年賀状の宛名印刷サービス10選。安くて簡単に作れるソフトを使わない方法とは
年賀状の宛名印刷の方法を徹底比較!
年賀状は表面のイラストにこだわる方が多いですが、意外と時間がかかって大変な部分が年賀状の宛名印刷。忙しい年の瀬だからこそ、手間隙かけずに簡単に宛名印刷をしたいですよね。
主に年賀状の宛名印刷には、
- 自宅で印刷する方法
- ネット印刷に申し込む方法
- コンビニや郵便局に頼んで印刷をする方法
の3つの方法があります。それぞれの印刷方法を詳しく紹介すると共に、どの方法が一番簡単に宛名印刷できるのか、徹底比較していきましょう。
年賀状の宛名印刷の方法1. 自宅で印刷する方法
最も多くの方が行っている方法が自宅で自ら印刷する方法ではないでしょうか。自宅で印刷する方法には、
- WordやExcelを使って作成する方法
- フリーソフトや年賀状ソフトを使って作成する方法
の2つがあります。
まずは『WordやExcelを使って作成する方法』から。普段からパソコンに慣れている人は相手先の住所、氏名、敬称などをリスト管理している場合、そのまま用紙サイズをハガキに設定して印刷できるので簡単です。ただし、印刷する際に郵便番号の位置がずれたり、住所の改行位置の調節が難しかったりと微調節の手間がかかるのがデメリット。
続いて、『フリーソフトや年賀状ソフトを使って作成する方法』は、書店やネットで売られているフリーソフトを使って宛名印刷をする方法。こちらもパソコンに慣れている人は使えますが、ソフトにお金がかかる点と自分で作業することで時間がかかるため、おすすめの方法とは言えません。
年賀状の宛名印刷の方法2. ネット印刷に申し込む方法
宛名はネット印刷を使って印刷することも可能。宛名を規定のファイルや手持ちのExcelファイルなどでデータを入稿することで簡単に宛名印刷が完了します。
また、多くのネット印刷では印刷+投函がセットの場合がほとんど。宛名印刷をしてもらうだけでなく、出来上がった年賀状の投函まで行ってもらえるのは忙しい年末でも簡単に年賀状印刷ができますよ。
ネットの宛名印刷は多くの場合、1枚8円~15円ほどで注文でき、宛名を印字する書体(フォント)を数種類から選択可能。ローコストで仕上がるため、手間をかけないで簡単に年賀状を作成したい方から大人気のサービスです。
年賀状の宛名印刷の方法3. コンビニや郵便局に頼んで印刷をする方法
最寄りのコンビニを使って、年賀状の宛名印刷をすることができます。代表的な例としてセブンイレブンのコピー機を使ったものがありますよ。パソコン上で作成し、データを送ってネットプリントサービスを利用するのです。
ただ、こちらも自分で年賀状を持って行って宛名印刷しなければならないため、時間はかかってしまうでしょう。
また、郵便局でも年賀状の宛名印刷を承っています。宛名印刷のみは注文できないのですが、表面の印刷とセットなら窓口とネット注文のいずれかの方法で申し込むことができます。
申し込み方法は、窓口なら宛名印刷する相手の住所と氏名が記載されているハガキ(いただいた年賀状など)を郵便局に渡して渡す方法。もうひとつは宛名印刷サービス申込書に記入して申し込む方法がありますよ。
この場合は、郵便局で表面のイラストやデザインを選ばなくてはならないため、希望のデザインが制限されしまうデメリットがあります。
郵便局で年賀状の宛名印刷を注文する時に掛かる費用
- 宛名印刷の値段:基本料金+枚数×30円
- 最低注文枚数:1枚
- 最短出荷:受付日から2営業日以内
- 注文方法:窓口、ネット
- 投函代行:対応
年賀状の宛名印刷にも対応しているおすすめサービス10選
ネットを用いて注文できる年賀状印刷サービスの中から、「印刷の質や納期」「フォントの種類」「印刷料金」などの観点で、筆者が独自に選んだおすすめの年賀状宛名印刷サービスをランキング形式でご紹介。
表面の印刷と共に宛名印刷もできるプリントサービスを中心に紹介しますので、どちらも一緒に検討してみてくださいね。
【第1位】挨拶状ドットコム
第1位の挨拶状ドットコムは株式会社グリーティングワークスが運営しているネット印刷会社。年賀状シーズンになると毎年特設ページが作られます。1,000以上の年賀状デザインが用意され、ネット上でも話題となる会社です。
