【年齢別】絵本の人気おすすめ名作39選|子供に読み聞かせるコツも紹介

ミキ 2019.08.04
子供におすすめの人気絵本を知りたい方へ。本記事では、絵本を子供に読み聞かせするメリットや人気ランキングを大公開!さらには0歳/1歳/2歳/3歳/4歳/5歳/6歳の対象者別におすすめ絵本をお教えします。ぜひ参考にしてくださいね。

子供に絵本を読み聞かせるメリットはあるの?

絵本の人気おすすめ

ドラマや映画で子供に絵本を読み聞かせるシーンをよく目にしますが、実際に子供に絵本を読むメリットはあるのでしょうか?

先に答えを言ってしまうと、絵本は子供を喜ばせると同時に、様々な優れた効果を子供にもたらします。

そこで、まずは子供の心や知識の成長に繋がる読み聞かせの素晴らしい効果を、具体的に見ていきましょう。


メリット1. 喜怒哀楽の感情を学び、感受性が豊かになる

絵本を読み聞かせられた子供は、自分が物語の中に入り想像の中で同じ体験をします。主人公やその友達など、登場人物を自分に置き換えて想像し、キャラクターが感じた感情を知ることができるのです。

さらに、どうしてその感情になるのか、自分だったらどう感じるかを子供なりに考えます。こうした子供の想像力が気持ちを知るきっかけとなり、感受性や共感性が豊かに育つようになるのです。


メリット2. リラックスして寝付きがよくなる

絵本は夜寝る前に読むというイメージがありますよね。これは、子供にとって両親の声は安心感を得られる大切な要素だからです。両親の声を聞くと落ち着いたりリラックスしたりできるため、そのまま寝てしまう子がほとんど。

さらに、絵本には語感の良い言葉や文書が使われているため、こうしたリズムの良さも子供をリラックスさせます。そのため、寝付きが悪い子や規則正しい生活を身につけるためにも絵本は最適です。


メリット3. 言葉の勉強になり、語彙力がつく

絵本にはそれまで子供が体感したことないことが知らない言葉で書かれています。それだけでなく、言葉や文章の意味が絵によって感覚的に理解できるため、少しずつ言葉と意味を覚えることができるのです。

また、絵本のフレーズを真似して使用することで、会話のどんなタイミングに適した言葉かを理解することもできます。そのため、語彙力からコミュニケーションの勉強に繋がるのも絵本のメリットです。


メリット4. 親子間のコミュニケーションがとれる

文字や文章が読めない子供にとって、絵本を楽しめるのは両親が読み聞かせをしている時だけです。つまり、絵本を読んでいる時間は必ず両親と過ごせる時間となり、親子の重要なコミュニケーションの時間になります。

そのため、絵本は家事が忙しいママや、仕事でなかなか時間が合わないパパと子供をつなげる大切なアイテムなのです。

初めて子供ができた時や、仕事や家事が忙しい時ほど、絵本が活躍し親子がより仲良くなれますよ。


【年齢別】0歳〜6歳の子供に人気の絵本おすすめ39選

ここからは0歳~6歳まで、年齢ごとにおすすめの絵本を紹介しています。どんな絵本も子供へ良い影響をもたらしますが、年齢と絵本の内容が合わないと高い効果は得られません

そのため、年齢や子供の成長に合わせて読み聞かせをする絵本を選びましょう。


【赤ちゃん/0歳】絵本の人気おすすめ商品5選

最初は0歳におすすめの人気です。本屋の売れ筋ランキングでも常に上位にある絵本がたくさん登場しますよ。

0歳頃は文章や物語を正確は理解できないため、両親の声や絵を中心に楽しみます。なので、選ぶ時は物語性のないものや擬音が多いものほど、分かりやすく楽しんでくれますよ。


0歳おすすめ1. だるまさんシリーズ「が・の・と」

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)
おすすめポイント
  • 子供が真似しやすい簡単なフレーズが発音の練習になる
  • 擬音が多く使われており、言葉を理解しづらい0歳児でも楽しめる
  • 物語が長くないため、飽きずに最後まで読み聞かせられる

ブロンズ新社から出版されている人気絵本のシリーズもの「だるまさんシリーズ」の3冊が一緒になったセットです。

子供のころに誰もが一度は遊んだ「だるまさんがころんだ」をモチーフにした絵本で、「だるまさんが……」の後に起きる予想外の動きに子供は夢中になりますよ。

また、この絵本には特別な物語が作られておらず。どこから読んでも楽しめるのもポイント。特に、一度読み終わっても初めから楽しむこともできるため、何度もおねだりする子供も多いです。

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おすすめポイント

「だるまさんシリーズ」は、「だるまさんが」というフレーズと擬音によって物語が進んでいくため、言葉の理解ができない0歳児でも十分に楽しめます。

特に、お話のポイントはだるまさんのリアクションとなっていますので、男の子と女の子、どちらでも楽しめる内容になっていますよ。

子供に楽しい遊び方を教える絵本でもあるため、親子で一緒に遊びたい時に読むのがおすすめです。


0歳おすすめ2. いないいないばあ

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)
おすすめポイント
  • キャラクターが子供に話しかけるため、絵本に集中しやすい
  • 子供に合わせて読み方や進み方を変えて楽しめられる
  • 言葉が分からなくてもキャラクターのリアクションでしっかり楽しめる

童心社から1967年に出版され、50年以上も子供から愛されている定番絵本の「いないいないばあ」。物語は、キャラクターが読者である子供に向かっていないいないばあをしていくようになっており、ページをめくる度に子供が笑顔になっていきます。

また、物語にストーリー性がないため、好きな場面から楽しんだり同じページを行き来したりして楽しむこともできますよ。

子供が楽しむペースに合わせて読み方を変えられるため、同じ内容でも何度でも楽しんでくれます。

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おすすめポイント

「いないいないばあ」は言葉よりもキャラクターのリアクションに重きを置かれています。そのため、言葉の理解が難しい0歳児でも十分に楽しめ、性別を問わずその内容に釘付けになりますよ。

特に、キャラクターの動作がこの絵本のポイントになっているため、赤ちゃんをあやす時なども使用できますよ。また、文章がシンプルなため、読み聞かせに慣れていないママやパパでも楽しめられるのがおすすめのポイントです。


0歳おすすめ3. もいもい

もいもい (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本
おすすめポイント
  • 研究によって生まれた特徴的なキャラクターが、子供を絵本に集中させる
  • 絵本への興味を持つきっかけとなるため、初めての絵本に効果的
  • キャラクターを見て楽しめるため、読み聞かせが苦手な親でも扱いやすい

ディスカヴァー・トゥエンティワンから出版されている「もいもい」は、東京大学あかちゃんラボが研究を重ねて作成した一冊。研究の中で重要視していたのは、子供が集中したり目線で追ったりする色合いや形です。

約2年間の研究によって出来上がった不思議な形のキャラクターは、どんな時でも子供の目線を釘付けにしてくれます。ストーリー性はありませんが、キャラクターとリズムの良い言葉で、0歳児の心をしっかりと掴みますよ。

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おすすめポイント

赤ちゃんの感性は独特のため、親の好みで選んだ絵本には興味を持たないことがありますね。こちらの絵本は実際に多くの赤ちゃんに見せながら反応を知らべており、一度見せただけでも絵本に釘付けになる赤ちゃんが続出しています。

中には、泣き初めてしまった子供でも絵に集中して泣きやんでしまうこともあるほど。そのため、クズってしまった時や初めての絵本に興味を持ってもらいたい時などに読み聞かせたい一冊となっています。


0歳おすすめ4. じゃあじゃあびりびり

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)
おすすめポイント
  • 赤ちゃんが真似しやすい擬音で書かれており、意味が分からなくても楽しめる
  • ものの形と名前や音を一緒に覚えられるため、様々なものへ興味をもつきっかけになる
  • 赤ちゃんの視野に合わせたサイズになっているため、自分で持っても見やすい

