何がしたいかわからない人の心理とは?自分がやりたいことを見つける方法を解説

あやな 2024.05.07
何がしたいかわからないと思う時ってありますよね。そこで今回は、わからないと思ってしまう深層心理から、主な原因、仕事や恋愛でどうしたいかわからない時の対処法を徹底解説!また、併せて読んでおきたいおすすめの自己啓発本も紹介していきます。

何がしたいかわからない時ってありますよね。

何がしたいかわからない原因

何がしたいのかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。他の人と比べた時、みんなはやりたいことを見つけて一生懸命なのに、「それに比べ自分は」と思った経験はありませんか。

そこで、この記事では何がしたいのかわからないと感じてしまう原因と対処法について紹介します。

原因を理解すれば、対処法も取り掛かりやすくなりますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。


自分が何をしたいかわからないと悩む人の深層心理とは?

自分は一体何がしたいんだろう?と口に出してはいるものの、周囲からすれば何をそんなに悩んでいるのかなと感じることも。

そこでここでは、何がしたいのかわからないと悩んでいる人の深層心理について紹介します。


深層心理1. 本当に自分が何をしたいのか分からず悩んでいる

何がしたいかわからない男性や女性の心理には、「みんなは自分がやりたいように何かをしているけど、自分は本当に何がしたいんだろう?」と気持ちが焦っています

焦れば焦るほど、「本当にやりたいことって何?」とグルグルと自問自答を続けて結局自分が何をしたいのかわかりません。

焦ってしまうのは、周囲から置いていかれるという気持ちが働いているのです。


深層心理2. いくつか候補が浮かぶが、本当にしたいのか分かりかねている

自分の中で何かを変えなくてはいけないという気持ちがあるものの、具体的に何をどうしたらいいのか迷っています。候補はいくつかあるけど、行動に移すとなると、「本当にそれがやりたいこと?」と自問自答し前に進みません。

自分にブレーキをかけてしまうのは、周囲に「また中途半端に行動始めるんだ」と思われるのが嫌だと考えている部分があるから。周りを気にしてしまい、本当にやりたいことなのかが、自分の中で分からなくなっているのです。


深層心理3. 本当は何もせず、楽をしたいと考えている

周囲が何かを始めていると取り残されたような気分になります。一応何か自分でもやらないとなと考えてはいるものの、周りに流されて「何かをしなくちゃ」と考えているだけで、本当はこのまま何もせずに楽をして生きていたいと考えているのです。

しかし、自分でも本当のことには気がついておらず、周囲に流されて「何かしなくちゃ」と表向きは焦っています


人生で何がしたいかわからない主な5つの原因

人生の目標もなく、ただただ毎日が過ぎていく日々を送っていませんか。「何かをしなくては」と焦るものの、具体的に行動が起こせないという人もいるでしょう。

ここからは、自分が何をしたいのかわからない人にある5つの原因について紹介します。


原因1. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がないから

何がしたいか分からない人は、元々の性格や今までの生活環境が原因で何をするにも、「自分はダメな人間だから、これをやってもどうせ無理」と常にネガティブ思考です。

傷つきたくないと思っているので、ネガティブに考えることで失敗したとしても「やっぱり自分ってダメな奴だから何をやっても無理だよね」と深く傷つかずに済みます。何がしたいのかわからない人は、ネガティブで自己評価が低いことが原因です。

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原因2. 一番やりたかった事で挫折をしたから

小さい頃から得意なことで、周囲から褒められていると「自分これが得意だし、1番だ」と思い込みます。

しかし、世の中に出てみると上には上がいることを思い切り見せつけられて、心が折れてしまうのです。

自己肯定感が強くなっているところから、現実を突きつけられると大きな挫折感を味わうことになります。「自分からこの得意なことを奪われたら何が残るのだろう」と考え、何がしたいのか分からなくなるのです。