例年、年賀状のデザインの募集(コンペ)も大々的に行われています。表面の印刷を依頼すれば宛名印刷が無料となるため、大変人気があるサービスです。
第1位の理由
豊富なデザイン、安価な印刷代が特に話題になる挨拶状ドットコムですが、宛名印刷に限っていえば、年賀状印刷(表面)を発注すると宛名印が無料になる点がもっとも大きな魅力となるでしょう。
しかし、受付は時期が決まっており、発注時期がずれてしまうと宛名基本料金1,080円+宛名印刷料金1枚30円×枚数がかかりますのでご注意を。
また、住所録の登録は、規定のフォーマットのExcelまたはCSVファイルを使って行うことになります。筆まめ、規定外のフォームのExcelファイルなどにも対応していますが、規定のフォーマットを使わない場合は別途1,080円の料金が発生しますので、こちらも注意が必要です。
初心者でももちろん使いこなせるようになりますが、ある程度パソコンに慣れている方は特におすすめしたいサービスといえます。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:4,233円(参照:2018年年賀状受付価格)
- 最低注文枚数:1枚
- 送料:324円(印刷料金3,000円以上で無料)
- 最短出荷:宛名印刷なしで17時までの注文の場合注文受付日の翌営業日に出荷
- 宛名印刷:無料
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:対応(投函手数料324円、印刷料金3,000円以上で無料)
【第2位】しまうまプリント
しまうまプリントは2010年に設立されたしまうまプリントシステム株式会社が運営するネットプリントの企業です。格安の写真現像が好評となり、有名企業へと発展しました。
安価で高品質かつスピーディーな印刷技術には定評があります。写真、イラストを使用した約1000種類以上のデザインテンプレートがあり、年賀状表面を発注すれば宛名印刷は無料です。宛名印刷を頼むと、投函サービスも無料で受けられる仕組みとなっています。
第2位の理由
しまうまプリントが第2位の理由は、宛名印刷が無料である点です。もちろん年賀状表面の印刷とセットで注文する必要はあります。デザイン面でも、明朝体 、楷書体、丸ゴシック体、角ゴシック体の4つのフォントから宛名印刷の印字を選ぶことができるので、表面のデザインとあった宛名をチョイスすることができます。
宛名はしまうまプリントに記載されているフォーマットへ、csvファイルかxlsファイルで一括で登録することが可能。宛名の印刷には、御一同様表記、法人宛名省略などの制約はありますが黒インクのはっきりとした印字は非常に高品質です。クオリティの高さと投函無料サービスを求める方に特におすすめですよ。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:3,490円(印刷仕上げ)
- 最低注文枚数:4枚
- 送料:無料
- 最短出荷:最短当日出荷
- 宛名印刷:無料(年賀状表面注文時のみ)
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:対応
【第3位】おたより本舗
第3位はおたより本舗です。おたより本舗は株式会社アーツが運営する年賀状印刷サイト。年賀ハガキ代金の5円引き、最大35%OFFとなる印刷料金が好評です。年賀状表面のデザイン性の高さも評価され、利用者が多い年賀状印刷サイトです。
その他にも送料、代引き手数料無料、14時までの注文で当日出荷など多くのメリットがあります。人気の年賀状デザインがひとめでわかるサイトの使用も好評で、人気なものを選びたい、逆にデザインが他人とかぶりたくないという方におすすめです。
第3位の理由
さまざまな割引や、デザイン性の高さ、送料・代引手数料無料などアピールポイントの多いおたより本舗ですが、宛名料金に料金が発生することが3位になった理由です。
とはいえ、その金額はわずか基本料金500円+1枚あたり8円と、他社の宛名料金の印刷代としては破格の値段です。宛名は、CSVやEXLファイルには対応しておらず、マイページで1件ずつ直接入力して住所録を作っていきます。