偕成社から出版されている「じゃあじゃあびりびり」は、絵本の普及活動であるブックスタート活動によって、初めて与える絵本の定番になった一冊です。ストーリー性はありませんが、ものの絵と名前と音を一度に覚えられる知育絵本としても人気があります。

例えば、自動車は「ぶーぶーぶー」、犬は「わんわんわんわん」など、全て擬音で表現されています。そのため、0歳児は語感とリズムで楽しめ、年齢を重ねると対象のものに興味を持てるのです。

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おすすめポイント

「じゃあじゃあびりびり」はものの絵と名前、擬音で構成されているため、ストーリーはありません。そのため、まだ言葉などを理解しづらい0歳児でもしっかりと楽しめ、発音を真似しやすくなっていますよ。

さらに、絵本のサイズや色使いなどが赤ちゃんを基準に作られており、赤ちゃんにとって読みやすいです。興味のあるページを自分で持っても全体を見られるので、一緒に擬音を真似しながら読み聞かせするのがおすすめですよ。


0歳おすすめ5 もこ もこもこ

もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
おすすめポイント
  • 特徴的な絵と擬音でストーリーが進み、難しいことが分からなくても楽しめる
  • 子供の独特な感性を刺激して、豊かな想像力を養える
  • 読み方によって面白さが変わるため、読み聞かせの楽しみ方が増える

文研出版から出版されている「もこもこもこ」は、地面が盛り上がったり木のようなものが映えたりと、不思議な物語の絵本です。さらに、状況の解説などはなく、「もこもこもこ」「にょきにょき」など、擬音だけで物語が進んでいきます。

想像できない物語の展開は、子供だけでなく初めて読む大人もワクワクしてしまうほど。繰り返す擬音の中で進む物語は、子供の豊かな感性や独特な想像力をしっかりと刺激して、子供からは自然に笑顔が溢れていきます。

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おすすめポイント

「もこもこもこ」はページごとに様々な変化が起こりますが、特定のストーリーが無いため0歳児からでも絵本の楽しさを感じられます。性別などによる楽しみ方の違いはなく、小学校低学年までと長く楽しめるのもこの絵本の魅力です。

また、絵本の内容をお絵かきしながら楽しめるのもポイントの1つ。絵本から様々な遊びへと発展していきますので、子供と遊ぶ時間をより楽しみたい時に読み聞かせたい絵本です。


【1歳】絵本の人気おすすめ商品5選

1歳になると徐々にストーリーが分かるようになるので、短めの物語や同じ展開を繰り返す物語など、分かりやすい絵本が喜ばれます。

ただ、1歳頃は成長スピードの個人差が大きいため、ランキングから子供に合わせた本を選んでみてくださいね。


1歳おすすめ1. しろくまちゃんのほっとけーき

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
おすすめポイント
  • 実際のホットケーキの作り方を、絵本から学べる
  • ホットケーキが出来上がる楽しさから、料理へ興味を持つきっかけを作れる
  • 繰り返し現れる擬音が絵本へ集中させ、子供が文章を真似しやすい

こぐま社から出版されている「しろくまちゃんのほっとけーき」は、1970年に発売されて以来多くの子供立ちに愛されているベストセラー絵本です。物語は主人公であるしろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作成していくお話となっています。

特徴的なのは、ホットケーキが焼けていく過程を擬音と共に描いていることです。徐々に焼けていくホットケーキのリアルな描写は食べ物への興味を刺激し、絵本と同じように自分でも作りたくなる絵本ですよ。

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おすすめポイント

「しろくまちゃんのほっとけーき」の特徴は、ホットケーキが作られる工程がしっかりと描かれていること。そのため、この絵本から料理への興味を持ちやすく、年齢を重ねるごとにママの真似をしたがる女の子に特におすすめですよ。

また、実際にホットケーキを用意して、絵本を読み聞かせた後に食べるのもおすすめです。絵本でのイメージと実際の体験が子供の興味を刺激するので、おやつの時間の読み聞かせにぴったりですよ。


1歳おすすめ2. がたん ごとん がたん ごとん

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
おすすめポイント
  • 汽車の走行音が心地良いリズムを生み出し、子供と一緒に真似ができる
  • 乗客は身近なものが使われているため、ものの名前を覚えるのにも使用できる
  • 読むセリフはシンプルなため、読み聞かせに慣れていない人でも子供を楽しませられる

福音館書店から出版されている「がたん ごとん がたん ごとん」は、汽車に様々なお客さんが乗り込み終着駅へと進んでいく物語です。文章は非常にシンプルで「がたんごとんがたんごとん」など、擬音が多く使われています。

お客さんは人間ではなく、哺乳瓶やコップ、バナナなど身近なものが使われているのもポイント。登場するキャラクターと実際のものがリンクすると違った見方できるようになるため、理解力が増していくほど楽しみ方が増えていきますよ。

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おすすめポイント

「がたん ごとん がたん ごとん」は汽車をモチーフにした絵本のため、電車が好きな男の子ほど喜ばれる絵本です。汽車や電車のおもちゃがあれば、絵本の真似をして遊ぶことができ、より想像力を養えるのもおすすめのポイントですよ。

また、絵本に興味を持つのは子供によって個人差があります。分かりやすいストーリーのため、0歳のころには絵本に興味を示さなかった子供への初めての絵本にも最適です。


1歳おすすめ3. とびだす!うごく! どうぶつ

とびだす!うごく! どうぶつ (てのひらえほん)
おすすめポイント
  • 動物が飛び出す仕掛けによって、より子供の興味を刺激する
  • 動物の特徴を立体的に見られるため、平面の図鑑よりも理解しやすい
  • 動く仕掛けによって触りながら絵本を楽しめるので一人でも遊べる

小学館から出版されている「とびだす!うごく! どうぶつ」は、ポップアップする飛び出す絵本です。キリンの長い首やカバの大きな口、パンダの遊ぶ姿など、動物の特徴を立体的に楽しめるようになっています。

そのため、直感的に動物の特徴を知ることができ、1歳頃の子供には図鑑よりも動物に興味を示めすきっかけにもなりますよ。さらに、本の開き方や仕掛けによって動物が動くため、耳と目だけでなく五感を使って楽しめる絵本です。

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おすすめポイント

「とびだす!うごく! どうぶつ」は飛び出す仕掛けが特徴で、目の前に大きな動物が現れる驚きと実際に触れる楽しさを感じられます。そのため、この本をきっかけに動物への興味が沸くことも多いですよ。

さらに、この絵本は仕掛けが満載ですが、子供が1人で持てるほど小さなサイズとなっています。お出かけ用の絵本としても活用でき、旅行先などで読み聞かせする時にもおすすめです。


1歳おすすめ4. 脳科学からうまれた あなぽこえほん

脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)
おすすめポイント
  • 脳科学に基づいた仕掛けにより、楽しみながら子供の脳を刺激して思考力などを少しずつ身につけられる
  • 視覚と聴覚、触覚を一度に使用するため、おもちゃのように楽しめる
  • 音の鳴る場所を変えられるので、覚えてしまってもまた1から遊べる

ポプラ社から出版されている「あなぽこえほん」は、脳科学の側面から考えられた楽しめる仕掛けを施した絵本です。本は絵本部分と音が鳴る仕掛け部分に分かれており、穴の中にあるボタンを押すことで動物の声などが鳴ります。

この声を元に絵本部分にある動物を探していく、という内容です。絵本による視覚と音による聴覚、ボタンを押す触覚を同時に刺激でき、1つの絵本で様々な体験ができます

シャッフルボタンによって音の鳴る場所を変えられるため、何度でも楽しめるのもポイントです。

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おすすめポイント

「あなぽこえほん」はおもちゃのように遊べる絵本のため、遊び方さえ覚えられると1人でも絵本を楽しめます。1歳頃は自分なりの遊び方で楽しむことが増えてくるため、なんでも1人でやりたがる子供におすすめの絵本です。