原因3. 本当はしたいことがあるのに、自分で勝手に無理だと決めつけているから

男性でも女性でも自分の気持ちを押し殺している人は多いです。それは、周囲の目と「自分なんて無理」という自己肯定感の低さが原因です。

やる前から「もういい大人なのに失敗したら恥ずかしい」と考えてやりたいことがあっても、行動に移そうをはしません。

何がしたいのかわからないのではなく、自分のやりたいことを自分で押し殺しているのです。


原因4. 自分の長所に自身で気がつけていないから

「20代、30代と自分は本当に何がやりたいんだろう?」と悩みを抱えることがあります。悩んでしまう原因は、自分の長所を知らないからです。

「何となく自分の良いところはここだよな?」とぼんやりはわかるものの、自分でも気がついていないような長所が隠れていることも。

本当の自分に気がついていないために、何がしたいことなのかわからないのです。


原因5. 何かに全力で打ち込んだ経験が少ないから

何がしたいかわからない人は、全力で物事に打ち込んだことがありません。適度にこなせてしまうので、いつも満たされないのです。

一度、自分の全力を出し切るという経験をすると、自分でも気が付かなかったようなことが起こります。

例えば、仕事に全力で取り組んだときにお客さんが本気で「ありがうございます」と言ってくれた時に、「もっと営業を極めたい」と思うかもしれません。全力で取り組んだことがないので、打ち込んだ時の発見を知ることができないのです。


仕事や恋愛で何がしたいかわからない時の対処法は?

女性でも男性でも仕事や恋愛で悩むことはあります。いくら考えても自分は何がしたいんだろう?と考えすぎて負のループに入ってしまうことも。

そこでここでは、仕事や恋愛で何をしたいのかわからない時の対処法について紹介します。

対処法を知ることで、仕事や恋愛でのモヤモヤが晴れるかもしれませんよ。


仕事で何がしたいかわからない時の対処法

20代、30代とまだまだ働き盛りで、仕事に没頭している時ふと冷静になった時に「これが本当に自分のやりたい仕事なの?」と疑問に思うことも。

ここでは、仕事で何がしたいかわからない時の対処法について紹介します。


1. まだ就職してない場合、自分の少しでも興味のある職種に就いてみる

仕事で何がしたいかわからないと漠然としているなら、まずは自分が少しでも気になる職種を選ぶべきです。

興味があるものに就職することで、「これがやりたかったんだ」とやりたかったことがすぐに見つけられることもあるでしょう。

まずは自分のやりたいことから仕事を探すのが良いでしょう。しっかり自己分析をして、自分に合った仕事を見つけてみてくださいね。


2. 既に仕事をしている場合、まずは目の前の業務に全力で取り組んでみる

20代で仕事は何がしたいかわからないとモヤモヤするのであれば、いきなり転職をするのではなくまずは普段の業務を全力で行います。

それは、全力で仕事をすることで仕事の本当の楽しさが分かってくるから。仕事が楽しくなってくれば、「アレもやってみたい、コレもやってみたい」という気持ちが芽生えてきます。何がしたいか分からなかったら、目の前の仕事に打ち込むことです。


3. 仕事でとにかく結果を出して、自分に自信をつけてあげる

男性でも女性でも何がしたいのかわからないと悩んでいるなら、まずは自己肯定感を高めることです。一度成功体験を味わうことで「自分は意外とできる」という自信が持てるようになります。

例えば、営業成績を今月のトップを取ると決めて全力で仕事に取り組み、目標達成すれば自己肯定感は高まります。何がしたいのか分からなければ、目の前の仕事の結果を出すことから始めましょう。


4. 結果が出て周囲から評価をされても満たされない場合、転職を考慮してみる

20代、30代で仕事もそこそこに結果を出しているのになぜか虚しい、褒められているのに素直に心から喜べないという場合があります。

例えば、営業をトップを取り続けて周囲からは「さすがだね」と言われても、心が満たされません。それは、自分の中で「今の仕事をやり尽くしてしまった」「これ以上会社にいてもスキルが上がらない」と悟ってしまったから。

その場合は、社内転職を試みたり、思い切って別の会社に転職を検討するのもいいでしょう。刺激が貰えるので自分が何をやりたいのか見つかるかも知れませんよ。


恋愛において何がしたいかわからない時の対処法は?