マイページで入力できるので、excelなどパソコンに慣れていない方にとっては嬉しいですね。異なる年賀状表面にも宛名や連名を振り分けることができるので、使い勝手が良いサービスです。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:3,726円~(★のデザインを使用した場合)
- 最低注文枚数:1枚
- 送料:無料(200枚以下で宅配便指定した場合は+100円)
- 最短出荷:平日2営業日(宛名印刷を含むと3営業日)
- 宛名印刷:500円+8円×枚数
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:対応
【第4位】らくらく年賀状
第4位はらくらく年賀状です。らくらく年賀状は株式会社アゲインが運営する年賀状印刷サービス。年賀ハガキ代金の割引、ディズニーデザインの年賀状を使用できることで有名なサイトです。無料の会員登録を行うことで、支払い総額から割引のサービスを受けることも可能。
約500種類以上のテンプレートから、必要事項をネット上で入力するだけで簡単に年賀状のデザインが作成できます。好みでカラーやフォントの大きさやフリーテキストを挿入することもできますよ。
第4位の理由
第4位の理由は、無料ではありませんが1枚あたり12円という安い料金で宛名印刷ができる点です。さらに、500枚以上で1枚10円となりますので大量に年賀状を作成する方にはさらにお得といえるでしょう。
しかし、csvファイルで宛名リストを一括でアップロードでき、その後プレビューで簡単に確認・修正ができるなど使いやすいサイトです。また印字フォントの種類も豊富で、ゴシック・丸ゴシック・楷書体・明朝体、行書体と5種類から選択できます。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:3,270円(印刷仕上げ、会員価格は3,107円)
- 最低注文枚数:1枚
- 送料:500円(沖縄- 離島は650円)
- 最短出荷:平日2営業日(宛名印刷を含むと3営業日)
- 宛名印刷:1枚12円(500枚以上で1枚10円)
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:対応
【第5位】年賀家族
第5位は年賀家族です。年賀家族は株式会社ソルトワークスが運営する年賀状印刷サイト。約70,000種類のデザインテンプレートと、プロによる写真補正がおすすめするポイントです。
また、最高級銀塩プリント、モダンマットプリント、ノスタルジックプリントという写真の見せ方にこだわった3種類の専用紙も、ユーザーに選ばれる理由のひとつ。カスタマーセンターのサポートも好評で、初めてネット注文で年賀状を作成される方にも安心のサイトといえるでしょう。
第5位の理由
デザイン性も品質も高く、サービスも親切な人気の年賀家族ですが、5位に選んだのは、宛名印刷の料金が1枚あたり20円という価格設定であることが理由。他のサイトに比べると安い値段ではありませんが、年賀状をこだわりたい方には絶対におすすめです。
また、忙しい、タイピングがおぼつかないといった方向けに、宛名リストの入力代行サービス(基本料金1500円+1件ごとに30円)も用意されています。はがき・名簿などを送付すれば、代行で行ってくれるサービスです。
年末はどうしても忙しいという方は、年賀家族に全部お任せして、簡単に年賀状を作成してみてくださいね。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:13,554円~(さまざまな割引があるため大幅値引きされます)
- 最低注文枚数:10枚
- 送料:無料
- 最短出荷:5営業日目で出荷(宛名印刷を含むと6営業日、追加料金で特急サービスあり)
- 宛名印刷:1枚20円
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:不可
【第6位】ソルトウェディング