また、決まったストーリーがないため、親御さんが自由に遊び方を提供できるのもポイント。家事の合間など少しの時間でお子様と一緒に遊びたい親御さんにぴったりの一冊ですよ。


1歳おすすめ5. 頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりえほん

頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりえほん
おすすめポイント
  • 赤ちゃんが覚えやすく発しやすい言葉を使用しすることで発語を促せる
  • ボリューム満点の絵本のため、たっぷり絵本の時間を楽しめる
  • 言葉が分かると楽しみが増えるので、どんどん好きになっていく

主婦の友社から出版されている「あかちゃんごおしゃべりえほん」は、赤ちゃんが早く覚える言葉を使用して作られた絵本です。「まんま」「わんわん」など、発生しやすく覚えやすい言葉を集めており、子供の発語を促せる作りとなっています。

全96ページと大ボリュームのため、子供の集中力に合わせて読み聞かせ、真似しやすくするために同じところを何度も読んだり翌日に続きを読んだりしましょう。

ストーリー性はありませんので、子供が気になるページから読むのもこの絵本の楽しみ方の1つです。

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おすすめポイント

1歳ごろの子供は徐々に言葉を話し始める時期ですが、上手く話せない子もいます。「あかちゃんごおしゃべりえほん」は、発音しやすい言葉だけを選んでいますので、絵本や読み聞かせの真似がしやすく発語を促してくれる効果も。

そのため、「発語の練習をさせたい」「言葉を覚えさせたい」と思っている親御さんにおすすめの一冊ですよ。

さらに、身近なものと言葉が結びつくと違った楽しみが増えるため、2歳~3歳ごろまで楽しめるのもポイントです。


【2歳】絵本の人気おすすめ商品7選

続いて、2歳頃の子供におすすめの絵本ランキングを紹介していきますね。2歳になると、自分でできることが増えて周りのものに興味を持つことが多くなります。

そのため、絵本と日常生活が重なるものや、なるべく多くのものが描かれている絵本がおすすめですよ。


2歳おすすめ1. ノンタンおしっこしーしー

ノンタンおしっこしーしー (赤ちゃん版 ノンタン3)
おすすめポイント
  • 「しーしー」という繰り返すリズム音が真似しやすく楽しめる
  • おしっこを自主的にする感覚を身につける練習ができる
  • 排泄する方法を簡単に知れるため、トイレトレーニングへと誘導しやすい

偕成社から出版されている人気キャラクターノンタンが登場するシリーズものの一冊「ノンタンおしっこしーしー」。「しーしー」というというリズム感の音がどんな音なのかということから物語が始まりますよ。

絵本の中では、おむつやおまる、トイレと様々な方法で「しーしー」というリズムと共におしっこをします。そのため、最初は繰り返し聞こえるリズムを楽しく読めて、徐々に排泄方法の種類やおしっこの仕方などを学べる内容となっているのです。

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おすすめポイント

「ノンタンおしっこしーしー」は、リズム感の楽しさとトイレへの親しみやすさの2つが特徴の絵本です。2歳を過ぎるとトイレトレーニングを開始したい親も増えてくるため、トイレへと関心を向けさせる絵本としておすすめですよ。

さらに、「ノンタンと一緒に」「ノンタンのマネをして」など、トイレへの抵抗感をなくすこともできます。おまるやトイレが苦手な子やおむつを卒業させたい時に読み聞かせしたい一冊です。


2歳おすすめ2. ぜったいに おしちゃダメ?

ぜったいに おしちゃダメ? (サンクチュアリ出版)
おすすめポイント
  • ルールを破ることの楽しさやワクワク感を味わえる
  • 自分の気持ちと決められたルール、どちらを守り優先するのかを考えられる
  • 自分が絵本の世界に関わることで、物語を実際に体験できる

サンクチュアリ出版から出版されている「ぜったいに おしちゃダメ?」は、物語の中に1つだけルールがあります。それは、登場するボタンを絶対に押してはいけないこと。しかし、物語の中はこのボタンを押すことで楽しめるという、矛盾のようなお話です。

実は、この絵本は子供特有の好奇心とイタズラ心を刺激し、やってはいけないことをする楽しさを教えてくれます。ボタンを押してはいけないけれど押したらどうなるのか、このワクワク感が子供を絵本の中に引きずり込みますよ。

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おすすめポイント

2歳頃の子供はイヤイヤ期に入ったり、1人で何でもやりたがったりと自主性が特に強く現れます。「ぜったいに おしちゃダメ?」は、ルールを破ることで楽しいことが起こるので、イヤイヤ期の子供だからこそ楽しめる内容が満載です。

さらに、ボタンを押すことを自分の意志で決定でき、自主性を促すこともできます。2歳児の気持ちとマッチする内容のため、絵本を読み聞かせたくても言うことを聞いてくれない時などにおすすめですよ。


2歳おすすめ3. おでかけの前に

おでかけのまえに (幼児絵本シリーズ)
おすすめポイント
  • 自分や家族の準備に照らし合わせることで、物語をより楽しめるようになる
  • ピクニックの待ち遠しさが表情豊かに書かれており、その可愛い姿に絵本へ集中してくれる
  • 子供の大切な気持ちを親が学ぶことができる

福音館書店から出版されている「おでかけの前に」は、タイトルのようにお出かけ前の準備に焦点を当てた絵本です。ピクニックへ行くのが待ちきれない主人公が、前日や当日にソワソワしながらお出かけを楽しみにしている様子が丁寧に描かれていますよ。

物語の中では、ピクニック当日に忙しいお母さんやお父さんのためにお手伝いをしますが、全て失敗してしまいます。しかし、そのことを両親は怒らず優しく見守り、手伝いたいという子供の自主性を大切にする優しさが感じられる絵本です。

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おすすめポイント

「おでかけの前に」は、両親から頼まれたのではなく、様子を見ながら自分からお手伝いをしていく物語です。しかし、行動の全てが上手くできず、その姿に子供は自分の姿を重ねることで、身近な物語として楽しんでくれますよ。

また、子供の優しい気持ちが描かれているため、大人が子供の気持ちを学ぶこともできます。子供と親が一緒に優しさを学べる一冊となっており、読み聞かせの時間を大にしたい人におすすめです。


2歳おすすめ4. はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
おすすめポイント
  • 歯ブラシを列車に見立てることで、歯磨き中の口の中の出来事を客観的に理解できる
  • 主人公が歯磨きを嫌っており、子供が絵本の内容に共感しやすい
  • 歯磨きへの苦手意識を少しずつ変えられるため、歯磨きに前向きになれる

アリス館から出版されている「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」は、歯ブラシを汽車に見立てた絵本です。はぶらしれっしゃが進んでいくと、歯に挟まった多くの食べ物と出会い、主人公の歯を綺麗にしていく物語となっています。

この絵本で重要な部分は、主人公が歯磨きを嫌っていることです。このポイントが子供の共感を呼び、主人公が楽しんでいる姿から歯磨きの抵抗感をなくして前向きに取り組んでもらえるように作られています。

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おすすめポイント

歯磨きが苦手な主人公が登場するため、「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」は同じように歯磨きへの苦手意識を持つ子におすすめです。特に、電車が好きな男の子ほど面白さにハマりやすくなっています。

また、歯磨きの前に読み聞かせることで、絵本の真似をして歯磨きに前向きになれるのもポイント。この絵本を用いて、まずは苦手意識を軽減し、歯磨きへのハードルを低くすることから始めていきましょう。


