クリクラのサーバーとクリクラミオのサーバー。使うならどっちが良いか比較してみた。

ささおかともみ 2022.07.01
「クリクラとクリクラミオのサーバーってどう違うの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。似ているようで異なる部分がたくさんあります。ここでは、両者の違いについてまとめてみました。ぜひ参考にして、ウォーターサーバー選びに役立ててくださいね。

クリクラとクリクラミオを比較して、使いやすいサーバーを検証します

クリクラとクリクラミオの使いやすさの違い

「クリクラ」と「クリクラミオ」は、どちらも株式会社ナックが運営しているウォーターサーバー。一見2つとも似ているようにみえても、「無料お試し期間」「水の種類」「月額料金」など違いはさまざまです。その違いによって、おすすめしたい購入者層も異なります。その違いをあらかじめ知っておくと、いざウォーターサーバーを選ぶ際にも役立つはず。ここでは2つのウォーターサーバーを比較して、使いやすいサーバーを検証します。


クリクラの水を利用するのにかかる料金は?

クリクラを使用する際は、月額料金が発生します。毎月「安心サポートパック料」として417円を支払わなければなりません。ですが、解約金がいらないのがクリクラの大きな特徴。他のウォーターサーバーでは解約金が発生するところも多いですが、もし何らかの事情ですぐに解約したときでもお金はかからないので安心。ほかにもクリクラにはさまざまな特徴があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


① サーバーは2種類で各2サイズ

クリクラのサーバーには、「クリクラサーバー」「クリクラ省エネサーバー」の2種類があります。どちらも、自宅のリビングやキッチンにも設置できるサイズになっているので、気軽に利用できますよ。使い方も簡単で、どちらもコックをひねるだけ。しかも温水コックはチャイルド機能がついているので安心。この両者のサーバーは、使用する電気代が大きく異なります。「クリクラサーバー省エネ」は、従来の「クリクラサーバー」と比較して最大で58%電気代を削減。1年間で1,976円、2年間で最大10,952円もの節約になります。より長く使いたいのであれば、省エネタイプがおすすめ。


② ボトルは回収式

クリクラのボトルは、基本的に回収式です。これは環境問題に配慮しており、飲み終わったあとのボトルを回収することで、再度利用可能な「リターナブルボトル」を採用しているため。回収されたあとのボトルは、厳しい衛生基準を誇っている「クリクラプラント」によって品質管理・再利用されます。ちなみにボトルは、従来の「クリクラボトル」と約半分の重さである「クリクラキュートボトル」の、計2種類販売しています。値段はそれぞれ、1250円(12L)と800円(6L)ほど。使う頻度などによって、うまく使い分けてみてください。


③ サーバーレンタル代は無料

上記でご紹介した「クリクラサーバー」「クリクラ省エネサーバー」、どちらもサーバーレンタル代はなんと無料です。なるべくお金をかけたくない人にとっては、これは嬉しいですよね。ですが注意しておきたいのが、初回金。従来の「クリクラサーバー」であれば初回金がかかることはありませんが、「クリクラ省エネサーバー」を利用した際は、初回金が7,000円かかってしまうので注意してください。ちなみに、現行の省エネサーバーを使用している人は、初回金は1台につき2,000円かかります。使用を予定している期間などに応じて、どちらがいいのか検討する必要があるでしょう。


④ 使用している水はRO水

クリクラが使用している水は「RO水」。ROとは浸透圧と反対の圧力、すなわち逆浸透の技術を指しており、そのときにできる膜のこと。水をこの膜(RO膜)に通すことで、不純物が取り除かれて綺麗な水へと変身します。取り除く物質も単なる汚れやウイルスだけでなはなく、水銀や鉛などの重金属、環境ホルモンなどさまざま。さらにセシウムといった放射能物質も除去できるので、非常に安心な水として利用されています。クリクラではRO水の徹底した品質管理を行っており、2011年には業界最大規模の「クリクラ中央研究所」を設立。クリクラのウォーターサーバーを利用すれば、安心して安全な水が毎日飲めますよ。

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クリクラミオの水を利用するのにかかる料金は?

クリクラとは異なり、クリクラミオの場合は月額料金はなんと無料。お金がかかるのはボトル代のみなので、コストをなるべく抑えたい人にとっては嬉しいですよね。ですが、クリクラミオの場合は解約金がかかってしまうことがあるので注意してください。契約してから2年未満に解約した場合、規約違約金として8000円ほどかかります。クリクラミオの水を使用する場合は、少なくとも2年以上使う見込みを立てておく必要があるでしょう。


① サーバーは1種類のみ

クリクラミオのサーバーは、「省スペースサーバー」の1種類のみ。幅305mm、奥行きも350mmほどなので、リビングやキッチンなど、さまざまな場所に設置しやすいのが大きな特徴。重量も約17.0kgなので、ちょっと場所を変更したいときでも比較的スムーズに移しやすいです。それだけでなく、年に1回はサーバーのメンテナンスをしてくれるのもクリクラミオならでは。衛生面でもしっかり配慮してくれるので、使用している側からしても非常に安心できますよ。老若男女問わず、おいしいお水が飲みたくなったときは、気軽に利用できます。