第6位はソルトウェディングです。株式会社ソルトワークスが運営する、おしゃれで洗練されたデザイナーズ年賀状の代表的なサービス。プロによる写真補正や、充実したカスタマーサービス、特急料金での納期短縮など様々なサービスがありますよ。
ソルトウエディングでは、結婚した年に初めて送る年賀状におすすめのデザインを多く取り揃えています。結婚式に招いていない方への報告も兼ねた年賀状を作成するのに最適なサービスと言えるでしょう。
第6位の理由
ハイクオリティなデザインと、プロによる補正、親切なサポートで人気のソルトウェディング。宛名印刷は、1枚あたり20円で行ってくれます。
価格は平均的ですが、デザイン性は高く、計算された段組とこだわりの楷書体による宛名印刷は格調高い仕上がりに。忙しい方、PCやスマホでの住所氏名登録がおぼつかない方向けに、宛名リストの入力代行サービス(基本料金1500円+1件ごとに30円)も行っていますよ。
ソルトウェディイングに、宛先が書かれたはがき・名簿などを送付すれば、住所録の作成に取り掛かってくれるので、自分で年賀状を作成せずに全部お任せでお願いできますよ。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:10,314円
- 最低注文枚数:10枚
- 送料:無料
- 最短出荷:5営業日目で出荷(宛名印刷を含むと6営業日、追加料金で特急サービスあり)
- 宛名印刷:1枚20円
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:不可
【第7位】Rakpo
Rakpo(ラクポ)は、株式会社ビットブレーンが運営するネット年賀状印刷サービス。年賀ハガキの5円割引や、早割45%OFF、送料無料などメリットがたくさんあります。
ディズニーキャラクターやスヌーピー、ハローキティなど人気キャラの年賀イラストも豊富で、キャラクター好きやお子様のいる家庭からの人気はピカイチ。
また、100枚以上の年賀状を刷ればするほどお得になりますので、大量に年賀状を作成する方に向いているサービスです。
第7位の理由
Rakpoの年賀状印刷は、毎年12/24までの早期割引特典(47%)を用いれば、表面の印刷は30枚5,279円ほどでできます。ただし、懸念点として、Rakpoは宛名印刷が1枚25円とやや値段が高いという点。
宛名印刷については、他のネット印刷会社は表面を刷れば無料サービスであったり、安価だったりする中、やや高めの値段設定だといえるでしょう。
宛名印刷をお願いするには割高となってしまうRakpoですが、約1,500種の豊富なデザインから年賀状の表面については楽しく作ることができます。
公式サイトで見る【第8位】ふみいろ年賀状
ふみいろ年賀状は、北海道の株式会社ワンオールが運営している年賀状印刷のサイト。元はネット印刷24という名称でしたが、2017年にリニューアルし、現在の名称となりました。年賀状のデザインは業界一を誇ります。
そして、業界で唯一の印刷の無料刷り直しを行っています。これは注文側が入力情報を間違えても1回のみ無料で変更をしてくれるサービス。納期も非常に早く、ウェブサイトから16時までに注文すれば翌営業日には発送されますよ。
第8位の理由
たくさんのメリットがあるふみいろ年賀状ですが、宛名印刷に限っていえば、発送先住所を有料でリスト化してくれる点に最大のメリットがあります。
ネットで宛名印刷を頼む際に、パソコンを持っていない、操作に慣れていない方にとってハードルが高いのが印刷会社にデータを送付することになる住所録の作成です。
Excelなどの表にフォームを作り、送り先の住所、氏名を入力していくのは手間がかかるもの。印刷会社によっては、その会社指定のフォームを使う必要がある場合もあります。
ふみいろ年賀状ならばハガキや名刺を郵送するか、写真で撮ってデータで送れば住所録を独自に作って、宛名印刷の作業に入ってもらえます。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:4,400円(スタンダードコース)
- 最低注文枚数:1枚
- 送料:無料
- 最短出荷:夕方4時までの注文で翌営業日出荷
- 宛名印刷:1枚12円(30枚360円)
- 刷り直し:1回無料
- 投函代行:未対応
