逃げ癖がある人の特徴とは?嫌なことから逃げてばかりの人生から脱却する方法を解説!
仕事もプライベートも、逃げ癖がついていませんか?
「結果が必要なのに、なかなかやる気が起きない。」
「やるべきなのはわかっているけど、辛いことに立ち向かう勇気が出ない。」
など、誰しも一度は経験したことがある感情だと思いますが、それが実はやっかいな逃げ癖の始まりかもしれません。
逃げ癖とは一度はまってしまうとなかなか抜け出せず、どんどん問題から逃げてしまう負のループが発生します。
ただ、そんな逃げ癖も心理や特徴さえ理解して取り組めば、治らないものでは決してありません。
克服する上で何に注意するべきか、把握しておきましょう。
逃げ癖がある男女の心理|逃げる人と逃げない人の考え方の違いとは?
恋愛や仕事をする上で、出来れば経験したくない苦しいことや辛いことは程度の差はあれ、男性女性問わず誰にでもやってくるものです。
しかし、そこでその問題に立ち向かってチャレンジし成長に繋げられる人と、色々な理由をつけて残念ながら逃げ出してしまう人ははっきりと分かれます。
逃げ癖がある人はどんな心理で逃げてしまっているのか、5パターンをご紹介します。
逃げ癖がある人の心理1. 壁にぶつかるとすぐに面倒だと感じてしまう
逃げ癖がある人は「未来のために今は多少苦しくても我慢しよう」という、自らの成長に繋がる発想が非常に苦手であることが多いです。
言い換えれば、今現在楽しくて傷付かなければとりあえずそれでいいという心理が強く働いており、ちょっとでも嫌なことがあったり、気持ちが萎えてしまうとそこで一気に戦意喪失状態に陥ります。
逃げ癖がある人の心理2. 完璧主義で、できる限り失敗はしたくないと思っている
仕事であれ恋愛であれ、また人間関係や趣味なども含め、自分が成長するには多少の失敗はつきものであるということを多くの頑張れる人は知っています。
しかし、逃げ癖がある人はある意味完璧主義な一面も持っているため、少しの失敗や恥ずかしい経験も嫌だと思い込み、自分が失敗するかもしれない物事に対しては人一倍警戒心を強めてしまいます。
逃げ癖がある人の心理3. 嫌なことから逃げるのも効果的な方法だと考えている
嫌なことが起こってしまっても、素早くその問題から自分を遠ざけることで、確かに一見その苦しさからは逃れたように感じます。
当然、命や健康に危険を及ぼす程に頑張ってしまうのは良くないことですが、逃げ癖がある人は過剰に自分を守ろうとしている傾向にあります。
ですので、少しの努力や頑張りで解決できることなのに、「ここで頑張りすぎると逆効果かな」という誤った判断を下してしまっているわけです。
逃げ癖がある人の心理4. 面倒なことは後でやればいいと思っている
困難な問題に立ち向かう上でリフレッシュすることは大切ですが、逃げ癖がある人の心理は現実逃避しているだけであることが多いです。
よって、後になってもやるべきことをやろうとするチャレンジングなメンタルには変わりにくくなりがちです。
ただただ一時の楽さだけが積み重なり、結果的に問題を先延ばしにしているだけになってしまいます。
逃げ癖がある人の心理5. いざとなれば、自分ならできると思っている
逃げ癖がある人は、しんどいことをやらないで済ませる言い訳の達人であることも多いです。
しばしば何かしらの理由を見つけ、「今は頑張る時ではない」という思考になってしまっているものです。
現在の自分には自信を持てず悲観的な発想をしてしまうことが多い反面、将来の自分などの遠い時点に対しては根拠のない希望をのぞかせるという一面もあります。
逃げ癖のある人の特徴|楽な方に逃げる人の共通点とは?
