでしょう。
もし蘇ったら、そこを新たなスタートとして付き合えば乗り越えられますよ。
乗り越え方7. お互いに恋人へ対し感謝を伝えるようにする
倦怠期になったからといって、あまり深刻になるとかえって乗り越え方がわからなくなります。
誰にでもあるものと冷静になり、ここまで恋愛関係が続けられたことに感謝してみましょう。もし彼氏や彼女と出会えなかったら、恋愛は成り立たなかったのですから。
出会えたことに感謝し、相手に感謝を伝えてください。相手も感謝を返してくれるでしょう。お互いに感謝の気持ちを持つことも倦怠期の乗り越え方ですよ。
倦怠期にやりがちな気をつけるべき注意点やNG行動
倦怠期になると焦りや不満から、ますます逆効果になる行動をとる場合があります。
気をつけるべきやりがちなことやNG行動とは、どのようなものなのかについて説明します。倦怠期を乗り越えるためにも知っておいてくださいね。
NG行動1. 恋人に対してすぐ八つ当たりをする
倦怠期になるとお互いの意思疎通が減ります。気持ちが通わなくなると、一方的な考え方になりがち。
例えば社会人で仕事がうまくいかなかった場合、彼女のせいで集中できなかったからだと一方的に責めるのはNG行動です。社会人はストレスも溜まりやすいので八つ当たりしやすいのでしょう。
倦怠期に八つ当たりすると、破局につながるケースが多いので社会人は要注意ですよ。
NG行動2. 連絡を無視したり、返信をしなかったりする
倦怠期だなと思ったら、より頻繁にメールをしたりLINEすることが重要です。反対に連絡を無視したり返信しないのはNG行動。なぜなら、お互いの不信感が強まるだけだからです。
倦怠期には相手への関心が低くなりますが、それを促すような行為をしてはいけません。逆に関心を高めるように連絡したり、返信は必ず返すといった努力をしましょう。相手を無視するのは最もいけないNG行動ですよ。
NG行動3. 何も言わずに一方的に距離を置こうとする
恋愛関係にある男性と女性にとって最も大事なのはコミュニケーションでしょう。倦怠期になると自分1人の考えに閉じこもりがち。冷静になって距離を置くのはいいことですが、相談なしで一方的に決めると恋人に不信感を植え付けることに。
1度不信感が芽生えると修復が難しくなります。倦怠期だからこそ、相談しながら進める必要があるのです。
NG行動4. わざと相手を嫉妬させたり、相手の興味をひこうとする
どんなにラブラブなカップルにも倦怠期はやってきます。これを乗り越えれば、より2人の絆は深まると思って冷静になることが必要。
ところが焦って気を引こうするあまり、わざと相手を嫉妬させたりするのはNG行動です。
倦怠期に陥ると男性も女性も落ち込みますが、その時に嫉妬させたり興味を引こうとすると逆効果になりがち。相手は面倒くさくなって別れたくなりますよ。
倦怠期はお互いの努力で乗り越えて。
倦怠期についての特徴、乗り越え方、NG行動などについて説明してきました。この記事を読めば対処法は自ずとわかってくるはず。
男性女性にかかわらず気をつけてほしいことは、決して焦らないこと。どんなに素敵なカップルにも倦怠期はくると思って、今回紹介した乗り越え方を実践してみてください。
乗り越えようと努力することが、再び2人を引き寄せることに繋がるでしょう。
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