男性でも女性でも恋愛をしてはいるものの、恋人との関係に疑問が湧いていることはありませんか。

自分は一体何がしたいのだろう?と一人悶々と悩んでしまっているあなたに、ここでは恋愛においての対処法を紹介します。

一度冷静になることで、恋人との関係を見直せますよ


1. なぜ今の恋人と一緒にいるのか?改めて考え直してみる

やっとの思いで恋愛に発展した今の恋人に「何がしたいかわからない」という気持ちが芽生えるなら、一度冷静になってどうしてこんな気持ちになるのか考えるべきです。

相手に不満を抱いているのか、マンネリ化が原因で刺激がなくなってしまったのか色々と原因を考えましょう。

一人で悩んでも原因が分からなければ、恋人と話す時間を作るのも必要です。二人で話し合いをすることで、何をしたいのか分からないモヤモヤが解消できます。


2. 相手との将来をどうしたいとおもっているか、しっかり考える

恋愛で何がしたいかわからないと思うのは、恋人との関係に疑問を抱いているから

特に女性は子供を産むことを考えると男性の曖昧な態度にイライラしてきます。何がしたいかわからないと男性に感じるのであれば、2人のことをしっかり話し合う時間を持つべきです。

お互いの気持ちについて共有しあうことで、今まで切り込めなかった結婚の話題についてもはっきりするかもしれませんよ。


3. 自分一人ではいい案が浮かばない場合、周囲の人に相談してみる

恋人と何がしたいかわからないと悩んでいるなら、誰かにアドバイスを貰うのも1つの対処法です。

自分一人で抱え込むとネガティブなことしか浮かんでこないので、何でも話せる友人に話してみたり兄弟に相談してみたりすることで、解決策が導かれるかもしれません。

恋愛は自分一人で考えるより、誰かに相談することで自分の心も軽くなるのでおすすめです。


何がしたいのかわからない人がまずやるべき対処法は?

男性でも女性でも、「自分は何がやりたいんだろう」とグルグルと負のループにハマっている人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは、何がしたいか全くわからなくて動けなくなっている人に向けての対処法を紹介します。

まずは、自分の出来ることから少しずつ進めていきましょう。


やるべきこと1. 些細なことでも構わないのでやりたいことや夢、目標などを紙に書き出す

自分は人生で何がしたいかわからないと悩んでいる人は、まず思いついたことをお気に入りの手帳や紙に思い切り書き出すことです。

手を動かしていくうちに「あれも、これも」と次々と目標や何がしたいのか具体的にでてきます。

書き出す時は形式にとらわれる必要はありません。とにかく、自由に書くことで心からやりたいことや目標がわかってきますよ


やるべきこと2. 自分が何をしている時が楽しい、幸せと感じるか思い返してみる

仕事でも恋愛でも自分何がしたいかわからないと頭を抱えてしまうなら、まずは興味のあることや自分が楽しいと思えることを考えてみることです。

誰かと比較したり、他人の目を気にすると「あの人はやるべきことが明確になっている」と焦って空回ることも。

自分のことを第一に考え、何に幸せや喜びを感じるのか考えてみましょう。


やるべきこと3. 自分に今できることを全力で打ち込んでみる

男性でも女性でも人生に目標もなく何がしたいかわからないと悩むなら、アレコレと考え込まないことです。

とにかく、目の前の仕事を片手間でやるのではなく、全力で取り組んでみます。全力を出すことで、「自分ってこん何も頑張れる人間なんだ」と自己肯定感が芽生えてきます。次第に、全力で取り組んでいるうちになぜか仕事が楽しくなったり、改善点が見えてくるのです。