2歳おすすめ5. くだもの

くだもの (幼児絵本シリーズ)
おすすめポイント
  • 美しく大きな絵が果物を理解しやすく、子供の興味を惹きやすい
  • 全体像と食べられる状態の過程をママが教えることで、より子供が興味を示せる
  • 食べ物への関心が強くなるため、食育にも役立てられる

福音館書店から出版されている「くだもの」は、大きくリアルに書かれた果物が特徴的な絵本です。食べやすくカットされた絵が描かれることで、果物全体をしっかりと認識するのに役立つ内容となっています。

こちらの絵本にはストーリーが無いため、好きなページから読んだり見たりできるのも魅力。また、果物から食べられるまでの過程は書かれていないため、その過程を親が教えればより子供の興味が強まり、食事やおやつの時間を楽しめる一冊ですよ。

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おすすめポイント

「くだもの」は写真のように綺麗な絵で果物の特徴を知れるため、食べ物への興味を与えるために役立つ絵本です。特に、普段切ってから子供に出している場合には、おやつの前に絵本を読み聞かせることでより果物への興味がわきますよ。

さらに、本物を剥いたり切ったりする工程を見せられれば、調理への関心も強くなるでしょう。そのため、ママの真似をしたがる女の子ほど喜ばれる絵本です。


2歳おすすめ6. やさいさん

やさいさん (PETIT POOKA) 0~3歳児向け 絵本
おすすめポイント
  • 野菜の形や葉っぱなどを詳しく見ることができ、食育に活用できる
  • 野菜が現れるところは仕掛け絵本になっており、ダイナミックな表現で楽しめる
  • 絵本のストーリー通り、どんな野菜なのか当てっこしながら楽しむと理解が深まる

学研プラスから出版されている「やさいさん」は、野菜の姿や育っている環境を楽しく描いた絵本です。お話は、土の中などにいる野菜がかくれんぼをしており、少しだけ見える葉っぱなどの形からどんな野菜なのかを当てていく物語となっていますよ。

キャラクターのように描かれているやさいさんですが、葉っぱの形や生え方などがとても丁寧に書かれています。

そのため、初めての野菜図鑑のように扱うこともでき、調理した後の姿ばかり見ている子供ほど楽しめる一冊ですよ。

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おすすめポイント

「やさいさん」は普段見えない葉っぱの部分などまで正確に描かれているため、野菜の形や特徴をしっかりと覚えられます。

そのため、スーパーや調理前などに実物を見せてあげると子供の理解が深まり、どんな野菜がどのように調理されているのかを教えることもできるのです。

また、実際の野菜や調理を知ることで、おままごと遊びの想像力がよりリアルになるので、女の子に読み聞かせたい一冊となっています。


2歳おすすめ7. きんぎょが にげた

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)
おすすめポイント
  • 絵の中に隠れた金魚を見つけていくため、他のものとの差異を見極める練習ができる
  • 見つけられたことを親が褒めることで、隠れている場所を覚えても褒められたい欲求を満たせる
  • 金魚以外のものも描かれているため、ものの名前や形を覚えるのにも適している

福音館書店から出版されている「きんぎょが にげた」は、1匹の金魚が金魚鉢から逃げるところから始まります。読者である私達が、どこに金魚が隠れているのか絵から想像して見つけていく物語となっていますよ。

水玉のカーペットや飴玉が入った瓶の中など、ページをめくる度に様々な場所に金魚が逃げて隠れています。「金魚はどこにいるのかな?」と、いろんなシーンから子供と一緒に金魚を探しながら楽しめる絵本です。

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おすすめポイント

「きんぎょが にげた」は金魚を見つけていく物語ですが、ページの中には様々なものが描かれています。そこで、金魚以外でも「帽子はどこにある?」など、他のものを見つける遊びからものの形や名前を覚える練習もできるのです。

そのため、金魚の場所を覚えた後でも何回でも遊べる魅力があります。また、問題を出したり褒めたりと、自然に子供とのコミュニケーションをとれるため、なかなか時間が合わないパパの読み聞かせにぴったりです。


【3歳】絵本の人気おすすめ商品7選

3歳になると言葉の吸収力が高くなり、文章を自分で読みながら理解ができるようになります。そのため、長めの物語に挑戦することで、語彙力を高めてあげるのがおすすめです。

それでは、絵本の人気ランキングから子供の能力を引き出す一冊を選んでいきましょう。


3歳おすすめ1. ぐりとぐら

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
おすすめポイント
  • リズム感のある文章が、物語を最後まで飽きさせずに楽しめる
  • いろんなアイデアで楽しもうとする姿が、次に起こる展開を予想させずワクワクさせる
  • カステラが美味しそうに描かれているため、実際に調理するとより絵本の世界を楽しめる

福音館書店から1963年に出版され、日本だけでなく世界各区で翻訳され愛されている「ぐりとぐら」。双子の野ネズミのぐりとぐらが、森の中で大きな玉子を見つけます。

そして、その玉子を使って大きなカステラを焼くことにし、試行錯誤しながら調理をしていく物語です。

物語の中では、カステラづくりだけでなく、卵の運び方や殻の使い方など、様々なアイデアを思いつき実行していきます。上手くいかなくても異なる方法を試していく、楽しく諦めない気持ちが描かれていますよ。

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おすすめポイント

「ぐりとぐら」は少し長めの物語のため、絵本を最後まで楽しめる集中力が必要です。ただ、リズム感のある文章や先の読めない展開に心を奪われる子供も多く、長くても楽しめるように工夫されています。

そのため、今まで絵本に集中できなかった子供に、絵本の楽しさを伝えるために読み聞かせるのもおすすめです。また、おやつの前に読み聞かせ、おやつにカステラを食べてもらえば、より物語が好きになりますよ。


3歳おすすめ2. どうぞのいす

どうぞのいす (【2歳 3歳 4歳児の絵本】)
おすすめポイント
  • 優しさがリレーのように繋がっている姿から、心遣いや思いやりを学べる
  • 「どうぞのいす」の意味の勘違いから始まるため、日本語の面白さを感じられる
  • リズミカルな文章が耳障りがよく、パパ・ママが読み聞かせやすい

ひさかたチャイルドから出版されている「どうぞのいす」は、出版から30年以上経った現代でも愛されているベストセラーです。物語は、ウサギさんが作った小さなイスを、野原の樹の下に置くことから始まります。

イスの上にどんぐりを入れたカゴを置いて、ロバさんが一休みをして眠っていると、そのどんぐりを様々な動物が食べてしまうのです。ただ、食べた動物たちは後に来る動物のために異なる食べ物を入れていき、1つの優しさが連鎖していくストーリーとなっています。

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おすすめポイント

「どうぞのいす」には、言葉の意味の勘違いと他人のことを考える優しい気持ちが描かれた絵本です。ただ読み聞かせをするだけでなく、登場人物の心情などを解説してあげることで、子供の考える力を引き伸ばせますよ。

また、登場人物が全員良い気分になれるのもポイントです。どうしたらみんなが笑顔になれるのかを考えるきっかけにもなり、1人で考え行動し始める3歳頃だからこそ読み聞かせたい絵本です。


3歳おすすめ3. おおきなかぶ

おおきなかぶ
おすすめポイント
  • 1つのことに協力する大切さや、困っている人を助ける親切心を絵本から学べる
  • リズミカルな文章が読みやすく、子供が真似しやすいため、一緒に絵本を読みながら楽しめる
  • 登場人物が多いため、動物や人の名前を覚える訓練になる

福音館書店から出版されている「おおきなかぶ」は、もともとロシアの代表的な民話を訳した作品。おじいさんの植えたかぶが1人では抜けないほど大きく育ってしまい、様々な人や動物が協力してかぶを抜くという物語です。

名作絵本として世代を超えて愛されているこの絵本は、「うんとこしょ、どっこいしょ」というリズミカルな文章が子供の心を楽しくさせます

繰り返し使われる表現は子供が真似しやすく、一緒に読み進められる絵本ですよ。

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おすすめポイント

「おおきなかぶ」はリズミカルな文章で物語が進んでいくため、実際に読み聞かせると意外に短い内容となっています。そのため、長いお話だと最後まで集中できない子供にもおすすめの絵本です。

さらに、リズム感の良い文章は子供が真似しやすいため、内容を覚えていると文字が読めなくても1人で楽しめます。

3歳頃の子供は繰り返される表現を好む傾向があるため、覚えるまで読んでも何回でもワクワクして楽しんでくれますよ。


3歳おすすめ4. かたづけしないとどうなるの?