【第9位】キタムラ
キタムラは、全国に約757店舗を持つカメラのキタムラ、スタジオマリオでおなじみである、株式会社キタムラが運営しているネット年賀状印刷サイトです。幅の広いテンプレートやデザインを用意していますよ。
ネットで注文し、店舗で受け取ることもできるなど、他のネット年賀状印刷にはないメリットがあります。
写真の印刷についても、さすがキタムラといった技術力で質が高く家庭用のカメラやデジカメで撮影した写真でも、見栄えのする年賀状が作れます。
第9位の理由
ネットで注文し、カメラのキタムラで受け取ることができるなど、他社にはないサービスがあるネット年賀状印刷サイトキタムラ。ですが、宛名印刷においては1枚あたり30円かかりますので、他サービスより値段は高くなります。
宛名リストのデータ化も、ネットでは受け付けていません。自分でExcelで宛名リストを作成するか、筆まめ・筆王・筆ぐるめといった有名年賀状ソフトの宛名リストを変換しキタムラのフォームに合うように調節する必要があります。
そういった手間はかかる点がデメリットですが、写真の印刷にこだわりたい、郵送ではなく直接店舗で受け取りたいなどの希望がある方はキタムラを検討しても良いかも知れません。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:3,200円 ~ (写真入りの場合。21枚~30枚の10枚単位)
- 最低注文枚数:10枚
- 送料:432円(無料キャンペーン期間あり)
- 最短出荷:最短1週間
- 宛名印刷:1枚30円
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:不可
【第10位】富士フイルム
富士フイルムは、いわずと知れた写真関係を広く扱う企業です。その富士フイルムの特設ネット年賀状サイトも毎年開設されます。CMも多く流れますので、知名度は抜群でしょう。年賀状に使う写真の印刷のクオリティにこだわる方にはぜひ利用してほしいサイトです。
ネットでの注文はもちろん、店舗での注文もできるので価格面の違いが気になりますが、トータルでみるとあまり変わりません。ネットで注文し、店舗で受け取るのがスムーズですよ。
第10位の理由
サイトも見やすく、写真の印刷技術も高い富士フイルムのネット年賀状サイトですが、宛名印刷においては1枚32円かかり、コスパが良いとはいえません。ですが、黒インクがはっきりした美しい仕上がりの宛名印刷にこだわる方でしたら富士フイルムがおすすめ。
住所録に関しては、直接サイトから宛名を入力して宛名リストを作るか、富士フイルム指定のフォーマット、日本郵便のデザインキットの住所録、その他の年賀状サイトのCSV形式の住所録がインポートできます。
住所録保存サービスがあるので、利用すると来年は入力もインポートもする必要がなくなりますよ。ずっと同じところでお願いする予定のある方は、富士フイルムがおすすめです。
年賀状印刷サービスの概要
- 30枚の値段:5,820円
- 最低注文枚数:1枚から
- 送料:無料
- 最短出荷:2日後(宛名印刷あり+1日)
- 宛名印刷:32円
- 刷り直し:客都合による無償の刷り直しは不可
- 投函代行:なし
自宅で宛名印刷をするときのおすすめ年賀状ソフト・フリーソフト
ネットで年賀状の宛名印刷を申し込めるサービスをご紹介しましたが、自宅で宛名印刷をする際のおすすめソフトはどのようなものがおすすめなのでしょうか。
- はがきデザインキット
- Word
- Excel
- 筆ぐるめ
- 宛名職人
以上、5つのソフトやフリーソフトの特徴を解説していきます。
① はがきデザインキット
はがきデザインキットは、郵便局が運営している無料ソフト。年賀状だけでなく、さまざまなはがきを作れることで有名です。パソコンはWindowsもMacも対応しています。
はがきデザインキットでは、「ウェブ版」「インストール版」「スマホアプリ版」の3つでサービスが異なりますが、年賀状の住所録を登録して宛名印刷を行うなら、「インストール版」をダウンロードしましょう。
表面のテンプレも充実していて、操作も簡単。もし自分で年賀状を完成させたい方は利用を検討してみては?