過去に大きな失敗をしたり、挫折を味わってしまうと、その時の悲しい気持ちや弱気な部分を引きずって逃げ癖がついてしまうことも少なくありません。
逃げ癖のある人の特徴を7つ挙げましたので、みなさんの日頃の考えと見比べてみましょう。たくさん思い当たる方は知らず知らずのうちに逃げ癖のループにはまりつつあるのかも知れません。
逃げ癖がある人の特徴1. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がない
他人から何かを指摘されたり、明らかな失敗をしたわけではないのに「どうせ私なんて…」、「自分には出来るはずがない!」という考えが何よりも先に来てしまいがちです。
あまり自分を褒められたり、評価されたりということの経験が少ないことが影響して、周りからの評判が低いものだと思い込んでいるという特徴があります。
自分の行動に確信を持てず、常に自分に対してネガティブな評価をしていることが多いです。
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逃げ癖がある人の特徴2. 失敗しても素直に認めず、言い訳ばかり口にする
環境や他人に責任転嫁して自分を守る傾向が強いというのも逃げ癖がある人の大きな特徴です。
自分の行動によって出た結果を失敗と認めてしまうと、自分が努力してその失敗を取り返す必要がでてきます。
ですから、良くない結果を自分の責任範囲の失敗と認めず、原因を自分以外の何かであると決めつけることでアイデンティティを保とうとするわけです。
逃げ癖がある人の特徴3. 最初は強がってやろうとするが、すぐに投げ出してしまう
みなさんの周りにも男性女性問わず、口だけ番長の人が一定数いるはずです。
目標を立てることはいいことですが、達成できないと判断を下すことが早く、「もう自分は諦めたから」ということを理由にして目標自体をなかったことにしてしまう点が特徴です。
「いつのまにか目標を立てていたことすら忘れてしまっていた」なんてことになってしまうことも。
逃げ癖がある人の特徴4. 恋愛でも仕事でも自分に自信がある時は、強気になる
自分が苦しまず、辛いことをしなくてもいいと分かりきっている場合は調子がよく、必要以上に攻撃的な部分も覗かせることもあります。
当然それらは失敗もなくやりきれることが多く、また心地よさや達成感を味わうので、ますます「自分にできることしかやらないでおこう」という思考のループに入ってしまうことになります。
逃げ癖がある人の特徴5. 自分に甘く、すぐ妥協してしまう
仕事や恋愛は全て対象となる相手がいて成り立つものですが、逃げ癖のある人は自己中心的な考えが強いので「まあこのぐらいでいいか」と済ませることが多いです。
相手が満足する結果かどうかではなく、自分が苦労せずに出来るかどうかが物事の判断基準になってしまい、本来のやるべきことを見失ってしまうこともあります。
「妥協するポイントがチャレンジングな人より早い」ということが特徴の一つです。
逃げ癖がある人の特徴6. 飽き性で一つのことをやり遂げるのが苦手
仕事や趣味において、いろいろなことを学習したくなったり、興味をもつことは悪いことではありません。
しかし、逃げ癖がついている人はネガティブな意味で途中でやめてしまっているだけであることがほとんどです。
やり始める前に決めた目標をクリアしてから他の目標を探すのであればOKですが、結果何も達成していない状態で終わっていることとがよくあります。
逃げ癖がある人の特徴7. マイナス思考で向上心がない
どんなことでも恐れずにポジティブにガンガンチャレンジしていこうと考える人は意外と少ないものです。
しかし、「今はできないけどやれるようにしよう」ではなく、「自分には絶対にできないし、やめておこう」と考えてしまうのが、逃げ癖のある人の特徴です。
楽観的に物事をイメージすることができず、最初からトライするという気持ちにならないことが多いです。
逃げ癖がついてしまう原因を解説!
逃げ癖は一旦ついてしまうと、なかなか抜け出せない負のループに入ることは上で説明した通りです。
それでは、逃げ癖がつくキッカケとなるような出来事や考え方が具体的にどのようなものであるのか、ご紹介します。
なかなか気持ちが前に向かない時でも、下にあげる3つに当てはまることがあれば、可能な限り切り替えるようにしましょう。
逃げ癖がつく原因1. 面倒事はスルーすればいいと思っているから
特に恋愛や人間関係のトラブルにおいて、ジタバタするよりも時間が解決してくれたということを経験した人は多いかもしれません。
しかし、仕事や勉強は自分がやらなければ何にもならないことがほとんどです。
とにかく面倒なことを避けようとしたり、傷付かないでおこうと考えてしまうことが、逃げ癖のループにはまってしまう原因となります。
逃げ癖がつく原因2. 周囲に甘えれる環境が整っているため
断定は出来ませんが、男性は優しくてフォローしてくれる上司や同僚、女性は励ましてくれる友人や家族に甘えてしまいがちです。
自分が苦しまなくてもなんとかなってしまっている環境が逃げ癖を加速させることに繋がります。
逃げ癖とは自分だけの問題ではなく、周りの人たちも原因になってしまっている可能性があるということですね。
逃げ癖がつく原因3. 責任転嫁をして、その場を乗り切ってしまうから
仕事において、重大なトラブルは自分一人のミスだけで発生することはあまりないですよね。
しかし、そういう時に他の誰かに責任を押し付けて問題の当事者から外れてしまうことを覚えると、逃げ癖の入り口に立ってしまいます。