② ボトルはワンウェイ式

クリクラと大きく異なる点として、ボトルの種類が挙げられます。クリクラの場合お水を使用した後は業者が回収しますが、クリクラミオはワンウェイ式(使い捨て)。回収式だと使用したボトルはどこかで保管しなければならず、自宅の中で邪魔になってしまうことも。一方クリクラミオであれば、使い捨てなので使用後は潰してゴミとして出せます。保管する必要がないので、利用者からしてもありがたいですよね。ちなみに、クリクラミオのお水は間隔や本数を自分で自由に設定可能。住んでいる家族の人数や用途によって本数が変更できるので、足りなくなることや余ることもないでしょう。


③ サーバーレンタル代&年に一度のメンテンスが無料

サーバーレンタル代はクリクラと同じく無料です。上記でもご紹介しましたが、基本的にかかる料金はボトル代のみ。ですが契約後45日の間注文がない場合は、「休止手数料」として1,000円ほどかかることもあるので注意してくださいね(クリクラも3ヶ月で注文が6本未満の場合は1,080円かかります)。ちなみに年に1度行ってくれるメンテナンスも無料で、クリーンなサーバーに交換してくれるので非常にありがたいです。クリクラの場合サーバーによっては初回金がかかることもあるので、お金をあまりかけたくない人はぜひクリクラミオのお水を使用してみるのもいいでしょう。


④ 使用している水は天然水

クリクラとは全く異なり、天然水を使用しています。クリクラミオが使用している富士山の天然水は口当たりが非常にまろやかで、小さな子供もジュース代わりにごくごく飲めます。それだけではなく、富士山の標高1000mから浸透した豊富なバナジウムを含んでいるのも大きな特徴。バナジウムは最近健康と美容に注目されているミネラルで、女性のお肌にも非常にやさしいと言われています。また、大人から子供まで幅広い人に使用してもらうため、クリクラミオボトルを8Lの軽量ボトルにしているのも大きな魅力。天然の栄養満点のお水が飲みたい人は、ぜひクリクラミオのウォータサーバーを検討してみてはいかがでしょう。

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家族構成や住居状況に応じて選択しましょう。

最後に、家族構成などに応じてどちらのウォーターサーバーが良いのか解説します。どちらのウォーターサーバーも購入して後悔するような製品ではありませんが、おすすめしたい層は若干異なります。より良い選択をするためにも、自分はどちらの方が適しているのか今一度考えてみましょう。ちなみに一人暮らしの人、もしくは女性がウォーターサーバーを利用しようと考えているならば、クリクラミオのウォーターサーバーを選択するのがおすすめ。一方で、家族の何人かでウォーターサーバーを利用したい場合、クリクラのウォーターサーバーがおすすめです。


① 一人暮らしや女性が利用するならクリクラミオがおすすめ

一人暮らしの人、もしくは女性がウォーターサーバーの利用を考えているなら、クリクラミオがおすすめです。その最も大きな理由として挙げられるのが、自分で好きな周期または本数が決められるところ。自分の飲みたいときに飲みたいだけ注文できるので、余分に購入する必要がありません。ちなみに一人暮らしの人であれば、4週間に2本のペースがおすすめ。それだけでなく、ボトルが持ち運びしやすいのもクリクラミオならでは。ボトル1本の重さが8Lなので、女性でもひとりで簡単に持ち運べますよ。気軽に自由に飲みたい人は、ぜひクリクラミオのウォーターサーバーの購入を検討してみてくださいね。

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② 家族で利用する、たくさん水を使うならクリクラがおすすめ

一方、家族で使用しようと考えている場合は、クリクラのウォーターサーバーがおすすめです。クリクラミオとは異なり最大12Lのボトルが選べるので、取り替える頻度が少なくて済みますよ。それだけではなく、サーバー自体の大きさもSとLが選べるのも大きな魅力。もし2台目を購入しようと考えている場合や、キッチンやリビングなど、ちょっとした場所にSサイズのちょっぴり小さいサーバーを置いてみるのも良いですね。クリクラの場合、無料のお試しサービスがついているので、1度家族の中で試してから本格的に使用するかどうか決めるのもおすすめです。

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どちらも月々の金額はシンプル。一ヶ月の消費量を想定して無駄なく利用しよう

ここまで、クリクラとクリクラミオの違いについてさまざまな比較をしてきました。月々にかかる費用はどちらもシンプルで水代以外に、クリクラの場合は基本料金(417円)、クリクラミオの場合はボトル代のみ。つまり1ヶ月にどれだけ使用するかあらかじめ想定しておくことが、より良いウォーターサーバー選びにつながります。しっかりと検討して、毎日おいしい水を飲みながら健康的な生活を送りませんか。


【参考記事】はこちら▽

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