反骨精神がある人の特徴集。ハングリー精神で仕事を頑張る男女の性格とは

あやな 2024.05.08
反骨精神という言葉の意味を知っていますか?あなたの職場にも、一人は反骨精神が強い男性や女性がいるかもしれません。今回は、反骨精神がある人の特徴や性格について徹底解説!さらに、反骨精神があるメリットとデメリットや、ハングリー精神が旺盛な男女が多い仕事と職業をお教えします。

反骨精神がある人ってどんな人でしょうか?

反骨精神がある人の特徴

学校やビジネスシーンなどで度々出てくる言葉、反骨精神(はんこつせいしん)。「反骨精神がある人は大成する」など、人の特徴を表す1つの四字熟語ですが、実際にどんな意味がある言葉なのか知らない人は多いはず。

今回は、「反骨精神とは?」という意味から、反骨精神のある人の特徴、反骨精神がもたらすメリット/デメリット、反骨精神が強い人が多い業種について解説します。

反骨精神の意味や特徴についてしっかりと理解していきましょう。


「反骨精神」の意味とは?

反骨精神の人とは

反骨精神とは、自分が正しいと思ったことを貫き通すことです。反骨とは辞書によると政府や権力者、因習に歯向かう気骨のこと。気骨とは自分が信じていることを貫き通す精神を表すため、反骨だけでも反骨精神と意味は同じです。

ただし、自分の意見を貫き通そうと文句ばかり言ってる人や行動が伴わない人は、反骨精神があるとは言いません。意見と行動が伴って初めて反骨精神があると言えるのです。反骨精神とは、ハングリー精神とも言い換えできる言葉になります。


反骨精神のある人の特徴10選

反骨精神のある人とは

反骨精神のある人について特徴をまとめてみました。反骨精神のある人とは、どんな性格を持っているのか。ここから、反骨精神を持つ人の特徴を10個ご紹介します。

男性に限らず、女性にも当てはまる性格ですので、気になった方はぜひチェックしてみてください。


特徴1. 仕事も遊びも全てにおいて負けず嫌い

反骨精神がある人は、自分が正しいと思ったことは、それが実生活に直接関係ないことでも意見を通そうとします。

あらゆる方向から、意見が正しいことを証明しようと努力するのですが、そのエネルギーはかなりのものです。

反骨精神のある人とみなされる人たちは、仕事も遊びもどのようなシチュエーションにおいても負けず嫌いな性格です。

負けず嫌いの性格だから、常に勝ちたいと思い、意見を通すためにエネルギーをたくさん使ってしまいます。


特徴2. 上司や目上の方にも違うと思ったら媚びたりしない

反骨精神がある人は、自分の意見が正しいと信じている場合、常に相手に伝えたいと思っています。正しいことがわかれば、きっと理解してくれると信じているのです。

そのため、相手が目上の人であっても全く意に介しません。それは相手を尊敬しないということではなく、むしろ相手を信頼していることの表れです。

自分に自信があり、同時に相手を信頼しているために、上司や目上の人にも媚びたりしないのです。


特徴3. 自分の意思が強く、しっかりと自己主張ができる

反骨精神の人のメリット、デメリット

反骨精神がある人を、一方的に文句を言う人だと思われているかもしれませんが、実際はそうではありません。

ちゃんと全ての人の意見に耳を傾け、その上で自分の意見をきちんと言う人のことを反骨精神のある人と言います。

むやみに相手に逆らっているのではなく、信念を持って自己主張をしているのです。

ただの自己主張ではなく、ちゃんとした論理に裏打ちされ、正しいと心から信じて自己主張しているのです。


特徴4. 人からどう思われるかなどを全く気にしていない

反骨精神がある人は、自分の意見をはっきりと言えますが、それは他人からどう思われるかなどを全く気にしていないことに理由があります。

人に良く思われようとすることは、必ずしも人の立場で行動しているわけではありません。

人に良く思われたいのは、人より自分の存在が大事なので、人に批判されることを避けるのです。

反骨精神がある人は自分がどう思われようと、人がちゃんと権利を主張できる世界を作りたいと考えているから行動できるのです。


特徴5. 挫折しても乗り越える強いメンタルを持ち合わせている

人からどう思われるかを気にしないということにも通じますが、反骨精神のある人は、メンタルが強いことも特徴のひとつです。メンタルが強いから、挫折しても乗り越えられ、次の段階をポジティブに考えられるんですね。