かたづけしないとどうなるの?: 【すくすく知育編】 (ウルトラかいじゅう絵本―すくすく知育編)
おすすめポイント
  • 片付けをしないデメリットを描かれており、そこから片付けの大切さがわかる
  • 好きなキャラクターだからこそ、セリフに説得力を感じる
  • メトロン星人の言い訳に子供が共感しやすく、物語に入り込みやすい

あいうえお館から出版されている「かたづけしないとどうなるの?」は、ウルトラマンに登場する怪獣を用いた絵本シリーズの一冊。部屋を片づけないメトロン星人がウルトラセブンの忠告を無視していると、本が崩れて下敷きになってしまい片付けの大切さを知る物語です。

親しみのあるキャラクターを用いることで絵本への興味を惹くため、片付けが嫌いな子供でも手を取りやすいのが特徴となっています。全体を通してお説教のような感じがしないため、徐々に片付けへの意識を変化させてくれる絵本です。

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おすすめポイント

「かたづけしないとどうなるの?」は、先に片づけをしたほうが良いと忠告しているところがポイント。アドバイスに言い訳をして何もしない姿は、片付けが嫌いな子供にとって感情移入がしやすくなっています。

さらに、読み聞かせた後は「メトロン星人みたいになっちゃうよ?」と、片付けを促すことも可能です。片付けが苦手な子やこれから片づけの習慣を作りたい時におすすめの一冊ですよ。


3歳おすすめ5. 頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー

頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー
おすすめポイント
  • 1つのお話が3分程度で終わるため、長い物語が苦手な子供でも楽しめる
  • 366種類のお話が収録されているため、毎日読んでいても子供が飽きにくい
  • 読み聞かせから1人で読めるまで、本が好きな子ほど長い期間楽しめる

主婦の友社から出版されている「頭のいい子を育てるおはなし366」は、短時間で終わるように作られた物語が集められています。そのため、集中力が切れやすい子供でもお話が楽しめるようになっているのです。

この絵本の中には、さるかに合戦やごんぎつね、オズの魔法使いなど、国や作家に縛られず366種類が収録されています。中には伝記や落語なども収録されているので、子供の知りたがる欲求をしっかりと満たしてあげられますよ。

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おすすめポイント

「頭のいい子を育てるおはなし366」は、子供が集中できる「3分」という時間に合わせて作られています。長時間じっとできない子でもお話を楽しめるため、長い絵本の読み聞かせが苦手な子供ほどおすすめの一冊です。

また、絵本ではあるものの活字が多くなっているため、文字を覚え始めると1人で読む楽しさを感じられます。要所に漢字が使われており、小学校低学年までこの一冊で楽しめるので、絵本からの卒業を見据えて購入するのも良いですね。


3歳おすすめ6. カンカンカンでんしゃがくるよ

カンカンカンでんしゃがくるよ (のりものだいすき)
おすすめポイント
  • 豊富な種類の電車が登場するため、ページを捲るごとに楽しめる
  • 踏切や電車の通過音がリズミカルで、子供が真似をして遊べる
  • 電車の色や形と名前を一緒に覚えられるため、図鑑よりも子供興味を持ちやすい

新日本出版社から出版されている「カンカンカンでんしゃがくるよ」は、踏切を通過する電車を描いた絵本です。明確なストーリーは特になく、踏切を通っていく多くの種類の電車を楽しめるように作られています。

また、「カンカンカンカン」という踏切の音や電車の通過音が子供の耳には楽しく聞こえ、真似したくなるのも魅力です。列車の編成を数えたり新しい言葉を覚えたりと、好きなものから様々な刺激をもらえる一冊ですよ。

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おすすめポイント

「カンカンカンでんしゃがくるよ」は、全編を通して電車が中心に描かれているため、電車が好きな男の子には定番の絵本です。特に、実際の電車を見に行きたがる子供ほど楽しんでくれるでしょう。

また、物語は夜の終電が通ることで終わります。一緒に遊ぶためだけでなく、夜になったからと遊びを終わらせて寝るように促すように読み聞かせるのもおすすめ。昼夜どちらでも読み聞かせやすい絵本です。


3歳おすすめ7. とけいのほん1

とけいのほん1 (幼児絵本シリーズ)
おすすめポイント
  • 物語を通して、アナログ時計の読み方や時間への興味を身につけられる
  • ○時と○時半の2種類に絞られているため理解しやすい
  • 時間と行動をセットに覚えられるので、少しずつ子供への指示出しが楽になる

福音館書店から出版されている「とけいのほん1」は、時計の長針と短針をキャラクター化してアナログ時計の読み方を学べる絵本。長針と短針のお出かけをどんぐりぼうやが通せんぼし、通してもらうために今何時なのかを教えるという物語です。

さらに、「7時になったらお出かけの準備をしよう」など、時間と行動を結びつけてお話にしています。時計の読み方だけでなく、時間への興味をつけさせるためにも利用でき、子供の知識を伸ばしてくれる絵本です。

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おすすめポイント

「とけいのほん1」は時計の読み方を覚えやすいようにお話が作られており、何度も読むことで自然と時計の読み方をマスターできます。3歳頃はいろんなことに興味を持ち始めるので、興味と学習を結びつけるのにおすすめの一冊です。

「とけいのほん1」では○時と○時半の2種類ですが、「とけいのほん2」になると「分」の細かい読み方を教えてくれます。そこでまずは、時計や時間への興味をもたせることから始め、徐々に細かな数字まで読めるように学習を進めていきましょう。


【4歳】絵本の人気おすすめ商品5選

次は、4歳に人気の絵本ランキングを紹介していきますね。4歳になるとより長い物語を楽しめるようになり、1人でも積極的に絵本を読もうとします

そのため、絵柄の綺麗なものや面白いものなど、気軽に手にできて楽しめる絵本がおすすめです。


4歳おすすめ1. からすのパンやさん

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))
おすすめポイント
  • 登場するパンが美味しそうに描かれており、どんなパンが好きなのか子供との会話が増える
  • 家族で協力して働いている姿が、ママやパパの頑張りを知るきっかけになる
  • カラスの表情が少しずつ異なっており、細かいところに気づけるほど愛着が湧いてくる

偕成社から出版されている「からすのパンやさん」は、1973年に発売されて以来40年以上愛されている定番の一冊。売れないパン屋さんの元になぜか多くのお客さんが来店し、様々なパンを購入していく物語です。

さらに、見開きページ描かれているたくさんの種類のパンは、見るからに美味しそうで多くの子供が心を奪われています。登場するカラスの表情は一匹ごとに異なっており、読めば読むほど楽しさに気づいて好きになる絵本です。

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おすすめポイント

「からすのパンやさん」はカラスの表情や美味しそうなパンなど、細かいところまでこだわって描かれています。物語を暗記するほど楽しんでも、絵を見る度に新しい発見や楽しみが発見できるため、何度でも長い間楽しめる一冊です。

さらに、多くの子供が虜になるパンのページは、自分の好きな形や内容などを選ぶ楽しさがあります。特に、女の子は好きなパンを作ってみたいと思うことも多く、子供のいろんな感性を伸ばしたい人におすすめですよ。