何がしたいのかわからないなら、目の前にあることをまず試してみることがおすすめです。


やるべきこと4. 人生で必ず成し遂げたい夢や目標を立ててみる

自分が何をしたいのか全くわからない時は、目標を立てることです。自分が思っていることや人生の目標を自由に考えます。

この時「現実的かどうか」ということは一旦無視して書き出すことで、自分が本当にやりたいことが見えてきます

いつもは、「失敗するから無理だな」と諦めていたことも実は、自分がやってみたかったことかもしれません。紙とペンを利用すれば、目標が可視化されより効果的です。


やるべきこと5. 仲のいい友人や周りの人に自分の長所を聞いてみる

何がしたいかわからないと悩むなら、自分の長所を知るところから始めます。自分の長所を知ることで、「意外と人よりは手先が器用なんだ」「物事に集中しやすいタイプ」ということが分かります。この時、長所は友人から聞くことがポイントです。

客観的な意見をもらえるので、自分が考えていた長所とは全くことなる意見をもらえます。自分の知らなかった長所を仕事で発揮すれば、重宝される人になります。


やるべきこと6. 小さな成功体験を重ねて、自分に自信をつけてあげる

自分が何をしていいのか分からないとネガティブな思考になってしまうなら、一つ一つ小さな目標でもいいので積み上げていくことが必要です。

成功体験を重ねることで、それが自信に繋がりネガティブな考えが少なくなります

例えば、「今日は駅まで自転車ではなく歩きで行く」といった本当に些細なことでもいいです。まずは、「自分はやればできる」という自己肯定感を高めていきましょう。


何したいかわからない時は、自己啓発本を読んで刺激をもらうのも有効的

何かしなくては周りに置いていかれると焦りはするものの、具体的に何をしたらいいのか分からないという人もいるでしょう。

ここでは、何をしたらいいのかわからない人に読んで欲しい本を紹介します。1冊の本がきっかけで人生が変わるかもしれませんよ。


おすすめの本1. 『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

自分を変えたいけど、何を具体的にしたらいいのか迷っている人におすすめの本。心理学から経済学まで科学に基づいた内容で今までぼんやりと表現されてきた「意志」という部分をフォーカスしています。

意志力は自分で鍛えることが可能ということを、科学の力を使って具体的に説明しています。「意志が弱いから続けられない」と悩んでいる人に手にとって欲しい本です。

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おすすめの本2. 『嫌われる勇気』岸見 一郎

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

TVドラマ化もされた大ヒット作の嫌われる勇気。アドラー心理学を基に書かれている本です。

難しく考えがちな人間関係をシンプルにすることで、もっと私達が自分らしく生きられるヒントが書かれています。

常に人の目が気になって、自分の行動に制限をかけてしまう人や人間関係に悩んでいる人は、この本で解決の糸口が見つかるかもしれません。

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おすすめの本3. 『自分の才能の見つけ方』本田健

自分の才能の見つけ方

発売4カ月で11万部を突破した大人気シリーズの第二弾です。自分は何をしたいのか分からないと20代、30代と葛藤している人に送りたい1冊です。

この本では、自分の中に眠っている才能をどうやって自分で見つけられるのか探し方や磨き方を徹底的に解説しています。

「自分は突出した才能なんてない」と思っている人に手にとって読んでもらいたいです。

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自分のやりたいことを見つけて、人生を楽しく過ごしていこう!

何がしたいのかわからないと今まで悩んでいた人も、原因を理解することで前に進むことができます。

何がしたいのかどうしても分からなくて悩んでしまったら、今回紹介した対処法や本をぜひ参考にしてみてくださいね。

自分には何が足りないのかヒントを与えてくれますよ。新しい自分を発見して、前向きに自分のやりたいことをしていきましょう。


【参考記事】はこちら▽

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