メンタルが弱いと挫折した時に周りがどう考えるかも気にします。そのために回復が遅れることも往々にしてありますが、反骨精神のある人は周りがどう考えるかも気にしないので、挫折しても次の一歩がすぐ踏めるのです。


特徴6. 正義感が強く、立場の弱い方に優しく接する

反骨精神の人は正義感が強く弱い人に優しい

反骨精神がある人は、立場が上であっても自分の主張と違う場合は歯向かっていくために、強いイメージを持たれますが、立場が下の人たちなど社会的なメリットがない相手に対してきちんとした態度を取ります。

相手を抑え込むのではなく、どの立場であってもきちんとリスペクトし、優しく接することができるのも反骨精神がある人の特徴です。

反骨精神があると言われる人にとっては、立場が上とか下とかは関係ありません。

また、弱い立場の人が自分の意見を言えず、上司に好きなように扱われている場合は、できるだけ助けたいと考えています。

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特徴7. 今までに大きな挫折や逆境を経験している

挫折を経験したことのある人は、自分の経験は特別だという自信のようなものを持っています。

同じ本を読んでも、挫折を経験した自分は読み方も深いと思っているため、自分の考え方に自信を持ち、反骨精神のある人になる傾向があります。

反骨精神のある人は、大きな挫折や逆境の時に経験したことを糧に生きている人たちです。


特徴8. コツコツと頑張れる努力家

反骨精神があると言われる人は、どのような立場の人に対してもきちんと立ち向かっていけるだけの、論理的根拠があり、論理的根拠を築き上げてきたという自信があります。

それは一朝一夕で作り上げた論理ではなく、長い時間をかけて培ってきた自分自身の知識によるものです。

ただ、不満を覚えて自己本位な意見を主張しているわけではありません。

あらゆることに真剣に立ち向かい、努力をしてきたからこそ、自分自身にとっての最適な1つを理解しています。

努力によって築き上げた意見だからこそ、きちんと論議をしたいと考えているのです。


特徴9. バイタリティに溢れており、行動力が高い

反骨精神の人は行動力が高い

反骨精神のある人は、積極的にポジティブに自分の意見を言えます。

相手が誰であろうと、自分に自信があるため、直球を投げていきます。

直球を投げるということは、反論もあることを承知して、ちゃんと戦う準備もしていること。

それは、生命力が強く、何も恐れていないということであり、行動力があるということです。

そのため、反骨精神のある人は、バイタリティに溢れている人であると言えます。


特徴10.苦しいことや失敗を糧にできる

バイタリティーが溢れており行動力のある人だからというのが理由ですが、反骨精神のある人は苦しいことや失敗をステップにして、ジャンプできるポジティブな性格の人です。

それはいつも正しいこととは何かをきちんと考えるようにしているため、論理の切り替えが早いから。

どんな辛いことでも、見方を変えれば、これからの人生にプラスになります。

プラスに考えることがライフワークになっているため、反骨精神のある人は常に自分をアップデートしていく進化型の人間です。


反骨精神があるメリット/デメリット

反骨精神のメリット、デメリット

女性であれ、男性であれ、反骨精神を持っていることで憧れられたり、慕われたりすることもあるでしょう。ここでは、反骨精神を持つ人のメリットとデメリットを紹介します。デメリットを理解していれば、反骨精神を持っていることをメリットに転換しやすくなります。