4歳おすすめ2. こんとあき

くろくんとなぞのおばけ (絵本・こどものひろば)
おすすめポイント
  • こんとあき、2人の初めての冒険が優しく描かれており、おもちゃをもっと大切にしたいと思わせる
  • あきを心配し続けるこんの姿に、誰かを優しく思いやる大切さを学べる
  • 子供とおもちゃの関係を描くことで、おもちゃで楽しんでいる子供ほど感情移入しやすい

福音館書店から出版されている「こんとあき」。おばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみの「こん」の腕がほころびてしまったため、主人公の「あき」を直してもらうために2人でおばあちゃんの家を目指す物語です。

電車に乗り遅れそうになったり、犬にこんが連れて行かれたりと、2人の道のりは予想以上に険しく、トラブルの中であきを心配するこんの姿がとても印象的に描かれています。

初めての街へ行く冒険物語なのですが、随所でおもちゃと子供の絆を優しく描いており、大切なおもちゃがある子どもほど絵本の世界を楽しめますよ。

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おすすめポイント

「こんとあき」の物語は、おもちゃと子供の大切な関係性を描いています。壊れそうなこんを直したいあきと、それでも自分よりあきを心配するこん。2人が思い合う姿は、改めておもちゃとの関係を考えさせれるきっかけになるでしょう。

そのため、女の子はもちろん、普段がさつにおもちゃを扱いがちな男の子にもぴったりです。絵本だけを楽しむのではなく、絵本を読み聞かせた後でおもちゃと楽しく遊ぶ時間を作ってあげるのがおすすめの活用方法ですよ。


4歳おすすめ3. ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱのようちえん
おすすめポイント
  • 新しいことにチャレンジしていく勇気と、失敗しても諦めずに進む大切さを学べる
  • 周りの人の助けや、誰かのために行動する大切さを子供に伝えられる
  • 失敗は必要であり、失敗が成功を作り出していることを教えられる

福音館書店から出版されている「ぐるんぱのようちえん」は、1人でいることが寂しくて部屋に引きこもっていたぞうのぐるんぱが主人公。周りのぞうたちが頑張ってぐるんぱを社会に出しますが、どこへ行っても上手くいかず悲しい思いをしてしまいます。

この物語は、ぐるんぱが頑張って行動を起こしても何度も失敗する中で、最後に天職を見つけていくお話です。失敗しても諦めず、失敗はムダではないことを教えてくれる素敵な絵本ですよ。

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おすすめポイント

「ぐるんぱのようちえん」は、何度失敗しても挑戦を続け最後に幸せになれる物語。できないことがあると諦めてしまう子供ほど、ぐるんぱの姿が心に残る大好きな絵本となるでしょう。

そのため、幼稚園で上手くできなかったことや落ち込んでいる時に読み聞かせてあげると、ぐるんぱのように頑張れる力を伝えられます。そっと子供に寄り添えるような絵本を探している人におすすめですよ。


4歳おすすめ4. スイミーちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし
おすすめポイント
  • 力を合わせて工夫をすれば難関も乗り越えられることを教えてくれる
  • テンポの良い文章は、子供も真似しやすく一緒に読んで楽しめる
  • カラフルな色使いで描かれた海の世界は、いろんな想像力を掻き立てる

好学社から出版されている「スイミー」は、小学校の教科書に採用されるなど多くの子供に愛され続けている絵本です。兄弟が大きな魚に飲み込まれてしまうショッキングな内容から始まり、小さな魚たちとともに的に立ち向かう勇敢な物語です。

絵本の中には色とりどりの海の生き物が描かれており、幻想的な世界に子供たちを連れて行ってくれます。勇気を持って立ち向かうこと、考えて工夫をすれば勝てることなど、子供に大切なことをたくさん教えてくれえる一冊です。

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おすすめポイント

「スイミー」は孤独になったスイミーがいろんな生き物に会い、そして難敵に立ち向かう冒険物語です。ワクワクする内容に男の子ほどのめり込み、自分がスイミーになったように楽しめます。

さらに、いろんな海の生き物が登場するため、子供の興味を刺激できるのもポイント。寝る前に読み聞かせることで、夢の中で絵本の幻想的な世界に深く浸れるため、子供をもっと楽しくさせることができますよ。


4歳おすすめ5. ずーっと ずっと だいすきだよ

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)
おすすめポイント
  • 主人公と愛犬の楽しく悲しい物語が描かれ、子供は様々なことに興味や関心を持てる
  • 年齢を重ねることに理解できることが増え、物語の奥深さを何年も感じられる
  • ペットとの向き合い方を学べるため、ペットが欲しい子供と読めば、一緒に過ごすことを考えるきっかけになる

評論社から出版されている「ずーっと ずっと だいすきだよ」は、男の子と愛犬のエルフィーの出会いから描かれている絵本です。男の子とエルフィーは一緒に成長していきますが、徐々にエルフィーは老いていき亡くなってしまいます。

この物語は大切な存在との別れをテーマに描かれており、少し難しい内容です。しかし、何かを愛したり好きになったりできることの大切さや、一緒にいられることの重要性を学ばせてくれる一冊ですよ。

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おすすめポイント

4歳頃の子供、特に動物が好きな女の子はペットを欲しがることも多いですが、ペットと一緒に過ごすことはどんなことなのか深くイメージできません。そこで、「ずーっと ずっと だいすきだよ」を読み聞かせ、改めてペットとの生活を考える時間を作るのがおすすめです。

特に、この絵本ではペットが亡くなることまで描かれており、愛犬の一生を知れます。飼わないための説得ではなく、飼った後の向き合い方を学ばせるためにぜひ読み聞かせてあげてくださいね。


【5歳】絵本の人気おすすめ商品6選

5歳になると1人でも絵本を読むことが増え、続きを待てるようになります。そのため、一度の読み聞かせでは最後まで読みきれないような物語も選択肢に入ります。

また、文字の多い絵本も楽しめるように、絵と文章のバランスも気にしながらランキングの絵本をチェックしてみてくださいね。


5歳おすすめ1. いやだあさまであそぶんだい

いやだあさまであそぶんだい
おすすめポイント
  • 自分が遊びたりなくても、1人では遊べない寂しさを知るきっかけになる
  • 最後まで自分を待ってくれている、お母さんの愛情や優しさを知れる
  • 怒ったり否定したりしない、子供への接し方を親が学べる

アスラン書房あら出版されている「いやだあさまであそぶんだい」は、お母さんの言いつけを守らず、夜になってもずっと遊んでいたい子供が主人公。しかし、一緒に遊んでいた汽車や動物は、もう眠たいから遊びたくないと断られてしまうのです。

この絵本はいつまでも遊んでいたい子供の気持ちが描かれていますが、同時に1人では遊べないことを実感してしまいます。最後に現れるお母さんの優しさが、寂しい子供の心をホッとさせてくれる一冊です。

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おすすめポイント

「いやだあさまであそぶんだい」は、夜になっても遊びたい、遊び足りない欲求を抱える5歳頃の子供なら誰もが共感する物語。一緒に遊ぶ人がいなければ楽しくないことも知れるのがおすすめのポイントです。

また、子供が自分とは異なる考え方や思いを持っていることが分かり、自分の要望を必ず聞いてもらえないことを知れます。寝る前の読み聞かせにぴったりで、遊びたいとぐずっている子供ほど絵本を楽しんでくれますよ。


5歳おすすめ2. おしいれのぼうけん

おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)
おすすめポイント
  • 一緒に罰を受ける2人の主人公たちの友情や、悪いことをきちんと受け止められる心の成長を伝えられる
  • 押入れの中の怖さとワクワクが、身近な冒険に感じて子供の想像力を育ててくれる
  • 罰を与える側の心も知れ、好きで怒ったり罰を与えたりしていないことが理解できる