誰かから悪く言われることもないですし、謝ったり改善したりということからもしなくて良い快感を味わうと、そこに逃げ込みたくなるものです。
逃げ癖が直りにくい主な理由とは
現在自分が置かれている立場と今後の想定をしっかりと冷静に判断することが出来れば、逃げても問題が解決するわけではないということは誰でも簡単にわかるはずです。
では、なぜメンタルが弱い人は逃げることが癖になってしまうのでしょうか。なかなか直らない理由を3つ挙げてみました。
逃げ癖が直りにくい理由1. 自分の言動や行動にきちんと責任を持っていないから
どんな事であれ、取り掛かる前には目標や目的を設定することは多くの人が実践しているはずです。
しかし、逃げ癖の人は、一貫した気持ちを持っていないので、状況に合わせて楽な道を選んでしまいます。
自分の決めたことに責任を持つ習慣がないため、その瞬間は逃げたということにすら気が付きにくいことが直らない理由の一つです。
逃げ癖が直りにくい理由2. 先を考えず、その場さえ乗り越えればいいと思っているから
ミスや過失は誰にでも起こってしまいますし、それらを乗り越えた時にこそ大きな成長が得られ、またさらに大きなチャレンジができるようになります。
しかし逃げ癖がついてしまうと、そういった失敗に対して向き合わないので、成長に繋がりません。
変化のきっかけをつかむことからも目を背けてしまっていることで、さらに逃げ癖が加速していってしまいます。
逃げ癖が直りにくい理由3. 逃げることに対して慣れてしまっているから
恋愛や仕事において、毎日やっていると意識しなくても出来てしまうことが誰にでもいくつかあると思います。
しかし、それらと同様に、問題から逃げたいという考え方が習慣になってしまうと、それが当然の感覚のようになってしまいます。
逃げたこと自体にしっかりと意識を向けていないので、罪悪感もなく毎日をなんとなく過ごしてしまっている逃げ癖の人も多いことでしょう。
逃げ癖を改善して克服する方法を教えて!
一旦逃げ癖がついてしまうと、問題に対してどんどん逃げてしまい、その結果より一層メンタルと自己肯定感が落ち込み、弱気になってしまいます。
過去には解決できていたことでも、いつのまにか出来る気がしなくなってしまうということにもなりかねません。
逃げ癖とはそれほどやっかいなものですが、下に挙げる5点を意識して生活することで、少しずつですが逃げ癖を改善することは可能です。
最初は苦しく、辛くても諦めずにコツコツ取り組むようにしましょう!
逃げ癖の克服方法1. 面倒事は後回しにせず、まず取り組む癖をつける
実際にやってみて苦しくても、今までは他人や時間の経過に甘えてしまっていただけで、誰かがやってくれていたことかもしれません。
まずは、めんどくさいことや大変そうなこと、また他人からダメな部分を指摘されるかもしれないことから始めるようにしましょう。
案外、トライしてみればすんなりできてしまったということも意外とあるはず。
逃げ癖の克服方法2. 失敗した時は言い訳せず、素直に非を認めて謝る
自分が出した結果にしっかりと向き合い、まずは失敗したということを自分の中で認識しましょう。
そして迷惑をかけた人に率先して謝ってから、改善のための努力をしましょう。
ここでも、いつまでも悩んでいないで行動に移すことが重要です。
めんどくさいことや辛いことから逃げても、状況が悪化するだけであることを知っておきましょう。
逃げ癖の克服方法3. 辛い時は「自分が成長している時」と言い聞かせる
なかなか思うような結果が出なくても、辛ければ辛いほど、苦しければ苦しいほど、それは自分が逃げていない証拠です。
逃げ癖とは何かをしっかり理解して、克服を目指して行動し始めたばかりの人であるならば、その時点で自分を褒めてあげましょう。
それを乗り越えた時、きっと自分が大きく成長していることを信じて継続してみてください。
逃げ癖の克服方法4. 少しずつ成功体験を重ねて、自分に対して自信を持つ
逃げ癖がすぐに直らないからといって焦ったり、そこでまた弱気になったりすることは良くありません。
初めから高すぎる目標だけを持って動くと自分の中で実感を得られる機会が少ないので、短期間でも達成できる小さな目標を準備しましょう。
小さな成功体験を積み重ねることで、自分が成長していっているという感覚を掴みやすくなるはずです。
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逃げ癖の克服方法5. 周りに目標を公言し、やらざるを得ない状況に自身を追い込む
逃げ癖を克服する上で目標の立て方は大変重要です。その時、ただ強い言葉で周囲の人たちの注目を集めるのではなく、応援してもらえるように謙虚さを忘れないということが目標達成のコツになります。
難しいことにチャレンジすることは確かにかっこいいことですが、くれぐれも絶対に叶えられそうもないような大きなことを言って、周囲を不快にさせることはないようにしましょう。
逃げてばかりの人生を終わらせたいときは、自分流の克服方法を見つけてみて。
逃げ癖の心理的な作用と克服方法についてご紹介いたしました。
人間は弱く傷付きやすいものですが、何もかも逃げてしまう癖がついてしまうと、どんどんネガティブになっていってしまうことを理解いただけたと思います。
これをやればすぐに直るというものではないですが、コツコツと頑張れば少しずつ克服できるはずです。自分なりの克服方法を見つけてトライしてみましょう。
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