公式サイトで見る② Word
Windowsのパソコンを使っている方は、無料で使えるWordで宛名印刷をしようと考えている方も多いはず。ただ、前提としてパソコン作業に慣れていない人にはおすすめできません。
というのも、Wordで年賀状を作成するときは、図形機能のテキストボックスを使って用紙をはがきサイズに設定してから作業を行います。この時点で何を言っているかわからない…という方は苦戦するかも。
また、連名などデザインの変わる宛名の場合はその都度調整が必要なので、相当慣れている方でないと年賀状の作成時間が長くなってしまいますよ。
③ Excel
Excelで年賀状の宛名印刷を行う際は、『はがき印刷ウィザード』を使うと便利。ただし、こちらもWord同様、パソコン作業に慣れていない方だとひどく時間がかかってしまうことになりかねません。
はがき印刷ウィザードは比較的簡単に使えますが、Excelシートに宛名を登録するのが結構な手間に。その点を考慮してどの方法で宛名印刷を行うか検討してみましょう。
④ 筆ぐるめ
筆ぐるめは、初心者でも利用しやすい有料のはがき・住所録ソフト。価格は2,000円〜4,000円でWindowsとMacのパソコンで使えます。
そもそもソフト内がわかりやすく、簡単な操作が人気の筆ぐるめですが、さらに『かんたん筆ぐるめモード』も搭載されたので、パソコンに慣れていない主婦や中高年の方でも簡単に住所録を登録できます。
また、住所録は最大5名まで可能。家族全員の住所録を個別に管理できるのは嬉しいサービスですね。
公式サイトで見る⑤ 宛名職人
宛名職人は、Macの発売以来『Mac用年賀状作成ソフト』として親しまれてきた有料ソフト。
値段は約7,000円〜8,000円とお高めですが、連絡先から住所録を作成したり、写真から年賀状で使う画像を選んだり、iCloudに対応していたりと、Macの特性に合わせた宛名印刷が可能です。
公式サイトで見る年賀状の作成、投函するときの注意点とは?
一年に一度しか出さない年賀状は、「去年はどうしたっけ?」と忘れてしまいがち。そんな方のために、今回は年賀状に関する注意点を簡単に解説していきます。
年賀状を無事元旦に届けてもらうために心がけることを、一緒に確認して漏れがないようにしましょう。
元旦に届け希望なら、12月25日までに投函する
年賀状を出す上で最も大事なことが配達日。基本的には元旦に届けないと失礼にあたります。まずは、投函する日のめどを立てておきましょう。
例年12月15日頃から、郵便局で年賀状の引受が始まるので、引受が開始されたらできるだけ早いタイミングで出せるよう、早め早めに準備を整えておきたいところ。
郵便局は年賀状を25日までに投函するようにおすすしているので、年賀状を元旦に届けてもらいたい人は、25日までに投函するようにしましょう。
逆に、15日よりも前に投函してしまうと、通常郵便として年内に届いてしまう場合もあるため、気を付けて。
12月25日を過ぎてしまったら、近くの郵便窓口に持っていく
どうしても12月25日までの投函に間に合わなかった場合は、近くの郵便局にある郵便窓口に持っていってみましょう。
ポストへ投函した場合は、集荷のタイミングによって翌日までポストに入ったままになってしまうことも。郵便窓口へ直接持っていけば、出した当日に預かってもらえますよ。
また、28日までに年賀状を出せば、できる限り元旦に間に合うように郵便局が配達してくれるため、25日を過ぎた場合はせめて28日までに間に合わせて。
住所間違いで差し戻されると、元旦には間に合わないので注意
年賀状でよくあるミスが、住所の書き間違え。マンション名がなく、部屋番号だけ記載しているくらいなら、正しい住所にそのまま届けてもらえますが、全く違う住所を書いた場合は、自分のところへ戻ってきてしまいます。