「おしいれのぼうけん」は、ミニカーの取り合いをしていた2人の主人公が、罰として保育園の押し入れに閉じ込められてしまいます。初めは先生たちに謝らず扉を蹴るなど抵抗しますが外に出られず、諦めかけたときに2人だけの冒険が始まるのです。

押し入れに閉じ込める罰というと現代では体罰のように感じられるかもしれません。しかし、閉じ込めた先生たちの心配そうな姿も描かれており、罰を受ける主人公たちの成長と、罰を与える先生の苦悩を知れる一冊となっています。

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おすすめポイント

「おしいれのぼうけん」は、押入れで起こる身近な冒険物語です。5歳頃の男の子なら同じように押入れに入って、暗くて少し怖い空間を自分なりの冒険で楽しんでくれるでしょう。

この物語のポイントは、悪いことを自分で認めることの大切さと、罰を与えた先生の心配が描かれていること。怒る側と怒られる側の両方の気持ちが描かれているため、怒って少し子供とギクシャクした時に読み聞かせて、仲直りのきっかけにするのがおすすめですよ。


5歳おすすめ3. エルマーのぼうけん

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)
おすすめポイント
  • 語り手と主人公が別のため、本当にあった物語のように感じられる
  • お話は章単位で区切られているため、少しずつ読み聞かせられる
  • 物語で登場する島の地図が付属しており、位置関係などをリアルに感じながら物語を楽しめる

福音館書店から出版されている「エルマーのぼうけん」は、幼年童話の最高峰とも呼ばれている名作絵本です。この物語は主人公エルマーがどうぶつ島の各地を冒険していくお話で、随所に子供をワクワクさせる展開が待ち構えています。

また、「これは僕のお父さんエルマーの物語」と、語り手は別にいてまるで実話かのようにお話が始まるのもポイント。子供にとって友達から話を聞いているように感じ、物語の世界へしっかりと入り込んで楽しんでくれますよ。

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おすすめポイント

「エルマーのぼうけん」が楽しくなるのは、どこかでリアリティを感じるところです。メモ書きされた地図を片手に読み進める時など、冒険が好きな男の子だけでなく、女の子も眼を輝かせて楽しんでくれます。

寝る前など落ち着いた時間に、地図を見ながらどのお話を楽しみなのか子供に聞きながら読み聞かせるのもおすすめ。また、1章ごとにお話が分けられているため、1人でも最後まで読みやすくなっています


5歳おすすめ4. かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ
おすすめポイント
  • 家族の温かさと一緒にいられる楽しさを感じられ、優しさを覚えられる物語
  • カラフルでいろんな姿のかいじゅうたちが登場し、踊っているシーンは子供をワクワク楽しくさせる
  • 子供がどんなことを考え遊んでいるのかを、子供目線で知れる

冨山房から1975年に出版され、40年以上愛されている定番絵本の「かいじゅうたちのいるところ」。いたずら好きの主人公マックスはイタズラの罰で、夕食を食べる前に寝室に追い出されてしまいます。

しかし、寝室はいつの間にか森になっており、思う存分かいじゅうたちと遊び始めます。反省していないように見えるマックスですが、次第に寂しさを覚えてママの元へ戻っていきます。どんなに楽しくても、家族がいることが何よりも楽しいと思わせてくれる絵本です。

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おすすめポイント

「かいじゅうたちのいるところ」は、家族の温かみが最後に描かれていますが、とにかく楽しい内容です。男の子は絵本の中と同じように、王様気分で遊んで楽しめること間違いなしです。

さらに、物語の中でかいじゅうたちが踊るシーンは文字がなく絵だけで表現されているのもポイント。楽しくてつい一緒に踊ってしまう子供も多く、音楽や踊りなどをイメージして想像力を養ってあげたい人におすすめです。


5歳おすすめ5.きょうはなんのひ?

きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)
おすすめポイント
  • まみこのワクワクが一目で分かる笑顔に、子供は惹かれ物語に集中する
  • 両親を思うまみこの優しさが随所に現れており、人を喜ばせる楽しさを学べる
  • 絵本を読んだ子供は同じようにサプライズを仕掛けることもあり、子供の創造性を育てられる

福音館書店から出版されている「きょうはなんのひ?」は、主人公のまみこが両親の結婚記念日をお祝いするためにサプライズを仕掛ける物語。階段の三段目やパパの上着の中など、支持に従って行くとその先に新しい支持が書かれた手紙を見つけます。

この絵本が特徴的なのは、最初のページに描かれた可愛いまみこの笑顔。サプライズの最後には楽しいことが待っていて、でもまだそれを言えない。そんなワクワが詰まった笑顔に、繰り返し読むことで愛らしく楽しめる絵本です。

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おすすめポイント

子供と両親、どちらの優しさも感じられる「きょうはなんのひ?」は、誰かを喜ばせる楽しさや嬉しさを学べる物語です。どんなことをしたら喜んでもらえるのか、5歳頃は人の気持ちを考えられるようになるからこそぴったりの内容ですよ。

さらに、嬉しいことをあえて我慢して伝えないという、楽しい秘密を作ることも学べます。普通に読みかせるのも楽しいですが、あえて家族の誕生日の前に読み聞かせて、一緒にサプライズの準備をするのがおすすめですよ。


5歳おすすめ6. 手ぶくろを買いに

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)
おすすめポイント
  • 母親のために行動する勇敢な子ぎつねの姿に、勇気を出して挑む大切さを学べる
  • 人間と変わらない対応をする帽子屋さんから、相手の気持ちを想像する優しさを感じられる
  • 登場人物の考えや思いを親子で話し合うことで、子供の心を豊かに成長させられる

偕成社から出版されている作家・新美南吉の有名な童話「手袋を買いに」。母親のために怖い人間の元へ手袋を買いにく子ぎつねと、狐と分かりながらも人間と同じように対応してくれる帽子屋さんの心温るお話です。

物語を深く知り楽しむためには、登場人物のそれぞれの気持ちを想像することが必要です。どうしてこういう行動をしたのか、子供と一緒に考えることが優しい心を育てることに繋がり、その時間が子供との大切なコミュニケーションの時間となりますよ。

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おすすめポイント

「手袋を買いに」は、登場人物それぞれが異なる気持ちを持ち、誰かを思いやる気持ちを学べます。そのため、寝る前など落ち着いた時間に読み聞かせ、絵本の伝えたいことや登場人物について話し合える時間を設けるのがおすすめです。

また、作家の新美南吉さんの文章は情景を細かに表現していますが、リズム感が良く読み聞かせがしやすい文章となっています。物語の内容だけでなく、綺麗な日本語を子供に触れさせたい人にもぴったりの絵本です。


【6歳】絵本の人気おすすめ商品4選

最後は、6歳の子供に人気がある絵本のおすすめです。この頃になると小学校への入学などを考え始め、どのような絵本を選べば良いのか難しくなります。

そこで、子供へどのようなメッセージを与えたいのか、考えてもらいたいのかなどを気にしながら、絵本を選ぶのがおすすめです。


6歳おすすめ1. 100万回生きたねこ

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)
おすすめポイント
  • 多くの人生で様々なことをしている猫の姿が面白く、どんなことをしているのか興味が惹かれる
  • 好きな人との時間は大切で、限りのあることだと教えてくれる
  • 少しずつ物語の内容を理解していくことで、子供の心を大きく成長させる

講談社から1977年に出版され、多くの子供や大人に愛されている「100万回生きた猫」。100万回という様々な人生を繰り返し楽しんできた猫が、初めて誰かを愛することを知り、失うことを悲しく思う物語です。

生と死という重く難しいテーマを扱ったこの絵本は、全てを理解するには6歳では早いと思われるかもしれません。

ただ、なんとなくでも好きな人と一緒にいる時間はかけがえのないのだと思えることが、子供の心の大きな成長に繋がりますよ。

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おすすめポイント

「100万回生きた猫」は大人向けの絵本と呼ばれるほど、内容が深い物語です。ですが、人生の中で大切なことは何かという、子供の頃にこそ感じて欲しい大切な内容であるため、理解力や想像力が増す6歳頃の子供の読み聞かせにぴったりです。