反骨精神があるメリット

反骨精神のある人は、メンタリティーが強く、他者がどのように思うかを気にしない独立した精神構造を持っています。

そのような反骨精神を持っている人に、実生活の中でどのようなメリットがあるのかをご紹介します。


メリット1. 挫折にもへこたれず、何事も最後までやり遂げられる

何かを始めて、どんな状況にもめげずに最後までやり遂げると、自分に自信が持てるようになります。

すぐになんでもやめてしまう、仕事が嫌いだから仕事も転々としているとだんだん自己嫌悪に陥っていき、自分を好きになれません。

その点、反骨精神のある人は、何かを始めたら納得するまで徹底的にこだわります。

挫折しても、自分が納得できなければちゃんとやり遂げるので、反骨精神のある人は、達成感を感じられます。


メリット2. 周囲に流されない自分の確固たる信念がある

反骨精神の人は信念がある

基本的に周りがどのように感じようと全く動じないことが、反骨精神がない人との大きな違いです。

周囲に流されない自分の信念に沿ってマイペースに突き進む強いメンタリティーがあり、周りの意見にブレないので、信頼を得ています。

信頼されているために、重要な仕事を任されたり、特別な友人として大切にされたりすることが多い傾向にあります。

反骨精神のある人は、確固たる信念を持っているということがメリットです。


メリット3. 努力を怠らず周囲から真面目でがんばり屋さんだと思われる

反骨精神のある人は周囲の目も気にせず、自分自身が納得することが一番大事で、納得できるまで集中します。そのため、自分では「努力」をしているとは感じていないのですが、集中しているため、努力を惜しまない頑張り屋さんだと思われる可能性が大きいです。

そのため、合う上司に当たれば、気に入られ出世が早くなることもあります。努力をしていることを鼻にかけることもないので、さらに好印象を与えるのも反骨精神のある人ならではのメリットと言えるでしょう。


反骨精神があるデメリット

どのような性格でも社会的にメリットがある場合もあればデメリットがある場合もあります。反骨精神があると言われる人たちも同様で、強いイメージがあるためにさらに反感をもたれる可能性も大です。

どのようなデメリットを持つのかを見ていきましょう。


デメリット1. 負けを認められず周囲から面倒くさいレッテルを貼られやすい

反骨精神の人は面倒くさいレッテルを貼られる

反骨精神のある人は、信念が強く、自分が正しいと思ったことを主張しすぎる傾向があり、周りから煙たがられやすいです。

これは、ほとんどの人が現状を変えることに抵抗があることが多いため、自分の意見をストレートに伝えてくる反骨精神の人は面倒くさいと感じてしまうから。

また、現状に照らし合わせると、主張が正しいとしても現状に合わない場合もありますし、所詮は理想論に過ぎない場合もあります。

そのような場合でも負けを認められないために、周囲から面倒臭いというレッテルを貼られてしまいがちです。


デメリット2. 頑張りすぎるがゆえに周りとぶつかる機会も多い

反骨精神がある人は、因習など既存の事柄に対して抵抗するため、古き良きを大事にする保守的な人々からは嫌われます。

今までは、「これでうまくいっていたのに」という気持ちを抱かせてしまい、長く職場にいた人たちと対立してしまう場合も出てくるでしょう。

周りの状況などをうまく推し量って行動し、意見の言い方などにも気遣いが必要です。

無鉄砲に推し進めると自分の居場所に居づらくなってしまう場合もあるため注意しましょう。


デメリット3. 感情が表に見えやすく、周囲から高圧的な人と思われやすい

反骨精神のある人は、一般的にストレートな性格の人が多く、感情も表に見えやすいという特徴があります。

そのような人が、主張すると、周囲からは攻撃的な人と思われやすいというデメリットがあります。

特に反骨精神がない人から見ると、高圧的で鬱陶しい存在に感じるでしょう。

反骨精神がない人は、自分が意見を持たないことを指摘されてるような気分になるため、より押さえつけられているように感じてしまいます。

自分自身押さえつけているという節があると思う方は、少しだけオブラートに包んで会話することを意識してみてください。

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反骨精神が強い人が多い業種の人とは?