元旦の配達で住所間違いが判明すると、返送される時間や正しい住所へ年賀状を出し直す時間を考えても、元旦には間に合いませんので気をつけましょう。
宛名印刷サービスを使って、確実にミスがないように印刷してもらうことが大切ですね。
書き損じ、印刷ミスの年賀状は窓口で交換してもらおう
自分で年賀状を準備していると、書き損じや印刷ミスも数枚出てくると思います。その年度中の年賀ハガキ販売期間内に郵便局へ持っていけば、1枚5円の手数料で新しい年賀ハガキへ交換してもらうことが可能ですよ。
年賀状の準備が終わったら、書き損じした年賀ハガキをまとめて郵便局へ持っていき、新しいものと交換して年明けの返信用としてストックしておきましょう。
ネット注文で宛名印刷までするメリット・デメリット
ネット注文で宛名印刷まですることにはメリットとデメリットがあります。ネット注文での宛名印刷は、相対的に見てメリットの方が多く占めるのですが、気になる方は3つのメリットと1つのデメリットを確認して比較してみましょう。
ネットで宛名印刷するメリット① 一覧にしてファイルを送るだけで終わる
家庭で宛名印刷をする際は、住所録を作って、対応ソフトを作り、家庭用プリンターで印刷するのが一般的です。コンビニなどで印刷する際は、コンビニへ行く必要が生じます。窓口で申し込む場合も店舗に行く手間がかかります。
その点、ネット注文で宛名印刷をするには、住所一覧をウェブを介して印刷会社に送付するだけででき上がるため、自宅にいながら手配ができますよ。忙しい方にとてもおすすめのサービスです。
ネットで宛名印刷するメリット② 一言メッセージやコメントに時間を割ける
家庭用プリンターでは50枚までハガキをセットできるものが多いのですが、実際使ってみるとズレてしまうことがほとんどです。特に郵便番号部分の印刷のズレは目立ってしまいます。ですので数枚ずつセットすることになるため、結局効率は悪くなります。
その点ネットを介して宛名印刷を済ませておけば、ズレなくキレイに出来上がります。年賀状1枚1枚にコメントをする時間もあるでしょう。
ネットで宛名印刷するメリット③ ハガキのデザイン面と一緒に注文できるので作成の時間短縮になる
宛名印刷を請け負うネット印刷の企業は、年賀状の場合は表面と宛名印刷をセットで受け付けている会社が目立ちます。干支にちなんだものや、ご家族の写真などを入れた表面のハガキのデザインを宛名と一緒に印刷することができます。家庭やコンビニで両面印刷するより格段に効率が良いといえるでしょう。
一般的な家庭用プリンターで、ハガキサイズの印刷は1枚あたり表面20秒以上、宛名面10秒以上かかると言われています。ネットで注文すればこれだけの時間の節約をすることができますね。
ネットで宛名印刷するデメリット:年賀状の宛名管理は結局必要
ネットで宛名印刷するデメリットは、年賀状の宛名管理を確実に行う必要がある点です。家庭での印刷でしたら宛名が間違っていても刷り直しがすぐに可能ですが、ネットで宛名印刷をしたり、窓口で宛名印刷を行ったりすると、納品されて手元に届くまでは、すぐには訂正ができません。間違った宛名の年賀状が刷られてきた場合、家庭用プリンターなどを用いて、作り直す必要が生じてしまいます。
宛名やデザインを全てお任せできるネット印刷サービスを賢く使おう
ネットの年賀状印刷は、ほとんどが年賀状表面の印刷を発注しないと利用できないものばかりです。ですが、その分無料であったり、非常に格安で行ってくれるサービスが多数。
一人で両面を印刷するのは大変ですが、ネットの年賀状サービスで年賀状表面の印刷と宛名印刷を頼めば、余白にメッセージを添える時間も作ることができ、より貰った人が嬉しい気持ちになる年賀状が作成できますよ。
【参考記事一覧】
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