さらに、年齢を重ねて小学生や中学生になった後で読み返すと、年齢ごとに違った感想や感情を抱きます。何年経っても色あせない大切なことを教えてくれるので、夜など落ち着いたときに優しく読み聞かせてあげたい絵本ですよ。


6歳おすすめ2. 教室はまちがうところだ

教室はまちがうところだ
おすすめポイント
  • 小学校で感じる怖さを前向きに考えさせられる
  • 小学校がどのような場所なのかを子供にイメージさせられる
  • 正解することにこだわるよりも、間違った中で学ぶことの大切さを子供に伝えられる

子どもの未来社から出版されている「教室はまちがうところだ」は、全国の学校で愛されている蒔田晋治さんの有名な詩を絵本化したものです。

小学校に入学した子供たちが最初に対面する恐怖が、手を挙げて発表する瞬間。間違っちゃいけないというプレッシャーが怖く感じてしまうのです。

そこで、この絵本では初めから正解を発表できることはなく、間違いながら正解を見つけていくのだと表現しています。さらに、間違うことを推奨する詩の内容は、積極的に授業へ参加することの大切さや楽しさを描いていますよ。

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おすすめポイント

6歳頃になると、保育園や幼稚園から小学校へと環境が変化し、今までとの違いに不安を感じる子供も少なくありません。そこで、「教室はまちがうところだ」で描かれている間違うことの大切さを子供に伝え、前向きな気持ちで授業に取り組めるように背中を押してあげましょう。

また、小学校1年生の時に身についた授業への取り組み方は、高学年になっても進学しても変わりません。子供が感じる勉強への苦手意識を早めに取り除くためにも、おすすめの一冊です。


6歳おすすめ3. 大どろぼうホッツェンプロッツ

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 2007)
おすすめポイント
  • 知恵を絞って大泥棒を捕まえようとする主人公たちの姿に、ワクワクしながら物語を読み進められる
  • 全184ページと物語は長いため、複数回に分けて読み聞かせができる
  • 読み応えのある内容のため、1人で読破した時には達成感や読書の楽しさを改めて感じられる

偕成社から出版されている「大どろぼうホッツェンプロッツ」は、ドイツで生まれた新しい定番童話。大泥棒ホッツェンプロッツに盗まれたおばあさんの大切なコーヒー挽きを取り戻すため、カスパールとゼッペル、2人の少年が冒険をしていく物語です。

子供たちの発想の豊かさと、華麗にかわしていくホッツェンプロッツのやり取りは、子供の心をワクワクドキドキさせてくれます。大魔法使いや妖精といった他の登場人物も個性的で、どのように大切なものを取り戻すのか、最後まで予想がつかない展開を楽しめますよ。

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おすすめポイント

「大どろぼうホッツェンプロッツ」は全184ページとボリューム感のある絵本です。何回にも分けて少しずつ読み聞かせることで、どのようにお話が進むのか考える時間を与えられるため、子供の想像力を養うことができますよ。

さらに、一般的な絵本よりも1人で読破するハードルが高いのも特徴の1つ。この絵本を1人で読み終えられれば、読書の面白さや自信にも繋がるため、今後の読書のきっかけを作りたい人におすすめですよ。


6歳おすすめ4. わすれられないおくりもの

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)
おすすめポイント
  • 物語を通して身近な人との別れについて、子供に考えるきっかけや気付きを与えられる
  • 卒園や入学などで離ればなれになってしまう友達との別れを前向きに考えられる
  • 成長する中で物語の理解度や共感度が変化するため、子供心境に合わせて何度も読み楽しめる

評論社から出版されている「わすれられないおくりもの」は、身近な人を失った悲しみからどうやって乗り越えるのかがテーマの絵本。手紙を残して亡くなってしまった人気者アナグマと、残された動物たちの悲しさと楽しさを同時に描いた物語です。

物語の中では、アナグマとの思い出を語り合ったり、アナグマが残してくれた考え方などに気付いたりしながら悲しみとの折り合いを付けていきます。

そして、季節が変わる頃には楽しい思い出に変わっており、死との向き合方を教えられる絵本となっていますよ。

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おすすめポイント

「わすれられないおくりもの」は、死との向き合い方を教えてくれる絵本ですが、広い意味では「別れ」との向き合い方を学ぶこともできます。

6歳頃は卒園や入学などで、仲の良い友達と簡単に会えなくなることも多いため、離れることを悲しんでいる子供に読み聞かせたい1冊です。

また、物語を読む年齢によって、絵本から感じ取れることが変わります。成長ごとに新しいことに気付かされる内容のため、長く子供の心の成長を支えられる絵本を求める人におすすめですよ。


上手な読み聞かせ方/読み聞かせのコツとは?

読み聞かせは絵本の内容だけでなく、大人がどのように内容を伝えるのかで子供の集中力や理解度が変わります。そこで、上手な読み聞かせができるようになる4つのコツを紹介しますね。

これから読み聞かせを始める人だけでなく、もっと子供に集中してもらいたいパパやママも参考にしてみてください。


コツ1. 子供がリラックスできる環境を作る

親の声は子供を落ち着かせる効果があり、緊張や不安を抑えてくれます。そこで、子供を寝かせるために読み聞かせをする場合には、ひざ枕や部屋を少し暗くするなど、子供がリラックスできる環境を作ってあげましょう。

また、子供がリラックスしていると絵本に集中しやすくなります。ひざの上に座らせたりテレビを消したりして、子供が落ち着ける環境を整えてから絵本の読み聞かせを始めると、絵本だけに集中してくれますよ。


コツ2. ゆっくりはっきり丁寧に読み上げる

子供にとって絵本の内容は分からないことが多く、理解するためには時間がかかります。会話と同じような感覚で読み聞かせてしまうと、子供が物語の内容をしっかり把握できず集中力が途切れてしまうのです。

そのため、聞き取りやすく頭の中で整理ができるように、ゆっくりはっきり読み聞かせることが大切ですよ。さらに、読み終わってもすぐにページを捲らず、絵を見る時間を確保するためにゆっくり捲るようにしましょう。


コツ3. お子さんの反応を確認しながら読む

何度も同じ絵本を読み聞かせていると、今までとは異なる部分に興味を持ち始めます。隅にいる登場人物の行動や何気なく置かれたオブジェなど、様々なところが気になり始めるのです。

実は、絵本の中には意図的にこうした発見ができるように工夫されているものがあります。そこで、読み聞かせ中の子供の反応を確かめながら、興味のある部分を膨らませされるように読むと、子供の想像力や理解度がより向上しますよ。


コツ4. 質問や疑問に答えてあげる

読み聞かせをしていると、子供が分からないことを聞いてきます。分からないままだと絵本の内容の理解やイメージが難しくなるので、なるべく答えてあげて絵本の内容を理解しやすくしてあげましょう。

ただし、説明に時間をかけ過ぎたり何度も質問に答えたりしていると、絵本への集中力が切れてしまいます。

そのため、簡潔に疑問に答えてあげて、場合によっては答えの絵を指し示すなど、読み聞かせが長時間中断しないように注意してくださいね。


子供が喜ぶ絵本を見つけてあげましょう。

絵本の読み聞かせは、子供の想像力や語彙力などを伸ばす優れた遊びの1つです。しかし、絵本の内容と年齢、読み聞かせ方などで子供の理解度などは大きく変わります。

そのため、子供の好みや年齢などから最適な1冊を選ぶことが大切です。面白い絵やシリーズものなど、子供が楽しめて学べる絵本を読み聞かせてあげてくださいね。


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