反骨精神の人の多い業種

反骨精神が強い人の性格の特徴やメリット・デメリットを見てきました。

反骨精神があるために働きやすい職業も当然あります。デメリットもある反骨精神ですが、メリットを仕事に活かせたら最高ですね。

ここでは反骨精神が強い人が多い業種を紹介します。


負けず嫌いでライバルたちに打ち勝っていく「スポーツ選手/アスリート」

アスリートは、自分が達成した記録や相手との勝敗が日常世界です。

アスリートにとっては、毎日が戦い。仮に世界新記録を打ち出したとしても、それが終わりではなく、次の記録を出さなくてはいけません。

毎日が自分との戦いであり、世界との戦いでもあります。

アスリートであり続けるためには、強いメンタルが必要不可欠

負けず嫌いな反骨精神のある人が、生き抜いているのがアスリート、スポーツ選手の世界です。


音楽で意思や気持ちをリスナーへ届ける「ロックミュージシャン」

ロックミュージシャンといえば、ノーベル文学賞も受賞した60年代から70年代のロックスターであるボブ・ディランを思い起こす人も多いのではないでしょうか。

60年代は反体制派が立ち上がり、ハングリー精神や反骨精神のある人たちが反社会的な歌を歌い、ロックが世界を旋回しました。

反骨精神といえば、ロックミュージシャンというくらいに切り離せない関係です。

現在、あまり反骨精神のあるロックミュージシャンは多くありませんが、世界を変える歌を歌うスターはきっと出てくるでしょう。


体育会系ノリの人が多い「不動産業」

反骨精神の人が多いのは不動産業

不動産業は、体育会系ノリの人が多く、パワハラも日常茶飯事と言われているような世界です。

上司や先輩が何時間もお説教をしたり、飲み会ではかなり無理に飲まされるという話が絶えません。

そんなかなりきつい状況の不動産業界ですが、仕事で成功すればかなり収入が増えるシステムになっています。

メンタルが弱い人には過酷な職業ですが、負けず嫌いで他人にどう思われようと気にしない、上司であっても反論できるバイタリティーを持つ反骨精神のある人には可能性がたくさんある仕事です。


トライ&エラーを何度も繰り返す「営業職」

反骨精神がある人に向く仕事のひとつに営業があります。

営業というのは、あらゆる企業や人に接触し、新しいクライアントを発掘していく仕事です。

ほとんどの場合、1度だけの訪問で契約が取れるわけではありません。

何度も訪問を繰り返し、チャレンジしていかなくてはならない仕事です。

営業仲間で営業成績のコンペなどもあり、負けず嫌いな人はコツコツと反骨精神を構築していくでしょう。


バイタリティがあり上昇志向の強い「経営者」

反骨精神があるということは、バイタリティーが溢れているということにもなるので、起業にも向いています。

反骨精神のある人は、立場によって態度を変えないので、目下の人にも慕われる傾向があるので、経営者としても成功するのです。

もちろん、人との繋がりだけではありません。

反骨精神のある人は、論理的な思考もあり、将来をしっかり見据えて企画していく能力もあります。

考えながら前進していく上昇志向の強い人には経営者という仕事がぴったりです。


反骨精神は上手に活かしていきましょう。

反骨精神をうまく生かそう

反骨精神のある人について特徴やメリット、デメリット、そして相性の良い職業を紹介しました。デメリットがあるとはいえ、反骨精神のある男性や女性は、成功している人もたくさんいます。

要はその性格をどのように活かして生き抜いていくかが大切です。日本社会も今変換しつつある時期に入り、イエスマンだけでは社会がうまく動かなくなっています。

反骨精神のある人特徴を真似して、自分の人生に活かしてみてくださいね。

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